店主 内藤
世の矛盾、スジの通らない事に店主・内藤が吠える!
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痛快!店主のひとりごと
店主のひとりごと Vol.224
因果応報
2012.02.25

さて、2月も終盤となってまいりましたが、先日の23日あたりは、何ともいえない春の匂いを感じて、本当に嬉しい、安心感のようなものが不思議と込み上げてまいりました。 

真の暦は、8月は‘秋’に属していますし、暑い中にもその衰えがあり、次の気を備えているものです。

その気の妙が感じとれればとれるほど、日本のこの四季のすばらしさに感動せざるをえません。

22日に中村公隆さんのおられる鏑射寺に訪問したのですが、その帰り、いっしょに同行した方の意見で、近くの別のあるお寺に行ったのですが、そのお寺は、ウワサ通りのすばらしい神域で、ただそこにいるだけで安心感に満たされ、帰ろうかと思う気持ちも忘れていました。

いろんなところに参りましたが、今までにない清涼感あふれるすばらしい所が関西にもあるんだ! と感動して帰ってきた次第です。



ところで・・・・・

インフルエンザや風邪が大流行しています。

皆さんの周りでも、風邪をひかれた方がおられるかもしれませんが、以前から何度も言っておりますように‘バナナ’は、有益な免疫強化食品です。

白血球の数を増やしたり、活性化させたりする力は研究者ほど知っています。 

ガン治療をしている方の中で、抗がん剤によって白血球の数が3000を下回ろうとする危険な域に達しようとする方の中には、このバナナを活用している方もおられるようです。

しかし・・・・


中には、こんなことを言う人も絶対いるはずですので、皆さんもよ〜く覚えておいて下さい。

「何! バナナが白血球を増加させるのに有効だって!!」

「そりゃ〜、絶対ウソだよ〜!!」

「なぜって!? それは、数年間、毎日バナナを食べていても、さっぱり白血球の数なんて上がっていなかったもん・・・!!」 と。



さて、このような方は、必ず出てくるのですが、このコラムをお勉強された皆さんには、もう答えはわかりますよね!

そうです!  上記の方の場合、もし、毎日毎日連続してバナナを食べなければ、きちんと白血球は上がっていたのです。

白血球の上昇が起こる背景には、ようするに‘脳への刺激’があったということが前提としてあります。

バナナに含まれている未知の特殊成分に対して最初、脳は反応していたのだけれども、毎日、毎日ず〜と休みなく食べていると、その特殊成分に‘慣れ’てしまい、白血球の暴れる度合いも低下してしまったのです。


ですから・・・

いくら良いと言われるバナナであっても、最低でも2日間くらいは食べない時期を作って頂ければと思うのです。

※酵素、ミネラル、ビタミン、アミノ酸には‘慣れ’はきませんので、きちんと頭の中を整理しておいて下さい。




それでは、今回の‘因果応報’というテーマについてお話をしてみたいと思います。


このテーマは、最近、中村和尚様のことが全面にきていた時期であり、そして、よく中村和尚の偉大さを語っていた発明王の政木和三さんの人生に起こった不思議と連動していた中で知り得た面白いことが背景にあります。

政木さんは、小学三年生の頃より、漢字ばかりの非常に難解な経文もすらすら意味がわかったという方で、その秘密も中村和尚によって解明されていました。

そして、お風呂に入れて体をほぐし、血行を非常によくする機器の発明にも、「あ〜それは、インドで3000年前にあったものなんだよ!」と瞬時にお答えになるなど、太古の叡智にも精通したとんでもない人だったのです。 

その中村和尚の偉大さに、政木さんはゾっこんだったのですが、その政木さんの母君について、こんなお話があります。


政木さんの母君は、若い頃より90歳でお亡くなりになるまで一生涯、原因不明の腹痛で悩まされていたといいます。

あまりの痛みに手術もなされたのですが、結局よくなることはなかったそうです。


では、母君を終生苦しめた腹痛の原因は一体何だったのか??

これは、腸の癒着がどうのこうの・・・などという物理的な範疇ではなかったのです。


完全に目に見えない範疇の原因であったと政木さんは語っています。

つまり・・・・


母君が終生苦しみ続けた腹痛の原因・・・・それは、‘前世の所業’にあったのです。 


母君は、前世で他人のお腹に短刀を刺したことがあり、そのお腹の苦しみを与えてしまった業が消えるまで終生苦しんだというのです。

母君が無くなった時に、火葬場で遺灰を見た時、痛かったお腹の部分だけが黒ずんだ状態で完全には焼けていなかったそうで、その因縁因果の道理を母は身を持って教えてくれたんだ!と涙があふれてしかたなかったといいます。



作用と反作用のエネルギーは、なにもこの世ですべて清算されるというわけでもないようです。

他人に対してなしたものは、肉体的なものだけでなく、精神的なものも、苦楽ともにすべて反射してきます。

女性週刊誌やフライデーなどは良く売れますが、その中でもゴシップや不幸事は特に関心をもって読まれています。


しかし、その読んでいる時の心の中に、 

「それ見てみろ! ザマ〜見ろ!  いい気味だ!」

と、けなす心を持って喜んでいる人は本当に危険です。 


その思いのエネルギーは、そのまま他人から自分に対するエネルギーとなって返ってくるからです。


ですから、どんな悪態をつこうが、悪者であっても、憎しみや、嫉妬、敵愾心を持つことは自分のためになりません。

もっと人生を良くする機会に巡り合えなかったかわいそうな人!というような母のような愛情ですべての人を見る人間でなければなりません。 



因縁因果の法則を理解していると思っている人も、極悪なことをしてしまった人間に対して敵愾心や恨みを持つということなら、それは、因果の法則を理解しているとは決して言えないでしょう。

宗教上の理由で敵対したりしている人などは、まさに当てはまります。


エネルギーに善悪、美醜などまったく関係ありません。


こちらが正統だ! あちらは低級なものが憑いた教団だからダメだ! などということではないのです。

一般でも、「あの無能なヤツは即クビにすれば良いのに!」「あのキツイ上司を恨んでやる!!」

もすべて、他から自分がそのように思われるエネルギーを蓄積してしまっています。


どんな不肖の子供でも愛情を注ぐ母のごとく、その人の成長と幸運を願うエネルギーが、もっとも安全で、弊害のない心となります。


これこそ、イエスの「汝の敵を愛せよ」の真の意味であり、父母の心となることの示唆を問うているのです。


この意味を店主も肝に銘じて、日々、自分の想念に責任をもって過ごしている今日この頃です。