新年、明けまして、おめでとうございます。
昨年は、日本では、大震災、原発事故があり、とても大変でしたが、今年は平和な年であることを祈りますし・・・・
プラスして、自分を含め、皆さんの‘体内の事故’も無いことも祈る次第です。
こう思うのは、店主のお世話になった方が、昨年の11月に脳溢血で倒れられて、1カ月も意識不明で入院されていたのです。
そして、1月2日にお見舞いに行った時には、手足の指もある程度自由に動かせるくらい驚異の回復力を果たしていたのですが・・・
しかし・・・いつ何どき、一発がくるかわからないのが身体ですので、自分は大丈夫!とあなどらず、
便通がきちんときているか?(便の内容も重要です)
酸性食品ばかり食べず、アルカリ性のものも食べているか?
呼吸が浅くないか?
今ままでになかった肩こり、腰痛が来ていないか?
味覚が変わってきていないか?
などをチェックして、異常があれば、まずは、生活スタイルを一度見直さなければなりません。
ちなみに・・・
先の脳溢血の方を例に上げると
脳溢血を起こす起爆剤は、ズバリ、‘宿便’にあるとされます。
脳溢血を起こす時の血管が破裂する血圧は、異常なくらい高くないと切れないとされます。
血圧計も測定不能になるような超高圧が、なぜか一瞬で血管を襲うのです。
未だにはっきりと現代医学では解明されていないようですが、横田さんという医学博士は、もう数十年前にこの脳溢血の原因を特定していました。
その原因物質は、内臓から常時分泌されているものとは考えられません。
とすれば・・・
その原因は、体内にある条件がそろった時に、一気に血管を収縮させるような一過性のものであると考えたのでした。
そして・・・・
‘発作’という症状の重い患者ほど排便に困り、また重症化している傾向にあることに疑問を持つのでした。
そこで、臨床を重ねるにつれ、腸内に溜まった腐敗便に含まれるたんぱく質の中に、その重症化の犯人を特定したのでした。
これが、タンパク質が腐敗することによって生じる‘アミン’という物質だったのです。
このアミンという物質が、血管の猛烈な収斂作用を引き起こすのでした。
これこそ、脳障害と並んで怖い‘心臓障害’の原因にもなっているのです。
そういえば・・・・
あの芹沢光治良さんの奇跡の復活(コラム97参照)や、末期がんの方が生還する時に非常な確率で体験されていた‘ビックリするほど便が多量に出た!’という内容は、すべてにリンクしています。
アミンには、細胞組織を破壊するという作用もあるということで、徐々にでも積み重なっていくと怖いことになります。
この便秘が、ひいてはタンパク質の腐敗による猛毒化によって肝臓、腎臓の大いなる負担にもなることを考えれば
まさに、‘たかが便秘’‘されど便秘’‘まさか便秘’ です。
ですので、いつも大腸内はスッキリと清浄に保たなければなりません。
水分も適度に取り、食物繊維の多い野菜、根菜類もこまめに取る習慣から身につけてまいりましょう。
ということで、今年もよろしくお願い申し上げます。