さて、4月となり、新学期も始り、新しい学生服を着て登校する小学生の姿もいつかの懐かしさを感じます。
その新学期は、学校の先生は大忙しです。
その先生で長くお世話になっている方が、自律神経失調症で、学校を5か月間休職していたということを知ったのです。
学校の仕事があまりに忙しく、夜も眠れないくらいになってしまい、2,3日寝ない日が出てきたといいます。
そんなある日、夜中の2時に姉にラインを打ったところ、
「 なんでこんな時間にラインを打ってきたの!! ちゃんと眠てるの?? 」
と聞かれ、ほとんど眠れない状態が続いていることを告げると、
「 今から、即、病院に行きなさい!! 」
と言われ、病院に行くと・・・・
「 あなた、命を選ぶか、仕事を選ぶかどちらかにしなさい! 」
と、これまた、即、休養を命じられたのです。
そして、学校に事情を説明して休職することになったのです。
「 良かったら店舗に来て頂ければ、緊張を和らげる施術もしますよ! 」
とお誘いしたのです。
そして、1週間を過ぎた後、そのお姉さんと共に来店されたのでした。
眠れないということは、まず、交感神経が高ぶっており、副交感神経がまったく働いていない状況です。
その影響は、一体どこに強く出ているのか? を、まず調べようと思ったのです。
足、関節、お腹、肝臓、いろいろと調べていくと、一か所に猛烈な痛みを感じる部分があったのです。
これこそが、自律神経に深く関わっている秘中の秘の場所だったのです!
さて、どこだと思いますか?
このコラムを深く学んで頂けている方であれば,即答できるはずなのですが・・・・。
ポイントは、「 自律神経 」と言っているのですが!
わかりませんよね!
実は、この先生が一番痛がった所とは、
ズバリ! 耳の「 神 門 」という場所だったんですね。
思い出しましたか?
この耳ツボの「 神 門 」は、自律神経の調整ポイントだと店主は以前より叫んでいたのです。
この神門を触ると、先生は顔を歪めて痛がったのです。
まさに、自律神経が壊れている状況に、神門は反応しているのです。
これぞ、神霊が教えてくれている貴重な象意なのです。
単なる言い伝えではなく、理屈抜きで反応しているのですから、疑う余地がありません。
逆に言えば、この神門を刺激すると、脳に溜まっているマイナスの電荷が抜けることを意味しているのです。
ここらあたりは、通常の医学では太刀打ちできない領域になります。
店主は、この自律神経調整の神門の位置は、色盲治療を開発した天才から学んでいたのです。
一人の天才は、どこまでも素晴らしい発見をしているのです。
今は、飯島敬一さんという方が、世界中にこの神門の素晴らしさを広めています。
その飯島さんの本の中に、おもしろい体験談があります。
ある学校の保健室の先生が、この神門のセミナーに参加され、その効果の即効性にハマっていたのです。
体調不良の子が多い昨今、いつも調子悪く保健室に来る子たちに、この神門への刺激をしたそうです。
すると・・・
ほとんどの子が保健室に来なくなり、元気になっていったのです。
「 あ〜 やっぱり神門てスゴイ所だよな!! 」
と再認識している矢先に、今回の学校の先生が来られ、この神門に猛烈な痛みを感じている・・・・。
まさに、天啓としかいいようがありません。
ですから、このコラムをお読みの皆さんも、悪いことはいいませんから、すみやかに神門を揉んでみましょう!
「 百益あって、一害なし! 」
です。
この神門を刺激して痛い方は、そこそこ自律神経の調整力が落ちていますので、念入りに揉みましょう。
それと・・・・
交感神経の逆の副交感神経に支配されているのが、
「 腸 」
ですので、腸(お腹)も柔らかくしておかねばなりません。
優れた治療家によれば、パーキンソンなどの難病になる人に共通している個所として、
「 おヘソの左2cm 」
あたりにシコリなどの硬結がある傾向があるということです。
ですから、もし、お腹の上にシコリなどがあれば、その上の皮膚をつまんで放すということを交互に5、6回しましょう。
間違っても、お腹の中に垂直に指を入れてはいけません。
この皮膚に対して垂直な刺激は、逆に皮膚を硬くしてしまうことになるからです。
この常識的な作法によって、余計に悪化させているということを、施術家の人たちもわかっていません。