さあ、新年が明けましたが、皆様は、いかがお過ごしでしょうか?
実は、店主の父は、昨年の年末に永眠して、安らかにあの世に旅立ちました。
ですので、早々のお年賀を頂きました方々には、年賀が出せず申し訳ありませんでした。
父は、もうダメだ! という死地を4回生還してきたのですから、よくガンバったものだと感心しているくらいです。
病院や施設の方々には、本当によくお世話をしていただき、感謝しかありません。
店主も、いきなり死んでしまう心筋梗塞や脳梗塞に気をつけ、ピンピン生きて、1年コロリ!を目指していこうと思っています。
さて、久々となってしまったコラムですが、昨年暮れからいろんな発見はしています。
これから少しずつ、ゆっくり説明してまいりますので、ご期待ください。
それでは、今回のテーマである‘ 頻 尿 ’についてお話をしてまいります。
この頻尿というのは、歳がいっての前立腺肥大や女性のトイレの近さなどいろいろあるわけですが、先日もお客様より、90歳を超えるおじいちゃんの頻尿は何とかならないのか?というご相談があったのです。
これは、若くてもトイレが近い方々にも有効ですので、ぜひ、お聞き下さい。
質問に対して、店主は、次のように答えました。
「頻尿というもので、前立腺や膀胱に焦点をあてるのが一般的でしょうけど、わたしは腎臓に注目します。」
「腎臓の機能が弱くなると、頻尿や腰痛現象が起きやすくなるということをほとんどの方が知りません。」
「そこで、今から言うやり方を少し実践して頂きたいのです」
「その方法とは、信じられないでしょうけど、‘脇腹の横’をゆっくりさすったり、揉んでみるのです!」
「では、なぜ、脇腹をさすって、頻尿や腰痛対策になるのか??」
「それは、腎臓に密接に関係している‘ 腰椎3番 ’を緩めるための方法だからなのです」
「通常、腎臓の疾患は、西洋医学ではほとんどお手上げの状況なのですが、優秀な整体師の先生の中には改善できる人もいるのです」
「腰椎3番こそ、腎臓の機能を上げる特効箇所と言え、その腰椎3番と脇腹は連動しているのです。」
「場所は、よく子供がクチュクチュ触って、あまりにこそばくなる所です。」
「そこを、ゆっくりさすったり、揉んだりして腰椎3番を緩めると、血圧が下がったり、頻尿の改善が見られるのです」
「薬と違って副作用のまったくない方法ですから、ダメ元でやってみては??」
ということを昨年末にお話していたのです。
そして、本日、お電話で「おじいちゃんの頻尿が本当に改善して嬉しいです!!」というお返事を頂いたのです。
西洋医学的にはどうしようもないことでも、こんな簡単な方法で改善できることはたくさんあるのです。
いつもお話していますように、人間の病的な状況とは、ほとんどが‘硬さ’への移行であるということを強調しなくてはなりません。
つまり、頭痛なら首の緊張が強く、硬く、脳への酸素量が減っているための警告シグナルであり、ガンなどもその周辺の筋肉の緊張があり、患部への酸素の透過率が悪くなったことによって起こっているし、腰痛なども、先の脇腹の近辺の筋肉の異常な硬さがあるということを知っておきましょう。
そして、大切なことは、決して強く揉んだりしてはいけないということです。
これも何度も言ってきましたが、どうしても忘れていたり、気持ちが良いからやってしまうということが起きえています。
外界からの強い刺激を当てると、必ず、筋肉は硬くなっていく性質があるのです。
これを店主は、‘ ペンだこの原理 ’と呼んでいるのです。
つまり、よくお勉強する人は、指の横にタコまで作っているのですが、まったく痛くないやさしい刺激でも何千回と圧していると硬くなるということなのです。
どこかの野球のトレーナーのように、ギューギュー揉んでいると、ドンドン筋肉が硬くなってしまい、余計に故障の原因を作っていることを観察しましょう。
彼らは、それが正しい! と信じているのですが、どうみてもおかしいと考えています。
話は戻りますが、なぜ、腎臓の改善を強調するのか? をもう少し説明しなくてはなりません。
腎臓は‘生命の質’を決定する所、ということはよく聞く言葉ですが、
女性が気にする‘お肌の黒ずみ’や‘目のクマ’も腎臓が非常に関与しています。
何より、血栓を溶かすウロキナーゼという薬やガン改善ワクチンである‘蓮見ワクチン’も尿から作られるということですから、あまり良い成分が、尿に駄々漏れすることは本当に恐ろしいことなのです。
薄くなってきた髪の毛もモロに腎臓の影響ですので、この腎臓のケアーは最優先事項ともいえます。
ですから、この腎臓のケアーのために、足裏の湧泉のツボもそうですが、脇腹の筋肉の緊張を解除していくことも、想像を絶するくらい重要なことです。
もし、ギックリ腰などをした方は、脇腹の筋肉の張りを観察したらよいでしょう。
自身の体で体験しないとどうしても信じてもらえないことですから・・・
また、前回お話した‘水かぶり’もそうですが、別に足だけに水をかけてもOKですが、よくて1週間くらいして効果がなければ, や〜めた!!と言って実施を止めてしまう方が99・999%ですので、あえてしつこく言うことはしません。
そんな人は、脳幹を鍛えるために、‘逆立ち’や‘息をできるだけ止める訓練’など、他の方法を交互にやりながら、できるだけ長期的にもできる方法を自ら考え出して下さい。