さて、前回は、4年間付き合った彼氏に彼女ができて、落ち込んで相談に来られた女性のお話をしました。
で、その彼女、その後、どうなったのか???
食事も喉を通らないほどの落ち込みようだったのですが・・・
実は、先週の土曜日に再びお店にやってきたのです。
「 あの〜 今はどんな運気でしょうか?? 」
「 ウ〜ん、2週間で運気が変わるとは・・・ 」
と心の中で思っていることはストレートには言えず、形式的に恐る恐る手相を眺めようとしたのでした。
「 え〜と、何歳でしたっけ?? 」
「 ハイ 〇〇歳です! どうですか?? 」
何も期待せず、生命線を視線がなぞっていくと・・
「 アレ!! 今年の〇〇歳の来年に開運線がハッキリでて来ているじゃありませんか? 」
「 この線って、この前来た時にあったっけ?? 」
「 エっ! 何か良いことが起こるんですか?? 」
「 来年、彼氏ができるのか、職業で喜びごとが起こるのかはわかりませんが・・・ 」
という流れで、本当に開運線がハッキリ上に伸びていたのでした。
この言葉に嬉しくなったのか、彼女は、婚活に向けて、あらゆる努力を積極的にしていくことを誓ったようでした。
もともと、人から愛される「 寵愛線 」を持っている人ですので、前向きになりさえすれば、良き彼氏ができるという確率が高いのです。
それを、前の彼氏でなければダメ!!という思い込みが強すぎると、新たな幸運をすべて消し去ってしまうという、これぞ、お釈迦様が言われた運を破る恐ろしい‘執着心’なのです。
そして、その執着心から脱する一番早い方法こそ・・・
「 自分を客観視すること 」
なのです。
よろしいですか?
「 人間の究極の目標は、自分が観音様になることである!! 」
と、店主は今までお話ししてまいりました。
観音様になるとは、この場合は、`音を聴く菩薩'という意味ではなく、
「 自分を客観視すること 」
であって、他人の目や未来から見た自分を眺めることができるようになることです。
例えば、今回の彼女であれば、未来の80歳の自分がアルバムを見るような感覚で、人生を振り返るように今を眺めてみるのです。
「30歳の時には、4年間付き合っていた彼氏に振られて落ち込んだなあ!」
と第3者的に今の自分を見つめることができればしめたものです。
悲しさから脱出できる方法は、当事者ではなく、他人の視線になることです。
結局、これも、「 如 」という赤の他人と同化する、という利点なのです。
「 人間の幸福は、自分から離れた分だけもたらされる 」
ということを悟りましょう。
自分のことしか考えられない人ほど、結局、悲劇の‘主人公’となり、苦しみが大きくなるという法則です。
それでは、今回のテーマをお話ししてまいります。
先日、4月2日に店主の母型のばあちゃんが、103歳8か月で大往生して、天国に旅立ちました。
その亡くなる前に、店主の母も危篤ということで、ばあちゃんを見舞いに行ったのです。
その時、母の兄妹が集まって、昼間から夜通し、一睡もせず‘般若心経’などの写経をして無事を祈りました。
そして、朝を迎えたとき、母の体に異変が起こったのです。
不眠による身体の疲れがピークに達したのか、一時的にも、まったく外界の音が聞こえなくなっていたのです。
これは、昨日の5月2日に母から聞いてビックリしたことです。
では、この外界の音が聞こえなくなったのは、どこに異常があったのでしょうか??
さあ、おわかりでしょうか??
実は、この耳が遠くなった原因は、・・・・「 腎 臓 」にあるのです。
「 眼と肝臓、耳と腎臓 」は、東洋医学では常識です。
50歳を超えてくると、誰でも大なり小なり‘ 難 聴 ’の気が出てまいります。
‘疲れて声がかすれてくる’のも、腎臓の疲労と比例しているのです。
その他、髪の毛が薄くなってくることも・・・・
優れた氣功の先生がたは、脳や腸のことはほとんど言わずに、この「 腎 臓 」の大切さを強調する人が多いのが特徴です。
しかして、いかにして腎臓の気を上げることができるのか??
さあ、思い出して下さい!
これまでに、何度もお話ししてきたことです。
ナニ! まったく思い出せません!? と。
では、もう一度、お話ししますから、よ〜くお聞きください。
まず、腎臓の活性点があるのは、一番ポピュラーなのが、
「 足裏の‘ 湧 泉 ’というツボ 」
をひたすら刺激するということでしたね!
‘ 湧 泉 ’を圧すと、あ〜ら不思議!! 通常の倍以上のカドミウムやヒ素などの有害重金属がドバドバと尿から出てくるんですよね〜!
排毒(デトックス)を心がけているわりには、この一番のコツをほとんどの人が知りません。
あの江戸時代・最高の観相家の水野南北も、
「 心 脾 腎の気が足りなければ、いかなることをしても助からない!! 」
ということを漏らしているのです。
そして、もう一つ!
これも足にあるのですが、例えば、左耳が難聴やピ〜ンとかプ〜ンという雑音が聞こえる場合、
「 反対の右足の小指の爪の生え際を、親指と人差し指で挟んでよく揉む 」
ということをすれば良いのです。
難聴は、この方法で何人も改善しているという実績をもつので、絶対オススメです。
後は、おへその高さにある背中の腎臓のツボである‘ 腎 兪(ゆ) ’を刺激することです。
これは、体を左右にひねるという運動をすると、効率よく刺激できます。
つまり、わたしたちは、ほとんどこのような運動をすることもなくなってきているので、内臓を緩めることができなくなっているのです。
このまま行けば、母も認知症の発症すら危ぶまれるので、何とか腎機能を高めておかねば! と焦る店主なのです。
あと、以前、医師より指摘された心臓の心房細動という、脳梗塞の大部分を占めるようになってきた心臓にできた血栓のリスクを回避させねばなりません。
これには、まず、サバなどの魚による良質の油を自然な状態で摂取させ、心臓の血管の柔軟性を付けさせなくてはなりませんし、女性ホルモン様物質を持つ「 大豆イソフラボン 」や 「 ザクロ 」などの力もそれなりに活用しなくてはなりません。
「 ザクロ 」は、最新の研究で、ものすごい健康効果が検証されているので、注目しているものの一つです。
また、鼻そのものの疾患以外で、匂いがわからなくなると死期(老衰)が近いということも医学的にいわれているので、五感はいつまでも敏感にしておかねばなりません。