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濃度が濃ければ効果が倍増するか? |
現在、ガンを始めとする難病に罹っておられる方たちは、それこそ命がけで、非常に高価な健康食品を買っておられます。 店主は何千人というお客様とお話をしている際、一つ気づいたことがあります。 それは、お医者様を始めとして薬剤師、健康食品販売者も、99%以上の方たちが、健康食品でも薬でも「濃度が濃いほど効き目が高い」と思い込んでいるということを・・・! 「当社のアガリクスは、一般のアガリクスに比べ、有効成分のβーグルカンが2倍多く含まれているから、効果も2倍ある!」 なんていう広告をよく見受けますが、一見もっともらしく聞こえますが、では、量を2倍多く飲めば2倍効果が出るのであれば、例えば1日に100mg飲んでくださいと指定しているのなら、10倍の1日に1000mg飲めば10倍効果が出なければならなくなり、規定の100倍でも飲めば100倍効かなくてはならないことになり、ほとんどの症状は治っていなければならなくなります。 こういうと、医療関係者の方ほど、「量と効果が単純に比例しているわけがない!」と反論されるでしょう。 しかし、現実は・・・・・・? 薬剤師の先生方でも、売っている健康食品で、お客様から
という会話に、ほとんどなっています。 ここまでお話すると、皆さんもおわかりでしょう。 そうです!効かなければ、どんどん量を増やせとしかいっていないのです! この問題に関して、興味深いデーターがあります。 それは、抗がん食品として有名な‘AHCC’という健康食品を、1g、3g、6gと3通りの量を飲んだときのガンの重量がどのように変化していくか、というもので、「濃いほうが効果が上がる」とういう常識では、当然6gが最もガンの増殖を抑えるという結果が出るだろうと研究者も思っていたのです。 しかし、結果は違っていました。 なんと、3gの摂取のほうが6gより、ガンの増殖を半分以下に抑えていたのです。 この結果を見て、店主は確信したのです。 「濃度が濃いほうが効果がある」という常識は間違っている、と。 いろんな文献を調査していると、漢方の大御所の中国の経験を積んだ治療家は、ガンの方には、お茶でも1番煎じは捨て、2番煎じのものをわざわざ飲ませるのだそうです。 もちろん、2番煎じのほうが濃度が薄いに決まっています。 これは彼らの長年の経験から学んだものなのでしょう。 そして、このようなことを捉えて、「無茶苦茶」という言葉があります。 ‘お茶がない’ということもダメだけれど‘苦い’すなわち‘濃い’お茶もダメですよ!と。 後述する、飲み続けることによる‘慣れ’の問題や、この‘濃度’の問題は非常に重要なポイントです。 このように、皆様も、‘医学の常識の非常識’にもう少し目を向けてください。 |
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