さて、今年も11月を迎え、終盤となってまいりました。
皆さんは、昨年から今年にかけて、何か進歩、進化したと思えることはあったでしょうか?
「 いやいや、毎日の生活で忙殺されているので、新しい発見、気づきなどあるわけないよ!! 」
という声も聞こえてきそうです。
とはいえ、そうは言っている店主にも、別段、新しい発見、気づきがあったわけではありません。
ただ・・・・
人間の身体の神秘には、驚かされている所は大きいのです。
例えば、最近、眼の奧が痛くて困っている人がいたので、アドバイスしました。
「 眼の奧が痛いということで、目薬をするよりももっと良い方法があるよ! 」
「 それは、肝臓の経絡を刺激してあげることだよ! 」
「 肝臓と眼は密接な関係があるし、肝機能が落ちて眼にきている人にはドンピシャだよ! 」
「 ちなみに、肝臓の経絡は、足を使うんだよ! 」
「 足の甲の親指と人差し指の間の溝を足首の方向で止まる所に‘ 太 衝 ’というツボがあるからね! 」
「 そこをしっかり圧すと、眼がシャキっ! としてくるはず! 」
「 僕がまずはやってみるから、どうなるか待ってみて! 」
ということで、足の甲にある「 太 衝 」をじんわり圧したのでした。
すると・・・
「 アっ痛い! それ、めちゃ痛い! 」
と叫びながら、顔をしかめながら、ギブアップしたのでした。
しかし・・・7分ほどしていると、
「 あれっ!? 眼の痛みがなくなってきた! 」
と驚きの声を上げたのです。
これぞ、まさに
「 眼 = 肝臓 」
を証明するかのような効現だったのです。
目薬よりもよほど良いし、即効性があります。
腰痛を足だけで改善させてきたりと、こんなことを繰り返すたびに、人間の身体の神秘を感じているわけです。
ここでもう一度、重要な格言を!
「 痛い所に原因なし! 」
これが店主の行き着いた観察であり、確信です。
ですから、眼が疲れてショボショボしきた、痛みすら出てきた、というのであれば、
「 足の甲の‘太 衝 ’を圧す!! 」
ということを、まずはお試し下さい。
それで、眼の不快感に改善が見ることができれば、
「 経絡というものが全身に繋がっている 」
ということが理解できるようになります。
ツボや経絡を軽視している人などは、自分の身体で体感するしか説得できないかもしれません。
ここで、もう一つ重要なツボを!
それは、言うまでもなく、「 太 衝 」を紹介するときは、必ずペアーになっているもう一つのツボも紹介しなくてはならないのです。
それこそが、今まで何度も紹介してきた
「 足の薬指と小指の間の溝の下にある‘ 臨 泣 ’」
であり、腎臓のツボです。
思い出しましたか??
「 太 衝 」と「 臨 泣 」は、切り離しては考えられない超重要点です。
この「 臨 泣 」だけで緑内障の改善にも役立つと言われているくらいです。
治療家の先生の中には、
「 眼球が柔らかくなる! 」
と指摘する方もおられます。
どんな治療をしても、肝臓と腎臓の気が上がらなければ、すぐに戻りがあるということも強調してきました。
ですから、自分でできるセルフケアーでは最高峰である、この
「 太 衝 」と「 臨 泣 」
の刺激は、毎日、お風呂でもどこでもできますので、しないともったいない限りです。
薬やサプリで改善できるものもありますが、まずは、自分の身に備わっているものでも対応できます。
「 自分にできるはずがない! 」
という思い込みが強い人が多いので、説明しても無駄か! と店主も半ば諦めている所もあります。
しかし、活字に残しておかねば! と自分に言い聞かせている今日この頃です。