前回は、好きなものを増やしてくれる‘宝もの’を探しましょう!と提案致しました。
この宝ものの特徴は、好きになったそのものでなく、方向性を変えてくれたものということですが、実は、これを強調したのは、人間の不幸の根源を作っている‘執着心’からの脱却をいかにスムーズにするか?というテーマもあったからなのです。
つまり・・・
お金や、彼女(彼氏)、家、車というのは、いわゆる完全なる所有物的になっており、いつかは離れてしまうという悲しみの根源であり、できるだけ自分の所有物には成りえないものを宝とできた瞬間から、その人は、失う恐怖心から完全に解放され、‘軽く’なれるからなのです。
自分の名声一つとっても、‘この名声も恩師の○○先生のおかげ’と純粋100%思うことができれば、その名声を失う時でも、何も執着心、文句などないのです。
わたしたちは、何も持たずに生まれ、死んでいくのですから、必要以上に重たくすることもありません。
すべては一時的な借り物なのですから、心の中も、肉体という容器もいつもきれいサッパリにして、いつかは天に返さなくてはならないのです。
‘悩み’ということについても、‘な’というのは、昔の‘名主’や‘なづき’という言葉もあったように、‘な’という意味は、‘頭’を意味し、悩みとは‘頭が闇に覆われている’という暗さの象徴を暗示し、明るさの尊さを強調する意味でもあります。
自分を明るくしてくれるもの、便をきれいにしてくれるもの、才能を開花させてくれるキッカケを与えてくれるもの、すべてが‘宝’と成りえるのです。
ところで・・・・
世にノーベル賞というものがありますが、この賞を受賞する最大の評価基準を皆さんはご存知でしょうか?
それは、今までの地球上になかった新しい分野を開拓したモノを最も評価するのです。
今までにあった分野の延長線上のモノは、いくら人類に貢献していても、なかなか受賞の対象にはならないのです。
それくらい、まったく新しい分野を切り開くということが難しいという裏返しなのです。
これは、個人の方向性を変えてしまうということも同様で、その方向性を良きものに変えてしまうものほど、真に評価され‘宝もの’にならなければならなのです。
それが、その個人の完全なる所有物でなければないほど最高なのです。
執着心にもならず、あくまで‘感謝の対象’でしかないからです。
ですから、これから‘宝もの’の価値観を、できるだけ所有物以外のものに移行できれば、もっと明るく、軽い人生が約束できるだろうと思うのです。
さて・・・・
この週もいろんな出来事があったのですが、まずお話したいことがあります。
それは、この火曜日に実家近くの病院から携帯に電話が入ってきたのでした。
「もしもし、内藤潔さんですか?」
「はい、そうですが・・・・」
「実は、私、○○病院のものなのですが、昨日、おかあさんが1日入院されておられたのですが、この2時間ほど行方不明になっているのです・・・!?」
「エっ! どういうことでしょうか??」
「日曜日の夜中に、猛烈なめまいに襲われたらしく、朝、妹さんに車で連れて来られてず〜と検査入院されていたのです。」
「それで、検査結果は、MRI、CT、耳、血液検査をすべて実施したのですが異常が発見されず、一様、今日退院する予定にはなっているのですが・・・」
というような会話があり、直接、母の携帯に電話すると、妹のおばちゃんが出て、病院の違った個所で母と会話していたということのようでした。
そして、とりあえず、急きょ、店主も実家に戻り、この度の検査に関する資料に目を通すことにしたのでした。
強烈なめまいが急に真夜中に起こったということで、最初、診断書には‘脳腫瘍の疑いあり’と書かれていましたが、MRIの画像には、それらしきものは映っておらず、ただ、‘白い斑点’のようなものがちょこちょこ映っていたということです。
思わず、母に言いました。
「あのね、その白い斑点というのは、まさに‘隠れ脳梗塞’と呼ばれるもので、毛細血管が詰まって、その先の脳細胞が壊死した姿が白い斑点になっているんだよ!」
「人間50歳を超えてくると、誰でも加速的にこの隠れ脳梗塞が増えて、一歩間違えると、シビれやマヒ、ボケに直結するから、中指反らしと、手首のブラブラ運動、そして、2日に1回は晩食に納豆を食べなければいけないよ!」
と、脳梗塞、血栓、ボケ対策をすすめていました。
しかし・・・・
今回の‘強烈なめまい’の原因が、ドクターでは特定できておらず、ジ〜と検査数値を眺めていました。
耳の検査の結果、メニエールでもないし、梗塞でもないとすれば、一体、何が原因なのか?
そして、隈なく血液検査の数値を上から下にたどっていた時、基準値を超えていたある項目に目が凝視したまま止まってしまったのです。
その項目こそ、最近、女性に最も多い疾患ということで紹介していた、あの‘甲状腺ホルモン’だったのでした。
甲状腺ホルモンの異常は、更年期障害と似ており、急な寒気、血圧異常、むくみ、疲労、めまいもすべて症状としてあらわれてくるのです。
そこで、「今回の強烈なめまいの原因として甲状腺ホルモン異常も考えられるから、どちらにしても脳の機能をもっと活性化しなければならないようだね」と母に伝えました。
するべきこととして、脳への酸素量を上げる方法をはじめ、いくつかのサプリメントを応急措置として、毎日、一定期間だけ飲んでもらうようにしたのでした。
そして、プラスして、急いで作ったモノがあったのです。
それは、母は、100人に1人もいないという‘Rh−’の特殊な血液型で、もし、どこかの土地で急に倒れた時に輸血に大変困る人なので、身分証明書のようなカードを手書きで作り、名前、住所、血液型、かかりつけの病院を明記したものを外出する際には、必ず、首にかけておくようにとお願いしたのでした。
この‘Rh−因子’の血液型というのは、遺伝学上、大変いわくつきのモノなのですが、また別の機会に説明したいと思います。
上記がまさにわが母に起こったことなのですが、数週間前から‘甲状腺’という文字が、頭の中に駆け巡っていたことは、この疾患以外にも何かを教えているとしか思えません。
今、問題の放射能のことにも通じるかもしれませんし、都心の方は、コンブのヨードは、やはり、放射能の成分が甲状腺にくっつくことを阻止するために必要なのかもしれません。
チェルノブイリの事故後、子供たちの多くは、4、5年後に甲状腺ガンになりましたが、日本は、コンブやワカメを食べる習慣があるから甲状腺ガンには成りにくいはずだ!と言う専門家もいます。
でも、それって結局、マスコミがあれだけ「まったく根拠がない!」と言い張った主張と、真っ向から対立していませんか???
最後に、不眠症の方々にお知らせです。
精神安定成分として知られているモノとしてどんな成分を皆さんはご存知でしょうか?
玄米に含まれる‘ガンマーアミノ酪酸(通称・ギャバ)などは知っているでしょうか??
しかし・・・
今回、紹介したい成分は、‘トリプトファン’というものなのです。
発音だけは聞いたことがある人もいるでしょう!
この成分が、精神安定にも効果的だということで、この成分を多く取れるモノを紹介したいのです。
その素材とは、できるだけ簡単に入手でき、なるべくおいしいものがベストなわけですが・・・
以前より、免疫力を上げる力が非常に強い!として紹介してきたあるモノが、実は、兼ね備えているのでした!
こう言えば、もう、察しはつきましたよね!
ハイそうです! あの‘バナナ’が、まさにそうだったのです。
このすばらしさは、最近のオリンピックの時に、アメリカチ−ムがゴールドメダルラッシュを取った背景に隠されていた秘密だったのです。
アメリカの科学者たちの綿密な計算のもとにはじき出された体力、精神力にも最大限にプラスにするモノ
それがバナナだったのです。
国策として、徹底的な検証と実績数値を上げなければ絶対取り入れられないはずのモノに抜擢されたのですから、バナナさん、君はやっぱりスゴい存在なのだ!
1日、2個まで食べれば十分だということです。