店主 内藤
世の矛盾、スジの通らない事に店主・内藤が吠える!
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痛快!店主のひとりごと
店主のひとりごと Vol.384
本質を忘れていませんか?
2018.10.12

さて、「 大阪セミナー 」も、あと9日となってまいりました。


本来、セミナーは、1年に1回、7月10日に「 浅草セミナー 」をするのみです。



しかし、最近は、「 大阪セミナー 」や「 名古屋セミナー 」を追加しました。



この一番の理由は、‘自分を追い込むため’にしているといったほうが良いかもしれません。



セミナーをする以上は、いろんな調べごとをしたり、とにかく、進化した内容をお話しなくてはなりません。



どこかの講師のように、いつ行っても同じ内容を話す、ということではお話になりません。



例え、同じ結論でも、違った角度で重要性をアピールするのでしたら、まだマシですが・・・・


これは、自分の進歩という観点からも特に重要です。




店主の場合も、セミナーをするということで、無理やりでも自分を追い込んで、毎日の変化のない状況から脱しなければ、進化がはかれないのです。


もう10月の半ばの年末を迎えていますが、皆さんは、去年から今にかけて何が進歩しましたか??



時は無限ではありません。



進歩、進化といっても、何かの技術を得るための努力のみとは限りません。



もっと大切なことは、得ることよりも、「 気づくこと 」であるかもしれないのです。


その気づくことの中でも最高峰のことは、



「 自分と他人が同じこと 」


となります。



これを仏教では、「 如 」 といいます。



まさに、自分と相手との距離があればあるほど、「 人 間 」となり、‘間’ができすぎている状況です。



ですから、「 如 来 」という霊的なランクになる人は、いかに高い境地かわかるでしょう!



そして、如来の格になるためには、最低でも30年以上の持続性が問われるのです。



一瞬の思い付きのような短期間だけ境地が高くなることは、まだ「 菩 薩 」の位といえます。


また、境地が上がるにつれて、神霊もその境地が維持できるか、様々な試練を与えてきます。




 

苦しみや誘惑をあの手、この手と・・・・


以前にもお話をしたように、神霊は時として悪魔にも化身しているのが実相です。



しかし、その人が乗り越えられない苦しみや誘惑は与えません。



他人が自分と同じようになればなるほど、優しくなり、温かくなります。



これが、儒教の説く「 仁 」の追求であり、本質です。



あの世に行けば、良くも悪くも自分と同じレベルの人しかいませんので、否応なしに他人と自分が同じであるということにきづかされます。



ですから、逆に、この地球で、自分よりもはるかに高い人に近づくように努力し、一気に境地を上げなければ、あの世ではなかなかできない千歳一偶のチャンスと気づけばよいのですが・・・・


あの世で500年かかるものが、この世では1年すらあります。




そして、「 欲 」の度合いをいかに減らすか! ということも大切なことです。



お金や名誉、地位(権力)に固執し、これが自分にとってもっとも大切なもの、という誤解に気づくことです。



本来、わたしたちの肉体や知識、人との縁も、すべて与えられるものであることを忘れ去ってしまっています。




その与えられた中で、この地球で本質を学んでほしいという神霊の願いとは裏腹に・・・・


お金や名誉、地位(権力)がある人が、人として尊く、求めるべきもの、と勘違いしているのです。



生活のための手段でしかなかったはずのお金が、いつのまにか、集めることが目的となったり・・・



本質を忘れて、これらに固執すると、あの世にい行けば、猛烈に臭い、暗い世界で、


「  新聞紙を必死に集めている人 」


「 石ころを必死に集めている人 」


「 金属を必死に集めている人  」



になりかねません。



これはどういうことか???



地獄界に入っていない人から見れば


単なる新聞紙が、札束に見え、必死に集めて・・・・


単なる石ころが、ダイヤモンドに見え、必死に集めて・・・


単なる金属が、金や銀に見え、必死に集めて・・・・



ということになっているのです。



とにかく、お金、名誉、地位に固執しすぎて、想念が重たすぎるがゆえに地獄に落ちるしかありません。



軽いものは上に行き、重たいものは下に行くしかないのは、物理の道理とまったく同じです。




 「 仏教は軽さを極める教えである 」


と、神霊が言っているように、難しい仏教経典など読まずとも、先にこの本質を押さえながら、こころを重たくする要素を客観視しながら観察し、排除することがとても大切です。



ということで、この「 如 」と「 欲 」ということが、今回、強く思ったことなのでお話しました。


「 大阪セミナー 」にお越し頂く方は、福音をもたらす素晴らしいものが入ってきていますので、楽しみにしていてください。