さて、台風8号の影響で、どうなるかまったくわからなかった講演会は、結果的にすべて順調に終えました。
このめちゃくちゃな内容で、全国から50人弱の方々が参加されたことが、店主にとっては驚きとしか言いようがありませんでした。
しかし、その多難な内容を克服してでも来て頂いた方には、それだけの内容のものをプレゼントできた自負はあります。
特に、マイナスの運勢や障害に対して、まったく思いもつかない4次元エネルギーを活用し、参加者を守ってくれる武器を伝えることができたと思います。
いろんな形で効果を確認されてきたものですので、決して、店主の思い込みの産物でもなければ、先人の知恵と努力の賜物です。
ただ、使い方ひとつで、相手を病人にしてしまうこともできる可能性に満ちていますので、恨みの念で誤った使用法だけはご注意して頂きたいと思います。
あらゆる角度から、皆さんを守るために有効な方法を模索した結果の内容ですので、一生応用が効くものを選抜した内容になっていたと思います。
それでは、今回のコラムは、その時、お話した一部を読者の方々にも紹介したいと思います。
いつものように、皆さんの固定観念を打ち壊す内容ですが、‘ 肉 食 ’の是非について。
どの正食も、お肉は絶対ダメ!!というのが一般ですが、では、ここで一つ質問が・・・・
世界中の民族の中で、お肉しか食べていない人たちが存在しています。
さて、誰でしょう??
お肉が良いか悪いかを考える上で、このような観点に立って考えるのは本来当然のはずなのに、そんなことを考える人はいません。
ただ、お肉は血液が汚くなるのでダメ! とか、日本人なら江戸時代後期から食べ始めたので体質に合っていない!!とか言い張ります。
ちなみに、世界の中で、もっとも肉食がきついのが極地方の‘エスキモー’たちであるのです。
そのエスキモーたちは、ガンや心臓病、アレルギー、肥満などほとんど見当たらないという不思議があるのです。
あの氷漬けの中で、野菜などできるわけがないし、エスキモーたちは、一体何を食べているのか?
そうです! 魚やアザラシを食べるしかないのです。
しかし、それは、明らかに‘ 肉 ’なのです。
肉を食べると血液が濁ると主張する人たちは、この状況をどのように説明するのでしょうか?
当然、世界中の学者の研究対象となりました。
そして・・・・判明したこと。
それは、アザラシの肉の中には、イワシやサンマに含まれるDHAやEPAをさらに上回るすばらしい脂分である‘DPA’という成分が発見されました。
この脂が、血管の柔軟性を保ち、酸化から体を守っていたということが言われました。
しかし・・・・
では、アザラシの脂を食べたから病気をしなかったのか? となればそんな簡単な答えにはなりません。
皆さんもよくご存知の‘マサイ族’なども、完全な肉食しかしていませんが、まったくガンにはなりません。
まさか、アザラシのお肉など食べるはずもありません。
逆に、南インドなどの人たちは、典型的な菜食主義なのに、ガンがやたら多いという現象があるのです。
日本でも、沖縄の人たちは、お肉をたくさん食べますが長寿では日本最高峰というのは事実です。
この両極端を観察すると、肉食=ダメという方程式は必ずしも成り立たなくなります。
そして・・・・・
もうひとつ必ずダメだと言われる食品の‘ 卵 ’ですが、この食品も完全食として店主の頭では整理されています。
店主の研究の中で、世界最強にガン患者を救いきった日本の整体師のKさんも、
「もし、癌患者に卵を食べさせることを気づいていれば、もっと多くの人たちを助けられたのに!」
と洩らしておられたのが印象的です。
広島大学の動物実験でも、魚、貝、卵、野菜を食べさせても、ガン細胞にはまったく行かず、正常細胞しか行っていなかった!というデ−ターがあるのです。
ですので、卵を異端視する見方は正しくない!といのが店主の結論なのですが、当然、例外はあります。
それは、いつも言いますように、あまりに‘便秘がひどい’という人は食べないほうが良いというものです。
これは、大腸内で異常腐敗することによる猛毒の発生につながり、肝臓、腎臓の解毒器官を弱めてしまうからです。
お肉なら、鶏肉(特に胸肉)、魚の肉などは、炭水化物や穀物を取るよりもガンには少なくとも安全で有効性が高いと考えています。
※ここで、ガンの方で乳がんはお肉は厳禁という例外はあります。
なお、お肉を食べて血液が酸性に傾くということを恐れる人には、瞬時の解決策があります!!
通常、血液のPHをコントロールしている要素は、腎臓だけではなく、特に、手っとり早いのが‘ 肺 ’の調整なのです。
PHが酸性になろうとした時、呼吸を深くして、1分間の呼吸数を減らせば減らすほどアルカリ性が保てます。
ですから、お肉を食べて酸性に傾く云々よりも、呼吸を整えたほうがよほど体的にもアルカリの血液を保てるということを知りましょう。
こんなところに、健康を維持するヒントが隠されているのです。
ですから、今回の講演の最初の内容であり、一番バッターに選んでいたのが、
「吐く息を長くする 」
というのがあったのであり、脳がもっとも喜ぶ手段だったのです。
この吐く息を吐き切る練習をし続けていくと、はては、政木和三さんや山崎弁栄さんのような超人になるのです。
山崎弁栄さんを知っている人はほとんどいないでしょうけれど、この方も超人の頭を持っていた人で、
今まで見たことのない英語で書かれていた生物学の本を、ペラペラと数秒めくっただけで解説して、生物学の先生が弟子入りを申し込んだという人だったのです。
人間、何かに猛烈に集中している時というのは、呼吸が停止している時なのです。
その時、脳は最大限に能力を発揮し、はては、前世の記憶まで引きだしてきます。
政木和三さんが、1万2千年前の記憶を引きだして、電気炊飯器やエレキギターを作ったりしたのが、1分間に1回の呼吸でできるようになったのは良い例ですが、
もともと‘教育’という英語の語源は、ラテン語の‘ 引き出す ’ から来ています。
すなわち、わたしたちのかつて学んだ前世の記憶を‘引きだす’ことが本来の教育の目的だと・・・
ちなみに、般若心経の‘般若’とは、‘前世の記憶’のことであることを知っている人はどのくらいいるでしょうか?
「天才」とは、天が与えた才能ではなく、もともと自分が過去に学んでいた才能のことを意味します。
そして、心から偏見、執着心を取り除くとすばらしい叡智が湧き起ってくる、というのが般若心経の秘密なのです。