この数か月間にいろんな治療家の方々にお会いして、その中で「 これは! 」と思える療法を紹介していますが、
つい先日、お会いした治療家の先生のやり方を観察していて、大いに得るものがありました。
その治療家に会うキッカケから、まずお話してまいりましょう。
同じ地元で健康関連の商品を扱っておられるご年配の社長がおられるのですが、この社長さんを見るたび、
「 社長! 心臓いけてますか?? 」
と言ってしまうくらい、お腹も大きく、そこそこのむくみがあったのです。
すると、いつもは店主の声などまったく聴く耳もたぬ! という態度を取っていたその社長さんが、
「 この前くらいから階段を上ってると、心臓がバコバコと息切れしてな! 」
「 脚も太ももと変わらないくらいパンパンになってしもてな! 」
「 わしも、もうそろそろダメなんかな〜 と思とったんや! 」
「 そしたら、久々に治療家の友人から電話がひょこっとかかってきてな! 」
「 社長、この頃、調子いけとんで?? と言われて、調子は最悪や! 」
ということで、その友人治療家が、社長の所に来てもらってからの話が面白いのです。
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実は、治療家の先生も、脚のむくみや心臓バコバコ状態を聞いて思っていたことは、
「 心 臓 」もしくは、「 腎 臓 」が相当疲れているんだろう! と目星をつけていたのです。
しかし・・・・
その治療家独自の方法で調べてみると、心臓でも腎臓でもなかったというのです。
「 わしが診たところでは、社長、あんたは心臓や腎臓など問題ない! 」
「 おそらく、三叉神経の緊張が、今回の心臓バコバコや脚のむくみにきてるんや! 」
という判断をしていたのです。
そして、彼独自の方法で、わずか2、3回の施術で、完全にむくみもなくなり、階段を早く上っても息切れもせず、脚のむくみもスッキリなくなり、元の状態になってしまったのでした。
その話を聞いて、当然、店主も、
「 社長! そんなスゴイ人がこの徳島にいるのだったら、今度、その人が来る日を教えてよ! 」
ということで、無理やりスケジュールをいれてもらうことにしたのです。
では、その治療家は、何をもって施術しているのか??
となれば、これが、実は、
「 足 裏 揉 み 」
で、その1週間後、その治療家に店主も足裏揉みの施術をして頂いたのです。
その治療家は、55〜60歳くらいで、足裏揉みを極めるために台湾流の流派に師事し、今まで1万人以上の足を揉んでこられたとか。
かつて足揉みを日本で最高に広めた台湾の‘官 有 謀 ’さんの流派とは違うようですが、1万人の施術をしている中で、独自な診方もできるようになり、最近、独立をしたということでした。
つまり、その施術家は、足を触って、内臓や神経、ホルモンの緊張状態を把握するという術を体得したのでした。
その施術家は、店主の足を触って、体の欠点を指摘しました。
「 右の腰が悪いな! 」
「 副腎も少し疲れているな! 」
と、独りごとをつぶやきながら、たんたんと無駄なく施術を推し進めていくのでした。
実際に、腰痛が起こるときは、右腰が痛む体験をしてきた店主は、
「 ホ〜! なかなかいい線いってるやんか! 」
と心で叫んでいました。
そして・・・・
足裏を揉んでいた途中に、背中を触りにきたのです。
「 ウ〜ん! 背骨の左側がちょっと硬いな! 」
と言って、そのまま背骨を矯正するのかと思いきや・・・・!!
意外にも、また、足裏に戻って、指の第二関節を使って、ひたすらあるところをシゴき始めたのです。
「 なんで、背骨を矯正するのに、足裏を揉むのですか?? 」
と、思わず治療家に質問しました。
すると・・・
「 両足をひっつけるやろ、その両親指を頭となし、そこから斜め下の指先ラインが肩に相当するんや! 」
「 そしたら、背骨はどこになるか、わかるやろう! 」
「 背骨は、親指から外側の真下に下がって、かかとまでのラインが対応しているのや!」
「ここをシゴけば、背骨は柔らかくなる!! 」
と言って、30秒ほど丁寧に‘親指’から‘かかと’までのラインをシゴいて、もう一度、背骨を直接触って、
「 よしよし、だいぶ柔らかくなってきてる!! 」
と効果を確認しながら、一切のムダのない40分の施術が終わったのでした。
ここまでをご覧になって、皆さんは、何を学ばれたでしょうか??
店主・内藤は、いろんなことを気づかせていただきました。
最近は、若い人でもトイレの回数が多く、頻尿で困っている方が、べらぼうにいます。
その頻尿なり、下半身の不調を改善するために、学会で発表され、世界中の研究者の注目の的になっているものこそ、
「 青 竹 踏 み 」
という、日本伝統のツボ刺激法なのです。
そして、この2、3日前にヤフーニュースで載っていた衝撃の内容があります。
野球のソフトバンクのスター選手であった川崎宗則選手が、自律神経失調症のため退団することになったというものです。
その書かれていた記事の内容に、店主は思わず目を奪われてしまったのです。
よろしいですか??
あまりに重要なことが書かれているので、しっかりと頭にブチ込んで下さい。
その記事では、自律神経がおかしくなると、どこに異変が起こると指摘していたのか??
これこそ、通常、病院に行っても、「 どこも悪くありません 」としか言われず、たらい回しにされるのが現状の人たちに対するエールなのです。
自律神経失調症の異変、それこそが、
「 背 骨 」
に例外なく現れているのです。
いかに、背骨の変調が、神経だけでなく、あらゆる内臓疾患にも関係しているかを、このコラムで指摘してきました。
記事では、その背骨を柔らかくする簡単な運動も紹介してくれていますので、あえてリンクをしておきます。
そして、その記事では、思わず、「 お〜!! 」と唸るような指摘が、さらにあります。
それこそが・・・・
「 みぞおち 」
の指摘であり、こここそが、ストレスのセンサーである
「 壇 中 」
という秘中の秘のツボがある所であり、ここを手でさすって緩めれば、免疫の司令官の胸腺を刺激し、リンパ球も増え、末期がん、エイズ、エボラですら完治させている実績をもっているのです。
これから、冬場のウイルスが繁殖し、風邪などが流行る季節には、「 みぞおち摩り(胸腺摩り) 」をして、ウイルス撃退の秘密の裏技をいかんなく発揮してほしいと思います。
ということで、読者の皆さん、
「 青竹踏みで背骨も柔らかくできることを知り、胸摩りで免疫アップをしていきましょう!! 」
ということです。