いよいよ3月となり、春のおとずれです。
この2週間の間に、いろんな現象を見せられていますが、皆さんにお伝えすべき重要なことをお話しておかねばなりません。
それでは、お風呂に入って、耳の裏を特にきれいにしてよくお聞きください。
前回、「 胃 」のケアーに関して、胃がんは、本来、防ぐことができる疾患のようだとお知らせしました。
そして、胃そのものの粘膜の異常が、実は、‘蕁麻疹’や‘鼻アレルギー’にも深く関係している可能性もあるということです。
皮膚の「 膚 」という漢字に「 胃 」という文字が入っているのは、真理をついているわけです。
そして・・・・
以前、紹介した‘国手’とまで言われ、難病をたくさん治癒させた徳永医師という方の言葉に、このようなものがあるのです。
「 鼻の通りが悪いのは、鼻の粘膜が悪い証拠です。 」
「 そこで、次の治療法を試してください。 」
「 足の膝に‘三里のツボ’というのがあります。 」
「 三里は、‘胃経’のツボで、ここを刺激してあげると、鼻の通りはよくなります。 」
「 刺激法は、まず正座して、スネを外側に出し、そのまま体をずっと後ろに倒します。」
「 すると、モモの前面やひざ下がギュっと引っ張られ、胃経のツボラインが刺激を受けるのです。 」
「 この胃経は、鼻の粘膜をコントロールする作用がありますから、鼻の不快は解消します。 」
「 だいたい一週間あれば完治するでしょう!! 」
「 即効的に鼻詰まりを解消したければ、三里にお灸を吸えると良いでしょう。 」
「 ただし、再発を防ぐのであれば、根気よく胃経の経絡を刺激してあげることが大切です! 」
という内容があるのですが、これなどは、ズバリ、胃に作用させるものが、鼻の粘膜にも直結しているということを見抜いているわけです。
調べれば調べるほど、たくさんの難病を救った実績のある方は、本質が学べるということを痛感せざるを得ません。
今の医薬品のような、根本から改善させるという観念はまったくなく、ただ、症状を抑えるだけという内容とは天と地の違いがあります。
ですから、この徳永医師の残してくれている言葉を徹底的に観察するのです。
さらに・・・・
これも、以前紹介している江戸時代に超長寿を達成していたとされる万平という百姓の記録があります。
万平は、243歳、その妻・たくが222歳まで生きていたという秘密こそ・・・・・
家伝来に伝わっていたあるお灸の作法を素直にしていると、家族全員が長命になってしまったと。
そのお灸をしていた位置こそ・・・・
「 足の三里 」
だったということです。
「 足の三里にお灸をしていると、ガンのエネルギーがかなり消滅していく 」
というコメントがあり、ここにきて、「 足の三里 」という、人間にはわからない隠された叡智がクローズアップされてきました。
‘奥の細道’を書いた松尾芭蕉が、「 足の三里 」にひたすらお灸して、何千キロを踏破したことは、何をかいわんやです。
重なって見せられる象意には、必ず天の意思があり、店主も可能な限り観察眼をもって、今までの知識を総動員して解読していきます。
この三里に刺激を与えるということは、素晴らしい福音を私たちにもたらせてくれる可能性に満ちています。
その三里の刺激法で、お灸をはじめ、有効な方法を編み出すのが、わたしたちの責務です。
まずは、三里の正しい位置を知らねばなりませんが、店主にはツボ測定器があるので便利ですが、
皆さんは、ネットに載っている図で、だいたいの三里の位置を確認してください。
よくわからないという人は、徳永医師のコメントにもあった、スネを外に出して上体を反らす体操をすることです。