店主 内藤
世の矛盾、スジの通らない事に店主・内藤が吠える!
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痛快!店主のひとりごと
店主のひとりごと Vol.278
その胃の不調・・・もしかして?
2014.02.24

さて、前回は、‘発熱’作用によってガンやウイルスから守られているので、風邪をまったく引かないことが健康の象徴とは言いきれないということをお話しました。

すると、年配の読者の方から

「若い家族がインフルエンザになっている時、まったくウイルスに感染せず、熱も起こらなかったのは、脳の機能が衰えているせいでしょうか?」 

その質問を見た瞬間、「ありゃ〜! これもまた極端にとらえられてしまっているなあ〜」としばし反省しました。


当然、熱が起こらなかったこと自体で健康でなくなっているということもありません。

15〜25歳の人でも、兄弟のうち一人がインフルエンザで高熱でうなっていても、もう一人はまったく感染せずに平気でいた場合もあるでしょう。

その時、熱が起こらなかったから、その人は脳の機能が弱っている! とはまさか言えません。


ですから・・・

熱が起こらない=脳の機能低下  と早急に考えることも極端ということですので、バランスよく考えて下さい。 

ただ、もし、熱が起こった時には、 

「白血球たちよ! 大きくなりかけているかもしれないガンや悪性のものもいっしょに食べておいてね!」 

と、単に苦しむのではなく、期待感のもとに祈ることが大切です。




それでは、今回は、‘意外な胃の不調の原因’ということについてお話したいと思います。


このテーマを考えるに至ったのは、お客様からのご質問の中に、‘オヤっ!’と思えるものがあったからです。

まわりで起こっている事象には、必ず、何かを知らせる‘教え’があると店主は観察しています。

その中でも、お客様の相談内容というのは、まさに‘天の声’ですので、同じ時期に質問される内容は、何かの関連があるのでは? とアンテナを張ります。


その中で、最近、重なった声というのが、


「逆流性胃炎」 「ストレートネック」


というキーワードだったのです。 


整体関係に詳しい方はピンと来たと思いますが、最近多い‘逆流性胃炎’という症状に関係しているのが、なんと ‘首’ というものの可能性が出てまいりました。

それは、もともと胃が弱く、若いころより胃炎などを起こしていたという方よりも、食生活などはまったく変わっていないのに、急に胃に不調が起こりはじめた! という方が特にあてはまります。

※先天的に胃が弱いという方は、胸椎4〜7番にコリやひずみがあるのですが・・・・



この‘ストレートネック’という首の頚椎の骨に緩やかな湾曲がなくなり、一直線になってしまうことによって、頭の重みがストレートに胸や腰の神経を圧迫することによって、ある人は胃、ある人は肩こり、頭痛になって現れる症状を引き起こしてしまうということです。


このストレートネックになる要素は、あごを前に出して長時間同じ姿勢でいるとなりやすいですので、美容師さんや最近のパソコン、スマホにはまっている学生にも多い傾向があります。

ですから、首に緩やかな湾曲を取り戻すようなストレッチや道具があれば活用すれば良いということです。 



ストレッチでは、まず、筋肉の柔軟性を付けるために、肩を少し上げながら上下左右にゆっくり動かしながら、あとは、回転させることを1時間に2、3分はしたほうが良いでしょう。

ここでも、腰痛解消と同様、後ろに屈伸させるという運動がもっとも効果的です。


また、グッズでは、ビニールハウスのような湾曲を描いている‘木まくら’という商品で矯正しても良いでしょう。

‘木まくら’は、ある程度の硬さをもち、柔らかすぎるタオルよりも矯正力がありますが、痛く感じる場合は、タオルを敷いて実施されると良いと思います。

この‘木まくら’は、‘西式健康法’で有名な医聖・西勝造さんの考案されたものですが、本当にコツを知りつくした偉人だと感心します。

西さんの力量は果てしないものがあり、すさまじい観察力を持っていました。


例えば、占いでしか論じられない‘手相学’でも、ある人の手相を見て、

「オヤっ!! あなたの場合は、水分不足からくる糖尿ですな〜!!」


と、手相でその人の患っている症状を言い当てることができたとされ、何十年手相を学んでいる人もまったく知らない底なしの智慧を持っていました。


その信憑性は、西さんに会って、手相から判断した症状と実際の症状が酷似していたことに心底驚いた樫尾太郎という東大医学部を卒業したという医師がいたからなのです。

あまりの衝撃に、樫尾さんは、西先生の手相の深さにハマり、その後、古今東西の手相に関するあらゆる文献を研究し、著書もそこそこ出したという経緯があります。


医師としての見地から手相というものを観察した世にも稀な貴重な著書として店主も参考にさせて頂きました。 

もし、手相と病気という関連性にご興味のある方は、絶版になっている樫尾さんの著書は超レアーな一品ですので、無くならないうちにアマゾンで購入されると良いでしょう。


しかし・・・

手相というものも、人間の情報を読み取ることができる神秘なものですが、実は、足裏の‘足相’というものも情報を提供しているのです。

手相に比べて、足相は線が複雑でない分、緻密な象意はわかりずらいと思いますが、それなりの情報をもっているはずです。


ようするに、体の情報は、便やツボ、神経、手相、筋肉の硬直、顔相、オーラなどあらゆるものでお知らせしています。

そのお知らせをいかに正しく、早く読み取るか? ということが健康を維持する極意と言えるでしょう。 



ちなみに・・・

店主が強調する健康法の中に‘中指反らし’がありますが、

この中指反らしだけで脳への血流が10%以上は簡単に上がり、それ以外にすべての臓器に良き影響が伝わる素晴らしい効果なのです。


そして、厳密に言うと、この中指というのは‘心包系’という心臓に関する経絡が走っているところでもあるので、心臓に異常があると、中指が硬くなるという現象があるとされます。

ですから、中指をやわらかく揉んであげると、それは心臓のケアーにもなっているということでもあるので、脳と心臓という一番重要な個所をケアーできるという意味でも、やはり、すばらしい活性ポイントとなっているのです。


また、最近では、左右の小鼻の横にある‘迎香’というツボが鼻炎や花粉症の症状を和らげ、そのすぐ上にある‘天迎香’が脳の血流を上げるということが実証されていますので、いろんな所から飽きないような刺激をして活かしましょう。

あまりに簡単すぎて忘れてしまうことが難点ですが、このようにコラムでちょこちょこその重要性を強調していきたいと思います。