さて、前回は、波動測定器で、「 海 馬 」の力が弱ってきている傾向の方が多くなっているということでした。
脳細胞は、歳とともに減っていくという常識も、過去のものとなっています。
今は、何歳になっても脳神経は、‘ 刺 激 ’によってドンドン増えてるということが言われるようになっています。
ここで、もっとも重要なことは、やはり、
「 刺 激 」
というものがキーワードとなります。
骨密度も上げるには、いくらカルシウムやビタミンDをとっても、そう簡単に上がりません。
なぜか??
これは、宇宙飛行士を例にとると、もっとも分かりやすいでしょう。
そうです! 当初、NASAが困ったことに、宇宙空間では、いくら宇宙飛行士がカルシウムをとっても、骨の形成には役に立たず、ほとんどが尿に出て行ってしまったのです。
宇宙空間で浮いている身体では、骨を丈夫にして身体を支える必要性がなかったからです。
この負荷のことを、別名「 刺 激 」と呼んでいるのです。
これは、脳や海馬もまったく同じです。
歳がいけば、なぜ、記憶力が落ちるのか??
その最大の答えは、
「 生活における刺激性のなさ 」
に集結するのです。
ですから、新たな記憶をする必要性の負荷をかけてあげることが最大のポイントとなります。
歳がいけばいくほど、学校のような所も行くことなく、数学や社会、理科の科目の新たな勉強することなく、脳の刺激を与えなくなっていることがダメなのです。
今までしたことのないような頭を使って、イライラするような刺激を与えるのです。
単に、脳の血流をよくするだけでは、海馬は活性化しにくいのです。
世間一般で、
「 記憶力が悪くなった! 」
という言葉がありますが、厳密には間違っています。
人間は、一度、見たり聞いたりしたことは、一生忘れることなく、脳の中に刻み込まれています。
それは、「 催 眠 術 」にかけると一目瞭然です。
「 今から30年前の8月12日の午前9時ごろ、あなたはどこで何をしていますか? 」
という質問に答えることができるのです。
ようするに、脳の中に記憶したテープが消去されているのではなく、
「 引き出すことができない 」
ことを、記憶力が悪くなった、と叫んでいるのです。
ですから、海馬の力を衰えさせないためには、‘引き出すこと’を訓練すれば良いのです。
ということで、海馬の力を強化するためには、
「 今までしたことのないことをする 」
「 記憶の引き出しを強化する 」
というのが手っ取り早い方法となります。
「 今までしたことがないこと 」については、ユーチューブで、
「 脳トレ 」
と検索して、自分がとっつきやすいゲーム感覚でできるものから訓練していくと良いでしょう。
もう一つの、「 記憶の引き出しの強化 」については、
これは、たくさんのことを思い出すのが良いというわけではなく、
「 一つの映像をできるだけ長く思い浮かべるようにする 」
ということがコツといえます。
つまり、好きな芸能人でもお人形でも良いですから、その写真なり人形の容姿をできるだけ長く映像として思い出し続けるのです。
できれば、紙や写真のような2次元空間のものより、人形のようなものを思い浮かべ、それを一方向からだけはなく、360度いろんな方向から観察するように、頭の中でゆっくり想像するのです。
そうすると、一つの像を思い出している時間が長くなっているので、引き出す力が圧倒的に付くのです。
とにかく、平面よりも立体が効果的です。
また、記憶したものを長く覚えているようにするには、
「 場 所 法 」
というものが、記憶力を競うような大会に出る人たちが使う常套手段もあります。
これは、東大医学部や司法試験を余裕で受かった天才である河野玄斗さんの解説をご覧下さい。
ユーチューブで、( 河野玄斗 場所法 )で検索してみましょう。
店主は、4年前の体調が激悪かった時に、眠れなかった時にしていたことは、
「 小学校時代の級友ほとんどの家の前を通っていく 」
ということを頭の中で想像しながら歩いていた、ということをしていました。
心理学では、
「 人間は、身近な見慣れた風景に覚えたいものとリンクさせると記憶が残りやすくなる 」
ということを発見しているのです。
実際、覚えた対象を単独で記憶するよりも、見慣れた風景に密着させると忘れにくくなるのです。
映像化、視覚化することが‘ 右 脳 ’を使い、残りやすくなるのです。
また、記憶どころか、免疫の向上にも非常に役立つのが、
「 噛むこと 」
であることもそうです。
噛むという刺激によって、歯茎に圧がかかり、それと同時に3,5mlの血液の流入が脳に起こっているのです。
さらに、噛むことは、側頭葉に刺激を入れ、これが何と信じられないことに、
「 股関節まで緩めることができる 」
というオマケまで付いてくるのです。
ですので、噛むことは、あらゆる面でプラスに働いているので、店主は、できるだけ噛むクセを付けるために、
「 ガムを噛む 」
ということを意識的にしています。
老人ホームで認知症になっている人が、改善までしていると言えるのは、
「 噛む 」と「 水分の十分な補給 」
ということは真実です。
また、記憶力を増す食べ物としては、
「 70%以上のカカオ濃度のチョコレート 」
「 魚のDHA 」
「 ビタミンE 」
そして、最近の研究では、
「 ハイビスカスのお茶 」
でもアルツハイマーにも有効とのことです。
そして・・・
店主の秘密兵器は、何と言っても、
「 後頭骨のでっぱりのちょっと下あたりの髪の毛を引っ張る 」
ということと、
「 足の親指全体を揉みほぐす 」
「 手の人差し指と中指の指紋部分を揉みほぐす 」
ことです。
後頭骨の刺激は、脳髄液の流れを良くして、アルツハイマーなどの原因となるアミロイドβなどを溜めないようにすることに有効です。
足の親指は、脳に対応しており、親指の内側を柔らかくするだけで、首も柔らかくなるというウルトラCも可能なのです。
これで、首の胸鎖乳突筋も柔らかくなり、整形、接骨院でもまったく歯が立たないムチウチの苦しみも解消できるのです。
ムチウチをしてしまった時には、首自体は炎症を起こしているので、触ってはいけませんし、プロでも触らせてはいけません。
直接患部を触らなくても治せるように、別な箇所からいくらでもアプローチできるようになっています。
首が硬く、いつも肩凝りや頭痛、耳鳴りで困っている人でしたら、ぜひ、足の親指を指先から根っこまでを丁寧に揉みほぐしましょう!!
特に、親指の内側(人差し指側)は、いくら揉まれても痛く感じないくらいまで続けることです。
これで、首コリは、オサラバとなり、脳に酸素がドバドバと入っていきます。