前回、現代医学の提唱する健康法とは真逆の健康法が、いかに、実績を積んでいるのかをご紹介しました。
さて、この春先には、今までの寒さから温かさに移行する過渡期ですので、自律神経が弱くなっている方にはいろんな不調も起こってくる時期でもあります。
中でも、‘ ウツ ’になったり、症状がひどくなったりする方も増えます。
この自律神経疾患の方々には、何が必要なのでしょうか??
ここに一つの素晴らしい情報をもたらせてくれた人がいます。
先日、店主の行きつけのお好み焼き屋におかれていた女性雑誌を何気なく読んでいると・・・・
そこには、ウツ改善の素晴らしい内容が書かれてあったのです。
こんなところまで神懸かりの内容をしめして頂けるとは思ってもみませんでした。
そこには、藤川さんという精神科医の大発見を紹介しており、この1か月間に見せられてきた〇〇〇のダメ押しでした!
医師は、ウツ患者に与えていた薬物療法では、症状が緩和させることはある程度はできる。 しかし・・・
決して、「 完治はしない!! 」ということに長年の疑問を抱いていました。
そこで、初診の時に血液検査を実施するようにしたのです。
すると、ほとんどの患者さんが、
「 たんぱく質 」と「 鉄欠乏症 」
に陥っていることに気づいたのです。
さらに、糖質過多とビタミン、ミネラルの不足の傾向にあるということも。
これらの要素が足らないと、心の安定に必要な「 セロトニン 」や喜びや幸せを感じる「 ドーパミン 」というホルモンの原材料として不足し、心の安定が崩れてしまうということです。
ここで、「 鉄欠乏症 」については、ヘモグロビンが少なくなる‘貧血’とは少し違って、身体の内部に鉄を蓄えるたんぱく質の「 フェリチン 」というものが少なくなっているということが重要な要素です。
通常の内科の検診では、この「 フェリチン 」は測定しませんので、潜在的な鉄欠乏症になっているかどうかは、ほとんどわからないということが問題なのです。
この「 フェリチン 」などは、健康番組でも時々放映されているくらいですので、全国の病院で測定すれば良いのですが、まずしません。
先に紹介した「 ピロリ菌検査 」も、その発見が早ければ早いほど、胃がんの発症を90%以上抑える可能性があるのに、会社に入った後の検診でも義務付けすることなく、中性脂肪やコレステロールなどを、命に緊急性のないものばかり測定しています。
学会でも、ガイドラインで、
「 ピロリ菌除去による胃がん予防効果は、40〜49歳で93〜98%、40歳未満でほぼ100% 」
を上げているくらいなのです。
このような内容ですので、中学生からピロリ菌検査をし、陽性であれば除菌を無料で補助金を出すという自治体まであります。
中学生からしなくても、二十歳からでも遅くはないはずで、とにかく、萎縮性胃炎まで追い込まれてからの除菌では遅すぎるのです。
毎年15万人以上の方が胃がんに追い込まれ、それに伴う手術、投薬で個人、国の医療費負担は想像を絶する金額になっているのです。
1人当たり年間500万円以上かかる透析費用も、毎年5000人ずつ増えているとされ、その最たる要因の糖尿病を、なぜ、もっと改善させるように「 糖質制限 」を強化させるように医師は指導しないのか?
赤字国債をひたすら打っても、その借金のつけは、いつかは払わなくてはいけないのです。
「 糖質制限 」は、常識しか納得しない日本人の常識になってきたのではないでしょか?
さて、話は少し脱線しましたが、結局のところ、「 ウ ツ 」には何が有効なのか?
となれば、先の藤川医師の結論は、
「 毎日、3個のタマゴと200g以上のお肉は食べたほうが良い!! 」
ということなのです。
「 タマゴ 」と「 肉 」という、生食では、絶対ダメといわれるものですよ!
マクロビオティク(肉など動物性たんぱくを極端に控える健康法)などをガチガチにしている方の顔が、いやにどす黒く、顔にまったく光沢がない方が多いといつも感じているのですが、良質のたんぱく質が不足しているのではないか? と思っています。
ここにきて、またまた「 タマゴ 」の重要性がピカピカと輝いてまいりました。
そこで、店主も意を決して、良質のタマゴを食べてみようとなったわけです。
安価なタマゴがいけないということではありませんが、鶏が食べる飼料や放し飼いなどの良い条件のものは、本当に素晴らしい力をもっていると聞いています。
1パック100円台のタマゴで、1日6個食べても変化のなかった花粉症が、質の良いものに変えた瞬間に止まった!とか・・・
まずは、1日3個くらいから初めてみて、その後の血液検査の結果を観察していき、どのように変化するか楽しみです。
あと一つ、ほとんどの人が気づいていないおもしろいことをお話しておきましょう。
精神的に不安定な方が、たとえば、漢方内科に行った時処方される薬があります。
その素材の内容を観察していて気づいたことなのです。
通常、精神、気分というのは、今では「 腸 」で90%以上セロトニンが分泌されているので、腸が大事だ! ということを考えている人も多いでしょう。
そうです!! 実際、わたくしどもが秘密裏に販売しているある特殊オリゴ糖でも、ウツから解放された! という体験はそこそこあるのです。
しかし・・・
漢方で処方されている素材の説明を見ていると・・・
この素材は、「 〇〇の気を下げ、不安を鎮める・・・・ 」
というのがあったのです。
それは、江戸時代の臨床家によって開発された切れ味抜群の漢方で、その狙い処が・・・肝臓! なのです。
「 エっ! 腸でなく肝臓?? 」
という不思議さでいっぱいになりましたが、当代随一の優秀な漢方医が下した結論なのです。
そして、店主にはこの( 精神作用 = 肝臓 )でピンとくるものがあったのです。
ここで、そのヒントこそ何度も言っていた、
「 宇宙の神秘は、漢字に包含されている 」
皆さんは、「 ウコン 」という植物を知っていますよね!
では、このウコンを漢字で書ける人は、どのくらいいるでしょうか?
まあ、50人に1人?、いや、100人に1人もいないくらいかな??
調べてください。
実は、ウコンは漢字で
「 鬱 金 」
と書くのですね!
もうわかったでしょう!
店主には、肝臓によいとされるウコンが、実は、疲れだけでなく、精神安定にも素晴らしい効果があることを漢字は示しているのです。
「 鬱 」に対して、まさに金星を与える素晴らしい食材であると!!
どうも、精神安定に今の医学ではわからない作用、物質が、肝臓から合成されている可能性があります。
ということは、肝機能に良いと思える「 シジミ 」も良いということになります。
このように、薬理秩序を追っていくと、どのような食材が良いかということもある程度わかります。
ということで、皆さんも「 漢 字 」という宇宙の叡智が詰まったものを観察して、偉大な真理に近づいてまいりましょう。