本日も日曜日というのに、店主は独り店舗にて、久々のコラムを書かなければいけないという使命感のもと奮闘しています。
「 どうせ書いても、ほとんどの人に伝わらないだろうに! 」 と想いながら・・・・・。
もともと、‘店主のひとりごと’ですので、独りブツブツ壁を相手にしゃべっておけば良いものですが!
さて、・・・・・・
コロナも依然として終息の見えない状況ですが、本日は、「 亜 鉛 」という栄養素に焦点を当ててお話しなくてはいけません。
なぜなら、「 ビタミンD 」の重要性は、少しづつですが、認識されはじめてきた感があるのですが、コロナ対策に「 亜 鉛 」の補給を考えています! という人は、ほとんどいないからです。
この亜鉛という物質は、非常に大切なミネラルであり、人間の体内酵素を作る重要な成分でもあります。
そして・・・・
コロナに罹った阪神の選手たちに起こった変化が、
「 味覚、臭覚異常 」
であったことからも、亜鉛という物質が、何らかの影響があるということが考えられます。
研究者は、
「 亜鉛は、ウイルスの複製を阻害する働きを持つ 」
と言っているのです。
つまり、コロナウイルスが体内に入ってきた時、増殖をしようとするのを抑えるために、ただでさえ少ない亜鉛が使われ、それが不足までなってしまい、味覚、臭覚異常を引き起こしたと考えるのが自然です。
ですから、味覚、臭覚異常は、自分の身体を護ために亜鉛が使われた結果ということです。
ならば・・・・
絶対に、この亜鉛は十分血液中に充満しておかねばならず、その方法をどうするのか?
が重要な課題となってきます。
では、この亜鉛の補給法として、店主は何を皆さんにおススメしてきたか、覚えていますか??
ほとんどの人が答えられないということになっているので、寂しくなるしかありません。
よろしいですか?
店主は、「 サプリの牡蠣肉エキスを買って食べましょう! 」 とは言っていないのです。
通常であれば、自社で扱っているサプリをドンドン紹介する店舗がほとんどなのですが、店主は、あえて自社の商品は、このコラムでは紹介しないことにしています。
商売人になれない自己の弱さもあるのですが、このコラムは純粋に良心のまにまにお話したいので、どこでも皆さんが買えるもの、自分でできる方法を選抜しています。
では、亜鉛の補給法をどうするのか?
ですが、これが、
「 70%以上のカカオ濃度のチョコレートを食べる 」
なのです。
思い出しましたか?
では、この「 カカオ 」の偉大さに気づいた経緯を強調しておきましょう。
ある時、ネットでいろんな検索をかけていた時のことです。
埼玉県の救急医療センターのHPが出てきたのです。
その内容は、実に興味深いものであり、非常に嬉しくなったものだったのです。
かいつまんで内容をお話しますと・・・・
ある時、その救急センターに重度のヤケドを負った50歳代の男性が担ぎ込まれてきたのです。
その男性のケアーをしていたのですが、症状が重く、医薬品を使ってもまったく改善する気配がなかったのです。
衰弱もし始めていたので、担当医師は、「 好きなものを食べていいから、何が食べたい?? 」と質問したのです。
すると・・・
その男性は、なぜか、
と言ったそうで、なんでチョコレート? と担当医師も思いましたが、その当時から、チョコレートにはポリフェノールも多く含まれている、ということも知られていたので、「 よろしいです! 」とあえて許可したのでした。
しかし・・・・
この後、予期もしないことが起こったのです。
驚いたことに、医薬品を使ってもどうしても改善しなかったヤケドの傷口が、治癒しはじめていたのです。
「 エっなんで?? 」
と医師もビックリで、何がどうなったか、当初わかりませんでした。
しかし、どんなに考えても、変わったこととしては、チョコレートを食べたという変化しかなかったのです。
そこで、その医師は、なんと動物実験までして、チョコレートの効果を調べたのです。
ここが、この医師の素晴らしいところで、99%以上の医師は、このチョコレートの効果に薄々気づいたとしても、まさか、動物実験まですることはないでしょう。
しかし、この医師は調べたのです。
そして、傷口の治癒の早さの秘密を、
「 亜 鉛 」と「 カカオポリフェノール 」
の2つの物質を特定したのです。
ここで、ぜひ、皆さんが知っておかねばならないことが出てきました。
そうです!
「 亜鉛は、皮膚の傷、粘膜の修復になくてはならないものである 」
ということで、非常に難治性で困っているアトピーなどの皮膚炎をお持ちの人は、絶対必須のものなのです。
それなのに、ほとんどの皮膚科の医師は、患者さんに、亜鉛を十分補給しましょう! とは言わないのです。
90%以上の医師は、ただステロイドを塗っておきなさい! で終わりです。
コロナの増殖を阻止するため亜鉛が使われているのです。
ですから、皮膚、粘膜に傷のある人は、誰よりも亜鉛の補給に尽力しなくてはいけません。
胃炎、大腸炎など粘膜の荒れを持っている人も・・・・です。
栄養学は、まったく当てになりませんので、標準の規定量を取って、それでOKにはならない場合が圧倒的に多いのです。
ビタミンDの基準値も、いかに当てにならないかが、今回のコロナでハッキリわかりました。
ビタミンDの血液中の基準値は、20ng/ml以上とあるのですが、20〜30ng/mlの基準値をきちんとある人も、コロナで多く亡くなっているのです。
それが、30ng/mlを超えた瞬間から、ガタガタに死亡率が低くなっているという統計上の数値があります。
この事実も当然考慮されて、アメリカ最高の医師団は、トランプ大統領に対して、ビタミンDと亜鉛の大量投与をしたのです。
ということで・・・・
重度のヤケドを負った男性の経験から、「 亜 鉛 」の凄さを知ったのです。
その担当医師の間藤さんという、本当に素晴らしい医師のおかげで、店主も高濃度カカオチョコレートの恩恵を頂くことになったのです。
間藤医師は、その後、患者さんに、「 ココア 」をおススメしているのですが、ココアというカカオ濃度が低いものでも、亜鉛の補給ができるということを示したデーターも公開して頂いているので、ぜひご覧下さい。
なお、72%以上のカカオ濃度のチョコレートは、毎食前に1切れずつ、食間の計5枚(25g)を目安に食べるとベストということになっています。
※ 詳しくは「下図の血液中の亜鉛濃度回復効果 」を参照。)