さて、前回は空海の求めた聖地が、水銀=朱=丹の魔よけのエネルギーを持ち、人間の不老不死の達成に‘丹を練る’ということを紹介しました。
また、中世ヨーロッパや中国の科学者の中には、表の顔とは別に、血眼になって研究していたのも水銀であり、卑金属を金に変える技術に一生を捧げていたということもお話ししました。
当然、このような内容は、一般の方々には受け入れがたいものであることは承知ですが、わたしたちの目にしているモノがすべてであると考えるのは軽率です。
科学ひとつとっても、最近まで太陽が地球の周りをまわっている、と信じて疑わなかったのですから・・
この錬金術という技術も、おとぎ話ではないことに、ロンドンの大英博物館には、1814年あたりに錬金術師が作ったという鉛の弾丸を金の弾丸に変えたものが展示されていたり、オーストリア・ウイーンの歴史博物館にも、40cm・重さ7Kgもあるメダルがあり、その上部3分の1が金に変換されているものが存在しているのです。
実は、この錬金術をはるかに超える可能性が水銀にはあるのですが、その秘密をどうも知っていたフシがある人物がいるのです。
その人物は、皆さんが100%近く知っている人なのですが、その名前を公開してしまうと、いらぬ誤解を受けるのであえて伏せますが、とんでもない科学技術で、一般化するのは100年はゆうにかかるかもしれないと思えるものなのです。
ところで・・・・
今回は、店主が敬愛してやまない‘引き受け気功’の創始者である藤谷康充先生についてお話をしてみたいと思います。
‘引き受け気功’という気功は、今までの常識を覆す破壊力のある気功で、全国各地で奇跡を続出させている稀有な気功といえます。
では、‘引き受け気功’の‘引き受け’とは、何を引き受けるのか?
ここが最大のポイントとなりますので、かいつまんで説明をしてまいりましょう。
まず、引き受けるものですが、これは私たちが最も恐れるもの、そのものズバリを‘引き受ける’のです。
例えば、肥満、恐怖心、ガンなどあらゆる病気の気を・・・・・
「えっ!!? そんなものを引き受けたら、自分が肥満、病気になってしまうじゃないか??」と。
そうです、初めて、このお話を聞かれた方々は、みんなそう思いますし、それが当然の反応でしょう。
しかし・・・
ちょっと、考えてみてください。
例えば、恐れたモノや逃げようとしたモノは、必ず、自分の身に降りかかってきませんでしたか?
店主などは、学生時代、悪ガキ3人組の1人で、まともに勉強したことがありませんでしたので、あまりのできの悪さに成績表をクチャクチャにして震えている鬼のような母が夢にまで現れてきますし・・・
皆さんはいかがですか??
ようするに、見たくない、思い出したくない、なりたくない、来てほしくないと潜在意識に強烈に思うモノほど、その現象はあらゆる形で現れてくるのです。
逆に、欲しいと思っているモノほど、なぜか遠くへ行ってしまう、という体験も多いことでしょう。
これを藤谷先生は、「タライの法則」と呼びます。
タライの水は、こちらに引き込めば遠くへ去っていくし、アッちに行け!と遠ざければこちらにやってくる、ということがこの世の法則であると説くのです。
ですから、藤谷先生の謳い文句の中にこのような言葉があります。
「鬼は内、福は外・・・ !!」
まさに、逆転の発想です。
そこには、単に発想で終わらず、すべての闇、不調和、悪を‘光’にするという技法があるのです。
これを‘引き受け気功’の要諦とするということです。
藤谷先生という人物を最初に知った6年前に、店主は、どんな人物なのだろう?と当時大阪で開催されていたセミナーに出向き観察したのでした。
そして、ある一言で‘本物’だと判断したのでした。
それが、・・・・
「普通、ガンなどのような病気の重たい人を施術、気功すると施術した本人が非常に疲れたり、だるくなったり、実際多くの施術家が早死にしている傾向があるのですが・・」
「わたしは、重たい人を施術するほどエネルギーがバンバン湧いてきて元気になってしまいます」・・と。
店主の直観は、‘これが本当だよな!’と叫んでいたのです。
また、藤谷先生は、甘いケーキでも、これは痩せる薬だ!と何の疑いもなく思って食べれば本当に痩せてしまっている、とよく話されます。
固定観念という潜在意識の働きは、良きにも悪しきにも現実世界を動かせてしまうという見本です。
名刺で割りばしを割ってみたり、あの分厚いタウンページを普通の主婦がバリっと破ったりと、‘常識’では考えられないことができる力がわたしたちにもあるのです。
ということは、もっともスバラしいのは、そのような非常識を当たり前のように成し遂げてしまう人たちの横にくっついておれば、それが当たり前のようになり、自分にもできるようになるということです。
そして、もっとも重要なことが一つあります。
それは、その人の人格です。
藤谷先生は、大先生にもかかわらず、料金もドンドン安くしていき、1年350日以上の公演をされている中で、その宿泊が今までず〜と車の中で寝泊まりされてきたのです。
そして、ここ徳島で公演される際にも、2、3人しか受講生がいない時にも「内藤さんが来て欲しいと言われれば、1人でもやってきます。」と、どこまでも謙虚でいつもニコニコなのです。
こんな人物こそ‘運’があり、引き受け気功そのものに効果があろうが、なかろうがまったく関係なく、縁を一生つなげていきたいと思うわけです。
自殺の直前まで自分の内面を見てきた藤谷先生は、まず自分を真に救い、そして、他の人々にもその悟りを伝播しているのです。
世に‘我よし、人良し’という言葉がありますが、間違っても‘人良し、我よし’ではないということをしっかり認識しなければなりません。
‘世のため人のため’ということで、自分の生活を‘犠牲’にして、ボランティアにまい進している人もいるのですが、生活ができず、いつまでも親、兄弟、配偶者のお世話になっているというのは、まさに、本末転倒しているといえましょう。
他の人から見れば、まさにあなたが‘人’であり、真っ先に救ってあげなければならない存在なのですから・・・・
ということで、引き受け気功というおもしろい気功を創始された藤谷先生の公演も受けてみられるとよいでしょう。
( ※ 引き受け気功について、「引き受け気功」で確認されるとよいでしょう。)