新緑のすがすがしい季節となっていますが、これでどれくらいストレスが解放されているでしょうか?
ストレスは、動くことによってある程度解消されるともいわれ、特に、お腹がグ〜となった時、ジ〜としているより、ちょっと激しい運動をすると忘れることができ、ダイエットにも大変有効となります。
ところで・・・・
ストレスによって、胃炎や膵炎、十二指腸潰瘍など、内臓の粘膜に激しい炎症を起こすことが知られています。
以前、この炎症には‘青のりのビタミンU’が有効であるとお話をしましたが、脳内も含め、あまりに広範囲に炎症状態が広まれば太刀打ちできなくなります。
そして、その炎症でもアトピー性皮膚炎やぜんそくの発作となると、それこそ命がけのストレスであり、炎症状態となっていきます。
店主のお客様の相談の中でも、アトピーやガンは圧倒的に多いもので、これらは激しい炎症を伴っている疾患です。
そこで、今回、その炎症を何とか最小にしようとすれば、一体、何が必要なのか? をお話していきたいと思います。
アトピーの疾患で悩んでいる方々でしたら、‘SOD様食品’‘温泉療法’などを試されている方も多いと思いますが、
店主は、アレルギーの本源は、
‘脳の視床下部の機能低下‘と‘小腸の粘膜の荒れ’と‘大腸内腐敗’
の3大要素が原因で、その改善が根本と考えていることは今後も変わることはありません。
ただ・・・・
今ある当面の‘かゆみ’や‘炎症’を抑えなければ、ストレスがますます増大し、さらなる炎症を助長してしまいますので、この悪循環をなんとか絶ち切らねばなりません。
さて、どうすれば良いのでしょうか?
ずいぶん考えましたが、一つの結論を数年前に出しました。
それは、自分の体内で分泌している抗炎症剤である‘ステロイドホルモン’を出しやすくすること・・・・だったのです。
もし、自分が体内でステロイドを充分分泌できているのなら、あの強烈な副作用を伴う人工のステロイドを投与しなくてもよかったはずです。
では、まず、そのステロイドなるホルモンは、いかなる要素で分泌されているのか?
を考えると、当然、脳からの命令で分泌を促されているのですが、その原材料が何なのか? を考えている人は皆無だったのです。
実は・・・・‘ビタミンC’こそが、その原材料となっていたのです。
このビタミンC、ただものではありません。
人体の中で、このビタミンCの分布率が高い個所を御存知でしょうか?
これが即座に言える方は、かなりのお勉強ができているでしょうし、そこそこの疾患を改善させているに違いない人であると確信します。
そのビタミンCの分布率のもっとも高い所こそ・・・・‘脳下垂体’と‘副腎’だったのです。
そうです! この個所に、特にビタミンCは使われており、すべて‘ホルモン分泌’に関与している所だったのです。
ですから・・・
ストレス発生→内臓粘膜の炎症→ステロイド分泌のためにビタミンC消費→ステロイド分泌→炎症の沈静化
という順になっており、これがビタミンCが‘抗ストレス剤’と言われている所以なのです。
しかし、医療関係者であっても、ビタミンCは抗酸化物質だから、ストレスによる活性酸素の除去にも有効なのでは・・・・くらいの答えしか導くことはできていませんでした。
このビタミンCがステロイドホルモンの原材料になっていることは、この10年以上勉強してきても気づくことはありませんでした。
ある時、親しい友人が、店主が密かに愛用している強力な持続型ビタミンCサプリを他のお客様に飲んで頂いたところ、なかなか治らなかった口内炎が瞬時に閉息したということを聞き、ピンときたのです。
「口内炎がそれだけ瞬時に治ってしまったということは、ビタミンCそのものの成分ではなく、炎症を抑える酵素かホルモンに作用したに違いない!」
と考え、ネットで「ビタミンC 酵素 炎症」「ビタミンC ステロイド」というキーワードで調べたのでした。
すると・・・・
カンは的中し、‘ステロイドの原材料は、ビタミンCとコレステロール’と書いているではありませんか!
その時、逆にある憤りの感情も沸き起こってきたのです。
今まで数多くのアトピー療法に関する文献を読んできたけれど、‘自己のステロイドの分泌のためにビタミンCを取りましょう!’
と、理路整然と説明している著書が、なぜ、なかったのだろう??
SOD様食品、温泉療法などは、1万円などいう金額では到底買えない高価な費用をすべて強いているものばっかり・・・・!
ということで・・・
アトピーやぜんそく、リューマチ、大腸炎など、ステロイドを処方されている方々には、真っ先にビタミンCを取って頂かねばなりません。
また、ガンの方々もストレスが誰よりも多いはずですので、ビタミンCは絶対に必要ですし、一般の方々もコラーゲンの元こそビタミンCであることを考慮すると全員に必要なものです。
ちなみに、コラーゲンの働きの中で、皆さんの気づいていない働きに・・・・‘腰痛防止’もあるのです。
だって、コラーゲンは、もともと‘クッション剤’ではなかったのですか?
このクッションが腰痛防止にも役立っていますし、シミ、深いシワ防止にも当然効いています。
そして・・・・
アメリカの研究などでは、特に、ボケ(認知症)の抑制に有効である、という検証がなされており、ノーベル賞を2度も受賞したポーリング博士は、浴びるようにビタミンCを飲んでいたとか・・・・
ビタミンEなどは、多量に取り過ぎると溜まり弊害を生みますが、ビタミンCは、一定時間を過ぎると必ず体外に排泄されていく安全な素材ですので、皆さんもドンドン、ビタミンCを摂取していきましょう。
ただ、天然のビタミンCと人工のビタミンCに違いはあるの? という相談が良くあるのですが、
研究者によってバラバラな意見で、どちらが正しいかは判断しかねているのが現状ですが、市販の‘CCレモン’など、レモン何十個のビタミンCの量を謳い文句にしており、もし、人工のビタミンCが有効であるのなら、そのジュースでも充分効果はあると思うのですが・・・・
効果的だった!!という感想を聞いたことはありますか?!