検査数値についての考え方(超重要) |
ここで、皆さんに、ぜひ、知って頂きたいことがあります。 それは、今回、ご紹介した尿検査によるポリアミン測定ですが、この測定数値というものには、必ずといってよいほど‘個人差’があります。 この個人差というのが、実は大いなる‘クセモノ’で、現在、コレステロールの基準値も大きく幅が広がっているように、その人にとっての正常値というものを知ることは至難の業なのです。 例えば、仮に、このポリアミンの検査数値の正常基準値が50以下とします。 ある方が1回目の検査で21という結果を出しました。 そして、半年後に2回目の検査で23という結果でした。 さらに、半年後の検査で22でした。 しかし、さらに半年後の検査で40という数値を出しました。 ここです!まだ0.5ミリや1ミリの微小かも知れないが、ガンの活動が活発になって、勢いをつけ始めたと店主が判断する時期は・・・! (40という正常基準値にも入っているにもかかわらず・・・) 皆さんもおわかりですね! 本当は、このポリアミンの検査は、まず、ガンにはなっていないであろう、という時期に自分のポリアミンの数値の傾向性を知ることこそが最重要なことなのです。 お医者様たちは、腫瘍マーカーでも、このポリアミンでも、‘ガンの方でも正常値に入っているよ!’と言って、ほとんど‘腫瘍マーカー’や‘尿検査’を重要視していません。 あくまで、よほどガンが大きくなって内視鏡やレントゲンで見えるガンしか相手にしていないのです。 だから、ほとんどの方が助からないということになっているのに・・・! そうじゃないのです。 必ず、体の異変は、尿検査にも反映しているのです。 先の例では、ある方の正常値はポリアミンが22前後であったにも関わらず、40とポンと跳ね上がったという、この上昇度こそ重要なのです。 ですから、調子が悪くなってから検査をするのではなく、健康であろうというときほど、この検査の意義があるといえましょう。 ここをしっかり認識しないと、通常の健康診断と同じくらいの価値しかなくなりますので、あえてこのページで補足させていただきました。 店主謹白
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