店主 内藤
世の矛盾、スジの通らない事に店主・内藤が吠える!
皆様の知らない情報、健康法満載!
痛快!店主のひとりごと
店主のひとりごと Vol.440
脂肪肝になっているかも!
2021.04.01

さて、桜が本当に奇麗で、日本にいて良かったと思える今日この頃です。


この3日前に高知県に行ったのですが、その途中の桜並木が美しく、山奥にある雄大な「 轟(とどろき)の滝 」を見てきたところです。



この大自然に触れていると、日々のちっぽけな雑多な煩わしいことが忘れられます。


やはり、数か月に1回は、大自然の気に触れることは、心身のリフレッシュをはかる優れたものです。




さて・・・・・



今年の目標の糖尿完治作戦は、数人の糖尿の方に来て頂いて、店主自ら背骨の矯正も実施しながら、今後の客観的な数値を観察するように動いています。


その施術の過程で感じることですが、中には、鋼を入れているような硬直した背中の筋肉の緊張がある方がおられます。



これだけ背中が張っていれば、腰痛もそこそこ起こしているのでは? と思えるのですが、意外に腰痛は感じていない人もいるのです。


逆に、背中の硬さがそんなに感じられない人で、やたら腰痛に苦しんでいる人もいるという不思議もあります。



世間では、背中に垂直に親指を立てて揉んでいるマッサージなどの光景がよくありますが、これは絶対してはいけません。



なぜなら、この筋肉に対して垂直な刺激を強くすればするほど、筋肉は硬直していくという性質があるからです。


揉んでもらっている時は気持ちはいいのですが、垂直な刺激を加えると筋肉が硬くなることは、簡単な例があります。



それが、以前から説明してきた「 ペンだこの原理 」と店主が勝手に呼んでいるものです。


つまり、鉛筆を優しく握って書いていても、その頻度が多くなればなるほど‘タコ’ができて、皮膚も硬くなってしまうという現象を見れば一目瞭然です。 


ですから、横にさするなどの刺激は、皮膚、筋肉も硬くなることはありませんが、垂直な刺激はダメなのです。



このことは、よ〜く覚えておきましょう。


良いと思ってしていることが、真逆の結果を生んでいることは、世間ではよくあることです。



「 腰 痛 」を起こした時などは、あまり動かず安静にしておきましょう! が今までの常識でした。


しかし・・・


最近では、無理はしてはいけませんが、できるだけ軽くでも運動をしたほうが改善が早い! ということになっています。



コーラなどは健康に悪いというイメージがありますが、「 野菜ジュース 」は、健康に良いと信じている人が多いでしょう。


しかし、その野菜ジュースの成分をチラっと観察してみると・・・・



左の一番上の、最も成分として多い文字を見て下さい!


それが、もし、「 果糖ブドウ糖液 」という内容なら、ある意味、砂糖そのものよりも悪影響を身体に与えていることになります。


この「 果糖ブドウ糖液 」という内容が、いかに悪いか、ということは自分で調べてください。



純粋に野菜だけで作られている製品なら問題はないのですが、・・・・現実は厳しいものがあります。


このような、毎日の食生活に使われているものの中に、わたしたちの身体を徐々に蝕むものがあるのです。



糖質制限をしている人でも、この「 果糖ブドウ糖液 」に無知の人が多すぎると思っています。


これらが、これから説明する肝臓のダメージにも繋がっているのです。




最近の相談の中に、明らかに



「 脂 肪 肝 」


になっている人があまりにも多いからです。



この脂肪肝という内容は、外見ではわかりません。


太っている人、よくお酒を飲んでいる人だけの話ではないからです。


一見、細いように見える女性にも脂肪肝は、今、激増しているのです。




さて・・・・・


自分は、脂肪肝になっているのか、いないのか?



をまず、どうやって調べるのか??


一番良いのは、病院でエコーなどで、肝臓の色などを調べるのが手っ取り早いことなのですが、血液検査だけでもある程度はわかるということを知っておくことが重要です。



その方法とは・・・・



「 GPTがGOTの数値よりも大きい 」


という指標があります。



健康診断の時に、肝臓の数値を調べるときには必ず計っている検査項目にありましたよね!


GPTは、今はALT、GOTは、ASTと書いてあるものもあります。


よろしいですか?



いくらGPTやGOTの数値が、基準値に入っているからといって、それだけでは安心しないでください。


よ〜く、この2つの数値を比較するのです。



「 GOTがGPTよりも大きい 」


のが健康の目安なのです。


あと、もう一つ、脂肪肝の目安になるものがあります。



それが、「 肝硬変 」の指標となる「 血小板 」というものの数です。



血小板が、‘15万’の数値を下回っていたら、一度は病院で肝臓を検査してもらったほうが良いでしょう。



店主は、健康診断では、この血小板には必ず目を光らせているのです。



脂肪肝は、C型、B型肝炎ウイルスがなくても、将来、肝硬変、肝臓がんにも成りえる恐ろしい病態を現しているのです。



肝臓が健全でないと、同じ解毒器官である‘腎臓’に対して悪影響を与えるのは当然です。


最近の日本人は、お寿司ブーム、先ほどの「 果糖ブドウ糖液 」の蔓延もあって、とにかく、糖質が多すぎる傾向にあるので、脂肪肝にもっていかれているのです。




では、その脂肪肝を予防、改善するにはどうすれば良いのか?


となれば、脂肪はもともと油(脂)分ですので、油は油で落とすのが効率が良いのです。


では、油分を何から取るのか??



ですが、店主自らが食卓で愛用しているものがあります。


それが、・・・・・



「 サバ缶の水煮 」



と言いたいところですが、・・・・・実は違います。



「 サバ缶 」 ではなく、「 イワシ缶の水煮 」だったのでした。



どの健康雑誌もサバ缶をおススメしていますが、店主は、「 イワシ缶 」とする理由があります。



その理由として、できるだけ、「 水 銀 」を身体に入れたくない、というものがあります。



大きい魚ほど、水銀を濃縮しているからです。



次に、DHAやEPAも、サバ缶よりも多く入っているものがイワシ缶にはあるからです。


特に、「 E P A 」という成分が、目玉となっているのです。


この「 E P A 」は、糖尿病の方の特効成分でもあり、ダイエットに有益な成分であるのです。



中性脂肪も確実に下がる成分でもあり、3日に1回は、「 イワシ缶 」を食べることをおススメします。


ご自身でも、「 E P A 」を調べると、興味深い物が発見されるでしょう。