店主 内藤
世の矛盾、スジの通らない事に店主・内藤が吠える!
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痛快!店主のひとりごと
店主のひとりごと Vol.319
ジョコビッチの`鼻づまり'
2015.12.13

今年も、早、半月で残りわずかとなってまいりました。


皆さんは、今年は、昨年とくらべて何が進歩しましたか?


進歩に失敗という言葉、概念自体がありません。

失敗しても、そのやり方でできないということを知ったのです。

そして、同じことをして、別の結果を求めることは、気が狂っていることであることは気づかれましたね!


この感覚はとても大切であり、一番忘れがちなことです。


店主も、可能な限り感性を研ぎ澄まし、身の回りで起こっていること、お客様の相談に天の意思を伺っています。

観音になるために、自分の感情も客観化して観察し、自分も活かしながら、他を生かして「内修、外慈」という神霊のいう人間の目的を達成してまいりましょう。





それでは、今回のテーマについてお話をしてまいりたいと思います。

今、世界ランキングでトップを走っているテニスの気鋭・ジョコビッチという選手がいます。


彼は、その華麗な実績とは裏腹に、‘ 猛烈な鼻づまり ’の持ち主であったというのです。

それが原因でか、試合中に息が苦しくなり、棄権を何度もしているとか・・・・・


当然、最高級の医師にも相談していたのですが、そのはっきりした原因すらつかめず、そのままの状態になっていました。


そして・・・・

全豪オープンの時にも同じ症状で息が苦しくなり棄権をしてしまいました。

そのとき、たまたまその試合のテレビ観戦をしていたある博士が、その鼻づまりの原因を見破ったのです。


博士は、ジョコビッチにその原因を示唆し、改善のためのプログラムを練りました。

ジョコビッチは、その意見を聞き入れ、素直に6ヶ月間のプラグラムを開始します。

そのプログラムの開始してから、目に見える速さで体調に変化が現れ始めました。



まず、鼻づまりの軽減はそのまま起こり、体の軽くなっている状況が肌で感じられるのです。

それが、6ヶ月間という長期ではなく、たった2週間という短期間で起こったのです。


2週間で、鼻づまりは完全に改善し、体調の軽さも最高度に達しました。

しかし、次の2週間、元の状態に生活スタイルを戻すと、再び、あの鼻づまりと重たい体に戻っていくのでした。


ここにきて、明らかに、プログラムが有効であるという確認がなされたのです。


では、ジョコビッチの鼻づまりを完全に改善させ、体調を最高にした要因は、いったい何だったのか??



これこそが、・・・・「 小麦食品からの脱却 」 だったのです。




この小麦を原料とする食品をやめ始めると、途端に鼻づまりが改善し、脳への酸素量が一気に上昇することによって、脳の耐久性と能力があがったのです。


ジョコビッチは、博士から、 「グルテン(小麦)不耐症」と診断を受けました。


ここにきて、小麦製品が、鼻づまりやアレルギーを起こしているという原因が特定されました。

この小麦アレルギーによる鼻づまり改善は、

「ジョコビッチの生まれ変わる食事」

という書籍となって販売されています。




さて、鼻づまり、花粉症、アトピー、ぜんそく、リューマチ、膠原病を患っている日本人も考えられないくらい多いと思いますが、

自分もひょっとすると、小麦アレルギー(不耐症)ではないのか??


と当然、思われている御仁もおられると思いますので、その検証法は、先にお話しましたように、


「 2週間だけ、完全に小麦製品をやめる 」


と、一目瞭然となるのです。


それで、アレルギーの不調が軽減していれば、ジョコビッチと同様、ビンゴ!!となり、大当たりです。




しかし・・・・

この小麦不耐症であると確定しても、まさか、小麦そのものが悪い!! という観念はもってはいけません。

ここからが、今回の真のテーマなのです。


上記の内容は、花粉症の方が、花粉が飛んでくるからズルズルになるので、花粉は敵だ!! ‘花粉が悪いのだ!!’と叫んでいる状況とまったく同じなのです。  


よろしいですか??


花粉を勝手に悪者にしてはいけません!!  花粉そのものが原因で、花粉症になっているのではありません。

花粉そのものを悪の権化にするというのなら、キコリはすべて花粉症になっていなくてはなりません。

キコリが吸い込んでいる花粉は、皆さんの数倍でしょうから・・・・!!



ここをしっかり考えていないから、ダニを排除しろ!とか言っている人たちといっしょな‘対処療法’に陥っているのですよ!!


そうではなく、ダニがいようが、花粉があろうが、小麦をいくら食べようが、まったくそれらに反応しない体質を作ることが一番重要なことなのです。



っと言うと、‘そんなことができるんなら苦労はしないよ!!’ とギャ〜ギャ〜言っている人がいるので、店主は叫ぶのです。


あのね!! その絶対できないと思い込まれるのは勝手ですが、一生、ダニ、花粉、小麦を避けて生きていけばよろしいだけのことです。


この日本には、本当にすばらしい治療家の方がおられたんですよ!

今まで何度もこのコラムでも挙げてきましたが、いかなる疾患も、最終的に改善すべき箇所は、腸でもなくどこでしたっけ??

なに! もう忘れてしまった??


であるなら、もう一度、強調しなくてはなりませんね!

よく目を見開いて、この文字をよく見てください。



その箇所とは、・・・・ズバリ、「 脳 」なのです!



エっ! 脳だって! て叫ばれているようでは、お話になりません。

一般の医師たちが逆立ちしても治せない症状を治してきたのは、ステロイドでもなく、健康食品でもなかったのです。


この答えは、今、どこかのヨーグルトの宣伝の中で見られる光景に秘められています。


その光景こそ、‘ ロシアの幼稚園の子供たちが、雪の降る中で水をかぶっている姿 ’なのです。


これが、アレルギーその他、あらゆる疾患を根本から治す療法だったのです。


思い出しましたか??

乾布摩擦は皮膚を鍛えているのでもありません。

極寒の寒い気温の中に肌を出したり、水をかぶると急激に体温が低下します。



すると、体温を管理している脳の視床下部が、‘これは大変だ!’ということで、フル回転し始め、これが結果的に自律神経を鍛えることになるのです。 

毒性のあまりに高い人工のステロイドなど投与しなくても、副作用のまったくない自分の副腎から天然のステロイドを分泌し、何もなかったようにアレルギーそのものが起こらなくなるのです。


現在は、エアコンが完備してしまい、朝から晩まで一定の温度で、脳が変化に対応するような訓練がなされず、冷えなどサーモスタットの温度設定まで壊れてしまっている始末です。

これを、東大医学部を出られた小山内博先生は、アレルギー撲滅運動として、子供たちに「水かぶり」を推奨され、アレルギーを根底から改善させていたのです。


そんな面倒なことはしておれん!! というなら、命いっぱいお金をかけ、対処療法に専念されればよいのです。


頭のよい人は、この店主のヒントによって、もっと有益な自律神経強化法をひらめいていることでしょう。


マスコミに叩かれた、あの戸塚ヨットスクールの戸塚弘さんがやっていたことは、足のつかない深場にヨットに乗らせて、バランス感覚を鍛えさせ、脳幹の働きを活発にさせることによって登校拒否児童やアレルギー、難病で困っていた人たちを救ったということも以前紹介してきました。



全世界の医師がすべて集まっても一人も治せない色盲を、15万人以上救ったYさんの方法も、‘耳つぼ’を使って視床下部を活性化させることによって不可能を可能にしたのでしたよね!



ようするに、脳の活性化ができれば、小麦を避けなくてもアレルギーは完治するんだ! ということなのです。


店主の大好物の‘うどん’が小麦でできているからといって、食べないなんて考えられないのです。


治している先人の知恵、実績を学ぶのです。



また、アレルギーの人は、例外なく、腸内善玉菌が少ないことも事実ですので、どうすれば、善玉菌を優勢にし続けることができるのか? も考えてみるべきです。


店主の恐れるアレルギー、ガンを悪化させている‘カンジタ’というカビ対策もできればなおさらOKです。


何も思いつかない人は、まずは、小麦制限を含む、いわゆる‘ 糖質制限 ’からはじめると、アレルギーもガンも軽減できることは間違いありません。