さて、今回は、講演でお話をした中で、聞かれた方々にもわかりづらかったであろう内容をもう一度説明しようと思います。
その内容とは・・・・
●ドッグフードとキャットフードの違いについて・・・です。
覚えていますか??
犬に‘キャットフード’を与えても、基本的に何の問題も生じません。
しかし・・・・
これが、猫に‘ドッグフード’を与えるとなると大変なことになるのです。
その大変なこと・・・・それこそが‘失明する’ということでしたね。
では、なぜだったか覚えていますか???
この理由は、猫にとっての必須アミノ酸である‘タウリン’が、ドッグフードの中には含まれないからなのでした。
このタウリンは、犬は自分で体内で合成できる機能があり、他のアミノ酸から補えることにもなるのですが、猫はそうはいかないのです。
その合成できないタウリンが欠乏すると悪影響が‘視神経’にくるのです。
ですから、猫にタウリンを与えないと失明してしまうというわけですが、なぜ、ここで講演でこのお話をしたのか?
このタウリンのことをこのような内容で知ってピ〜ンとくる方はどれくらいいるでしょうか?
これこそ、以前より店主が指摘してきたある内容にリンクするわけなのです。
そうです! 神仏にお供えするモノは、すべてスバラしいものばかりだった!! という内容に・・・
タウリンという言葉は、一般の方にはリポ○タンDの中の成分くらいの言葉だと思いますが、このタウリンは‘スルメ’に多く含有し、まさに龍神の大好物なのでした。
龍とは、‘ドラゴン’であり、まさにエネルギーの象徴のような存在です。
その龍が大好きな好物がスルメであるということは、そのエネルギーの根源となる何かを含まなければおかしいのです。
自然界をよく観察しても、熊が冬眠するとき、あの大きな巨体を冬眠中維持するためには莫大な栄養素が必要なのは当然ですが、彼らは一体何を冬眠前に取っているのか?
そうです!アミノ酸量では世界最高峰の‘蜂の子’や、ビタミンEの500倍の抗酸化力を持つサケの身に含まれるアスタキサンチンを取ろうとするのです。
これを彼らの‘本能’が選ばせたのです。
ですから、莫大なエネルギーを消費するものには、それを補う何かを必ず取っているのです。
そして、当然、いくら人間が自分である程度合成できるからといって、‘タウリン’がすくなければ、それだけ視神経に悪影響を与えることは当然です。
この視神経の重要さは、最近、クドクドと言ってきたのでご理解ができているものと考えますが、脳の働きに直結しているのです。
単なる栄養ドリンクが謳うような滋養強壮だけの意味ではないのです。
そのタウリンを多く含むモノが、スルメやタコ、イカなのです。
と、このようにいうと、
「えっ!それってコレステロールが多いモノばかりで、体に悪いんじゃない〜!!」と叫んでいるあなた!
まったく当てにならない栄養学のお手本にこのコレステロールがあったのを覚えていますか??
そうです、卵の時にも叫ばれていたと思いますが、このイカ、タコ、スルメにもこれがそのまま当てはまっているのです。
つまり、とんでもない量さえ摂らなければ、上記のものたちは‘善玉コレステロール’を増やし、悪玉コレステロールを減らすモノとして注目されているのです。
特に、善玉コレステロールが100を超える人は、医学上、‘長生き’の相となっているのに、ただ、総コレステロールが高ければダメ!!と烙印を押しているのです。
そして、今、研究者が指摘することは、逆に、ガンの方にコレステロール値が低い人がたくさんいる!ということを・・
コレステロールは、血管の元を作ったり、その他、重要な働きがあるのです。
ですから、講演会で説明した悪玉コレステロールと善玉コレステロールの比率こそ重要なのです。
この相関関係がまったく理解されず、認知されていないことこそ問題なのです。
血圧もそうですが、ただ単に高い数値を示しているからお薬を飲むということの怖さは計り知れません。
人間の体は決してムダをしようとしません。
血圧が上がるのなら上がる理由が必ずあるのです。
もし、脳の毛細血管が血栓によって詰まり始めているとした場合、脳はどうするでしょうか?
当然、少なくしか入ってこなくなった酸素を送ってくれ!!と心臓に命令をしてポンプの圧力を上げるでしょう。
そこで、血圧が高くなっている所に「150の血圧は高いですね! それでは血圧降下剤を処方しましょう!」と血圧を無理に下げられたらどうなるか??
残念ながら、脳の毛細血管に入ってこなくなった酸素の不足によって脳細胞は壊死してしまいます。
これが脳梗塞や認知症を加速させていることにもなっているのです。
あくまで、脳の血管に詰まった血栓やコレステロールを排除することや血管の柔軟性を取り戻すことこそ真に必要な手段だったのです。
それは、まさかお薬だけしかできないことではないのです。
良質の油や納豆でもできることなのです。
病院で血管年齢を測定する機器がありますが、皆さんが食べている普段の食事の中でもその血管年齢を若返らせることは可能なのです。
その食品が何なのか?を知りたい方は、‘店主のひとりごと’をよく読まれたり、ネットで徹底的に調べられると良いでしょう。
店主は、‘これは!!’ という秘密兵器をちゃんと発見しましたよ〜!!
今のところ、値段的にみてもそんなに高くないし、目が飛び出るくらい高額な食品(サプリメント)にもまず勝てる自信のモノです。