さて、前回の最後に" ツボの秘密 "を研究中だとお話をしました。
今回は、そのツボのことについて少しお話をしてまいりたいと思います。
それでは、ここで、ありえない実話からご紹介していきましょう。
ある老齢の方がおられました。
その老齢の方は、見えない存在の方とお話ができる特異な力がありました。
歳も80歳くらいでしたので、見えない存在の方々も、その方に体をいたわるように声をかけてきたのでした。
「無病息災、不老長寿の養生法に精通している方をお連れするから、お話を詳細聞くが良い・・・」 と。
そこで、その見えない存在の方は、歴史の教科書に出てくる有名な○○をお呼びしたのでした。
「三河の国、松平伊豆の守様のご領内の小泉村に万平という百姓がいた。」
「当年、辰年に二百四十三歳になり、・・・・・・・」
「万平一家は、すべて長命であり、妻たくが二百二十二歳、万平のせがれ万吉が百九十六歳、その妻ハンが百九十三歳、そのせがれの万蔵が百五十三歳、万蔵の妻やはが百五十一歳であった・・!!」
「松平伊豆の守様が長命の秘密の秘伝をお聞きになった時、万平は、特別にというものはなく、○○にお灸をすえているだけであります・・と答えたという。」
と、なにやら不思議な、ギネス記録も吹っ飛ぶような信じられないお話をして頂いたのでした。
そして・・・・
どうしても信じられないので、80歳の老齢の方は、三河の国に小泉村という村が本当にあったのかどうか、ある人に調査を依頼したのでした。
その結果、 「小泉村という村名はない」 という返事が返ってきたのでした。
そこで、見えない存在の方に、
「小泉村という村は調べてもらったが無いということですので、万平の話も作り話としか思えないのですが・・・??」
と、素直に尋ねたところ・・・・
「わたしたちが、うそを教えることは絶対にない! 信義不明というのなら、証拠を与えて実証するから、今しばらく待っておれ!」
と返答し、その月のある席上で、この一連の話をしていたところ、出席していた一人が、
「自分の家は旧家で、昔の書類が蔵の文庫に保存してあるが、その話の書類があったと記憶していますので、後日お見せします」
ということになり、本当に万平の記録を書きつづった書類が出てきてしまったのでした。
これには、80歳の老齢の方も、ただただビックリするしかありませんでした。
それでは、肝心の万平さん一家が長命になってしまった秘訣とは・・・・・
万平さん曰く 「先祖伝来の作法で、怠らず一貫してお灸を○○にすえているとだんだんと効果が現れて、長寿になってしまった」 と。
その先祖伝来の作法とは、いかなるものかと言えば、
「1日には左足の○○に11、右足の○○に10」
「2日には左足の○○に10、右足の○○に9 」
「3日には左足の○○に11、右足の○○に11」
「4日には左足の○○に10、右足の○○に11」
「5日には左足の○○に10、右足の○○に9 」
「6日には左足の○○に△△、右足の○○に△△」 △は秘密です。
「7日には左足の○○に△△、右足の○○に△△」
「8日には左足の○○に△△、右足の○○に△△」
というような、ツボへの刺激法だったのでした。
では、この○○とは、一体、何というツボだったのか??
それこそ、ズバリ・・・ツボのまさに王者として君臨しているといっても過言ではない" 足の三里 "だったのでした。
皆さんも、"足の三里" の名前は聞いたことはあるでしょう!
松尾芭蕉などは地球一周以上に歩いたと言われ、毎日、"足の三里"にお灸をしていたことも有名です。
この" 足の三里 "は、研究の興味が尽きない魅惑の場所なのです。
"足の三里"は、もともと胃径のツボで、胃腸などの消化器系の健全度を確保したり、
下の歯の痛みに効くツボや鼻の疾患に効くツボに対応しており、花粉症にも有効ですので、現代病にもピッタリと対応できるのです。
そして・・・
この足の三里と同様、はずすことのできない万能のツボがあるとすれば・・・
やはり、・・・" 合谷 "というツボを上げざるをえません。
この" 合谷 "というツボは、まさに、鎮痛効果の代名詞ともいえるもので、抜歯も麻酔なしでもできるという実証性があるものなのです。
現在、歯科医の先生の中でも500件以上は、この" 合谷 "に鍼や特殊な刺激を与えて無痛で抜歯をしているのです。
ですから、この足の三里と合谷だけでも知って、有効に活用して頂ければと思うのです。
それぞれの位置については、ネットで詳しく載っていますので、お調べ下さい。