お盆を過ぎてもひたすら暑かった日も、やっと涼しくなってまいりました。
ただ、桜島は過去最高の噴火をしたり、山陰地方、九州では、かつてない豪雨になってみたりと、今年の壊滅的なダメージの象意を最小に分散して頂いているとしか思えない現象も次々に起こっています。
これも、わたしたちの人智をはるかに超えた力が働いている現れとなっています。
一度に、震度7〜9が来ればすべてが終わってしまいますが、これを小刻みに分散しているのです。
そして、古来より、‘悪いことは水に流す’ と言われているように、本当に壊滅的な破壊が起こることを最小の被害で収まる時は、‘水’の害になるというのが、賢者の言う真理です。
悪の根源とも言うべき‘活性酸素’も、水素と合体することによって無害な ‘水’ になるのも象徴的ともいえます。
ですから、あまりに大きい人的、物的な被害が起こらねば、水の害が現れる時は、本当は感謝せねばならないことであると認識することも大切です。
ところで・・・・・
今回は、 ’天才’ というテーマでお話をしてまいりたいと思うのですが、
店主のお会いしてきた中でも、群を抜いて天才としか呼べないような人達はいますし、会えはしなかったけれど、その実績と発想は、天才としか言いようのない方もたくさんおられます。
当然、店主もその中で、自分にも取り入れられるものはすべて取り入れようと努力しますし、何よりその考え方を学ぶことがもっとも有益になります。
何度も言っておりますように、言ったことをそのままマネをするだけではなんの発展性もありませんし、進歩しなければもったいないのです。
皆さんの周りでも、学歴に関係なく天才と思えるような奇抜な発想をする人はいるはずですので、そんな方と接しているだけで、その考え方が自然に身に着いてくるものですので、ぜひ、時間とお金を使ってでも触れておくと非常に有益です。
どこかのビデオや書籍よりも直接会うことが、100倍もっとも感覚的にも身に着きやすいですので、ぜひ、オススメします。
それでは、店主がお会いしてきた偉人の中でも、非凡な発想と実績を持っている浜松におられるM博士のことを今回は紹介しましょう。
M博士は、その発想力とIQは、カミソリのように鋭く、この博士と2カ月でもいっしょにいれば、この世の最先端のことが簡単にわかり、それもいかめしい超高額な道具や装置を購入しなくとも、簡単な器具で応用が効くというセンスを学べる稀有な方だと敬愛している方です。
そのM博士は、今から12年前に知り、博士の研究所に行ったことが最初のご縁となっています。
M博士は、当時から数百人のガン患者を救っていましたし、1934年にアメリカで完成していたガンを消滅させる技術をもっていたある天才科学者の後を再現した機器を作った方でもあったのです。
そのM博士との会話は、それはそれはおもしろいの一言で、店主の知的好奇心をくすぐるというベルではなく、爆発させてくれる内容がポンンポンと出てくるのでした。
その一部を紹介しますと・・・・
「この前、アメリカに行ってきたんですけどね〜!」
「その時、友達のある農場主がこんなことを言ってきたんだよね〜」
「博士! もうじき、この土地に寒波がくるんですが、その寒波はマイナス40℃の冷気で、ほとんどの農作物がやられてしまうんです!」
「わたしたち農家は困り果てているんです! 何とかならないものですかね?!」
「それなら・・・・・・○○○してごらん!! 」
「エっ! そんなことして本当に農作物は助かるんですか?? 逆に、ダメになってしまうんではないんですか??」
「いやいや、助かると思うんだけど、理由は、・・・・△△△!!」
というような展開があって、その考え出した妙案は瞬時に答えたものであり、実際、その農場主は、博士の言うとおりに寒波にやられないという方法をダメ元で試してみたのでした。
すると・・・・
なんということか! 寒波が通り過ぎて行った後に、博士の言ったことを実践した農作物だけはなぜか助かっていたのでした。
では、M博士は、一体、農場主に何をアドバイスしたのでしょうか???
この内容だけでも、博士の恐るべき発想とIQの高さを感じさせるには十分です。
実は、農場主に対して、すればよい!と言った内容とは、
「農作物に対して、寒波が来る直前にありったけの水をかければ良い!」
ということをアドバイスしたのでした。
これを聞くと、皆さんは、「エっ! そんなことをすれば余計に農作物がダメになってしまうじゃないか!」と叫ばれることでしょう。
なぜ、わざわざ水で濡れさせて、状況を悪くするようなことをするんだろう!・・・・と。
常識と非常識とは‘紙一重’の差とも言えますが、博士の頭脳は、その紙一重の所でわたしたちを超えてしまっているのです。
実際、その博士の言う通りにした農作物だけは助かっているのですから・・・
この答えを聞いて瞬時に‘なるほど!!’と理解できた人も非凡の才を持っていることは間違いありません。
わからない人は、何時間考えてもわかりません。
そこで、博士の頭脳の回路をヒモ解いていくことにしましょう。
なぜ、寒波が来る直前に水を農作物にありったけ浴びせろ!と言ったのか?
当然、マイナス40℃の冷気が来れば、水のかかっている農作物は‘凍って’しまいますよね。
この凍りついた様子は、皆さんにとっては良くないイメージです。
しかし・・・・・
よ〜く考えてみて下さい。
ここで一つ質問ですが、もし、何もせずにそのまま寒波がきてしまうと農作物の中身は何度になっているでしょう??
「そうだな〜! マイナス40℃の寒波だからそのままマイナス40℃にはならなくとも、それに近い温度にはなっているだろうなあ!」
と考えられますよね!
ハイ! この時点で気づいた方も、少しは骨がある人ですよ〜!
「エっ! わたしにはまったく何のことやらサッパリわかんな〜い!」
という方が例外なく今のところすべてでしたから!
では、答えを言ってしまいますと、
寒波が来る直前に放水をして農作物は当然凍りつきました。
この`凍りついた'というのは、どこが凍りついたのかがすべての焦点であり、ヒントでもあったのですが、
マイナス40℃の冷気が直接農作物の‘中身を凍らせたのではなく’
農作物の‘表面に付いていた水’を凍らせたのであった、ということがすべての答えだったのです。
何! ここまで説明しても、まだわかんないって!
ん〜! それは、ちょっと・・・・・・!
では、氷の中の温度って、一体、何℃であるか知っていますか??
氷そのものの温度は、マイナス40℃になりますか?
そうです! 氷の中の温度は、‘絶対0℃’ なのです。
とすると・・・・
寒波がやってくればマイナス40℃でも、氷で覆われている間は、0℃で中身は保たれていたのです!
これは、冷蔵庫と変わらない温度だったのです。
どうですか皆さん! このようなことを瞬時に考えつく博士なのです。
実は、この博士の頭の良さに注目していたのが、日本政府でもあるのです。
あの福島の原発事故があった時、放射能が漏れて困り果てていた時、博士の所にも相談がやってきていたのです。
「僕は、最初から液体窒素を使えばいいんだよ! と言っていたのに、」
「いや〜、原子力委員会の先生方が反対しまして・・・」
「などといくら説明しても、あ〜だ、こ〜だと理屈を並べて言うことを聞いてくれなかったんだよ!」
「でも、結局、液体窒素を最後には使っていたけれどね!」
博士は、政府や国立機関で何億円とかかる施設でできるものを、原理だけを知ると、電気炊飯器でも応用して作ってしまう天才なのです。
このような人が日本にはまだまだたくさんいるのです。
しかし・・・
お決まりのように、ガンや難病を治したり、石油などのエネルギー資源に代わるものを作りだそうとした方は、利権を損ねる勢力からとてつもない迫害に会う運命になっているのです。
これが資本主義の悪い所でもあり、負の遺産となっています。
最後に告知を一つ。
店主は、今まで1年に1回だけ7月10日に講演会を実施してまいりました。
が・・・しかし、例外的に、今回、東京で11月の初旬の土曜か日曜日くらいに、10時〜17時まで皆さんとフルにお話できる場を設けてみたいと密かに思っています。
いつも完全燃焼できずにおりますので、見えない世界のことも、言えば誰かの不利益になるかもしれないこともドカ〜ンと解放しようと思っています。
そして、質疑応答の取れない時間では、本当に来て頂いた方の最大のプラスも達成できないことは明白です。
そのことを考えますと3時間くらいのお話では到底足りません。
女性の方の喜びそうな痩身の方法だけでも優に2時間くらいはお話はできますが、見えない世界のことも重要なテーマなのです。
コラムにいつも書いてありますよう、この世がすべてでもないし、いつか帰っていく世界も考慮に入れる必要もあるのです。
わたしたちの知っている知識は、海の一滴にも及ばない微々たるものです。
この尊き日本に生まれてきて、あと何年生きて、何を学んで死んでいくのでしょう?
知識をただ増やすのが目的でもないし、知って知って、そして、軽く、明るくなっていくのが目的と言えましょう。
智恵も磨かねば、一時の感情に左右され続ける不安定な精神力も悲しいものがあります。
ということで、決定ではありませんが予定として告知させていただきました。
なお、7月の講演会にお越しになられた方々には、その時話した内容のまとめとお話できなかった内容をDVDに撮ろうと計画しておりますので、もうしばらくお時間を頂ければ幸いです。