3月11日、宮城沖に巨大地震が発生し、多くの尊い人命が奪われ、生き残った方々にも寒さと飢えと放射能という災難が襲ってしまいました。
お亡くなりになってしまわれた方々には、謹んでご冥福をお祈り申し上げ、避難されておられる方々には、1秒でも早く安定した元通りの生活ができますことをお祈り致します。
しかし、それにしても・・・・・
今回の地震の影響は、店主のいる四国の町にも3mにもなる津波が押し寄せてくるということで町中の人々が避難するくらい最悪でした。
親しくいつも歓談していた宮城、福島のお客様、そして、友人は、はたして無事なのか・・・・・・
気が重たくて昨日も20時で寝込んでしまいましたが、避難してくれていることをただ祈るのみです。
ところで・・・・
この町や市が崩壊して無法地帯と化している所に、他の外国でいつも流される略奪や暴動が日本には一切見受けられずに、お互いが助け合っている姿を見て、外国人記者は‘奇跡だ!’と絶叫したそうです。
日本の持つ‘和の精神’の真骨頂ともいうべき偉大なる美徳が、他の国々にも感動を与えているのです。
‘人間の価値’とは、その人が最低に落ち込んだ時に取る行為でわかる’というのがありますが、本当だと痛感します。
人間、調子の良い時は、どこかの評論家のようにきれいごとだけを延々とのたまうのですが、一旦、不利な環境、状況になるや人格が一変する人をたくさん店主も見てきました。
身近では、‘お金の支払い’などにも顕著に表れますが、失敗の原因を他人、他のモノのせいにする傾向のある人は、ほとんど当てはまるように思います。
すべてを自分の責任だと思える人間は、強いし、与えることに満足と喜びを感じることのできる崇高なる人だと思います。
このような人達が増えていけば、戦争もなくなり、完全なる秩序を保つことができる社会を作ることが可能となるでしょう。
さて・・・・・
震災発生から4日以上が過ぎましたが、今は、電力と放射能の問題が都心の方々をも巻き込んでいます。
電力不足による交通機関のマヒ、透析などの患者さんたちの命、冷蔵・冷凍庫のストップによる食料品質のダウン、トイレットペーパーなどの物資の不足・・・
完全に東京、横浜の中央都市までマヒしています。
ここで、店主がお役に立つことができるとすれば放射能からの防御法をお知らせするくらいですが、一つ参考にして頂ければと思います。
まず、放射能から身を守るために、
●とろろコンブを6時間ごとに飲む(スープ程度で)
●納豆を朝と晩に食べる
●豆乳を飲む
●玉ねぎ、ウコン(カレー)を食べる
●黒ゴマを食べ、非常食としても必ず備蓄する
●出勤する時は、なるべく丸洗いできるナイロン性の服を着て、2、3日おきに洗濯する
●雨には当たらない
以上が、簡単だけれどもそこそこ威力を発揮する対処法になろうかと思います。
コンブは、当然、ヨードの成分を放射能が甲状腺に付く前に覆うようにするためです。
そして、納豆は、チェルノブイリの原発事故でもさかんにいわれた対処法です。
納豆の中の‘ジピコリン酸’という成分が、放射能を排せつしてくれるのに役立つというということですが、ヌルヌル・ネバネバものは、粘膜そのものを異物から守ってくれる力がありますので、オクラもすべてOKだといえるでしょう。
発酵食品はすべてにおいて有益に働いてくれますので、菌が生きているものに関して言えば、‘通常は猛毒の砂糖’を菌のエサにするために、一握り砂糖を納豆にかけて最低10分以上放置しておけば、善玉菌が爆発的に増えて有効性が増すこと請け合いです。
また、玉ねぎやウコン(カレー)は、肝機能を上げますので、解毒力の向上に有益です。
玉ねぎそのものは、切って最低20分放置してからドレッシングをつけて食べると最高の効力を発揮します。
豆乳は、成分に‘核酸’が入っていますので、放射能によって傷ついた遺伝子を修復する力を発揮しますので、ここでも‘めいらく’という製造メーカーの‘有機豆乳’か‘飲む大豆’という商品をお買い求め頂くと品質も価格も申し分ありません。
黒ゴマは、人間に必要な栄養をすべて保有し、忍者などが最後の最後まで肌身離さず持っていた秘密兵器だからで、保存食としても最高のものです。
カップラーメンなどの買いだめも集中することと思いますので、健康の質がガタガタに落ちるのを防ぐためにも、日持ちがして肝臓の機能を高めてくれる黒ゴマを食べましょう。
( ※ 詳しくは「VOL45・黒ごま」で確認。)また、放射能が飛散している現在では、服にも少なからず分子として付着する可能性がありますので、丸洗いできるナイロン性の服を家を出るときには着て、雨には触れないようにお気をつけ下さい。
以上をまず、参考にして頂くと有難いですが、もし・・・・・
放射能を鼻、口から吸ってしまった時、体が反応する可能性についてとても大切なことをお話したいと思います。
それは、まさに日本に原爆が投下され、被曝してしまった人達の記録から推測できることなのです。
まず、白血球や血小板が減少するということが起きえるのですが、生体反応としては、嘔吐、下痢の症状が現れやすいということ。
しかし・・・・
ここで、鎮嘔剤をむやみに飲んではいけないということが最も大切なのです。
これは、解熱剤や下痢止めをむやみに飲まないという理由とまったく同じなのです。
ウイルスや寄生虫など異物が体に侵入してきたからこそ、脳は体を守るために発熱現象を起こし、白血球を活発に動かせたり、大事な体中の水分を集めてきてでも寄生虫を腸外に洗い流そうとする聖なる防御反応を起こそうとしているはずです。
しかし・・・・
‘通常の状態とは違うのを元の状態に戻すのが正しい’という安易な考えで薬を飲んでしまうと大変なことになる可能性が高くなるのです。
チェルノブイリや原爆投下の2週間以内に‘吐気がよく起こっているという事実’は、間違いなく放射性毒素を体外に排せつするための聖なる働きと言わざるをえません。
チェルノブイリでは、鎮嘔剤をいち早く処方したというとんでもない処置をしたために症状を悪化した人達は数多くいたと確信しています。
ただ、店主がこのようにお話をしても、西洋医学のドクターの見解が正しいと考える方は、それで結構ですし、強制も何もありませんので、自己の責任において判断されれば良いことです。
あくまで、店主の‘ひとりごと’と思っていて下さい。
ということで、下痢が起これば、ドンドン排毒のため止まるまでそのままにし、ポカリスエットやミネラル水を補給して脱水症状を回避して頂ければと思います。
あと、排毒作用の秘策として、‘ツボ’を利用することもオススメしたいのです。
何かで読んだことがあるのですが、抜け毛、子宮から膿みが出るなどの原爆症で苦しんでいた女性が、夢のおつげで足の裏の‘湧泉’というツボを刺激すると良くなる、ということを言われ、そのツボを刺激していると瀕死の重傷であったにも関わらず、薬もまったく何もない中で蘇生したといいます。
この‘湧泉’というツボこそ、前回、このコラムで血尿が出たという女性にホクロが出てきたという‘腎臓のツボ’であり、人間が大地からエネルギーを吸収している聖なるツボだったのです。
‘湧泉’のツボの位置がわからない方は、ネットで調べれば簡単にわかるかと思いますので、解毒にはこの湧泉穴も利用されることをオススメする次第です。