店主 内藤
世の矛盾、スジの通らない事に店主・内藤が吠える!
皆様の知らない情報、健康法満載!
痛快!店主のひとりごと
店主のひとりごと Vol.151
骨という伝導体
2010.05.24

さて、前回は、振動のエネルギーということについてお話をしました。

この振動ということに関しては、とてもこのコラムでは紹介しきれない重大な要件がまだまだあるのですが、少しずつでも公開し、一般の方はじめ専門家の方にも知って頂き、その真髄を学んで頂きたいと思います。

さて、張永祥師は、全身を小刻みに振動させることによって健康体を維持、向上するという流派の奥義を洩らしました。


ちなみに、張師が、この奥義を知る機縁を持ったのは、施術をする際、患者に対して自分の命を差しあげます!という強い愛情の塊となって望むという志であるからこそ、良き師を持ち、その簡易にして最高の手法を会得したと考えています。

そして、人間の命運をすべて握る北斗の力を受けることもでき、本来、助からないはずの命も長らえるという奇跡を生んでいると店主は密かに感じているのです。


‘寿命’は人間ではどうすることもできない神聖なる聖域であり、その聖域を許す限り伸ばすことのできるのは、本人の改心と、新たな徳分、そして、縁ある者の愛情しかないと思っているのです。

ゆえに、病気は、ある意味学びの糧ともなり、生かされていることを全身で知る好機ともいえ、

ある聖者は、「今、この者を救えるけれども、今の段階では救ってはならない!」ということもあるのです。


今、わたしたち自身の身に起こること、そして、周りで起こっていることを観察するのです。

そして、自分に必要な本当の学びは、本などの固定化された活字にはなく、周りの人の何気ない言葉、刻一刻と変化している自然現象にすべて包含しており、そして、ポツンと咲いている花がとてつもなく美しく感じるような感受性を持ち、自然と同化していくことこそ、真に人が観音となり、進化していくのです。

日月(ひつぐ)神示という有名な予言書がありますが、その中で、‘未来世は、すべてがうれし、うれしの世になるぞよ!’という個所があります。


これは、宗教団体が説く特定のご本尊、神を拝んで救われるというものではないし、自分にとって都合の良いことばかり起こったり、すばらしい建物が建ち、生活に何不自由ない世界が来るということではなく、どんなことが起きようとも、すべてが感謝の種でしかなく、何気ない花にも美しく感動してしまうような人間しか残らない、という意味なのです。

よって、正しい心根と何事にも感動する魂の純度を高めておくことは大切なことです。


それでは、今回のテーマについてお話をしていきたいと思います。


まず、物事の考え方として、店主・内藤がいつも観る角度が、目的の反対となる事象を考えるということ。

健康な体を考えることは、その逆は、生命エネルギーの無くなったモノを、まず、考えるということです。

さて、皆さん、生命エネルギーが無くなったモノとは、何でしょう??

はい、・・・・ズバリ、幽霊です!

では、その幽霊は、一体何が特徴なのでしょうか??

そうです、足がないことですよね。


‘満足’という文字の秘密が、足が大いなる‘気’で満ちている状態が真に幸福であるということは、以前、解説しましたが、その足に気が満ちず、冷えを伴っていたり、汚かったりするのはなぜなのでしょうか?

ここに、‘振動’が関係してくるのです。

ところで、足揉みとか、指圧、整体という技は、通常、外圧をかけて筋肉をもんだりしていますが、あまり強く刺激を与えすぎると脳は緊張しますし、筋肉自体も硬くなり、外圧から守ろうとします。


それは、指の‘ペンだこ’を見るとはっきりします。

また、透析をされている方々も、針を週2、3回打ちこまれていますから、筋肉は硬直し、血管は動脈硬化症の極まりのように固く、ボロボロとなっています。

ゆえに、あまり強すぎる刺激というのは、施術をしている時のみ気持ちよく、後から痛みが襲ってくるという可能性が高く、ソフトタッチがすべての基本にならなければなりません。

そして、必要以上にミネラルの少ない水を飲むことにより、漢方で言う‘水毒症’を引き起こし、足に水気が溜まり、それが‘冷え’を起こし、むくみとなり、血液に運ばれるはずの二酸化炭素をかかえたまま溜まるのです。


ちなみに、目のクマという黒いみっともない黒い色の正体が二酸化炭素なのですが、この二酸化炭素が溜まりはじめると、リンパの流れも最悪になり、老廃物が体外に出にくくなり、それが酸素を必要としている心臓、その他細胞の酸欠をまねき、肩こり、腰痛という形で表れてくるのです。

ですから、その二酸化炭素にまみれた汚い血液をすみやかに体外に排泄するために、‘足のふくらはぎ’の筋肉ポンプを使うのです。

そして、今回のテーマの‘骨’を使うのです。

皆さんは、骨というものは何のためにあるかご存知ですか?

単に骨格を作り、内臓などがずれ落ちなくするためとか、外部からの圧力から守るためだけと思っていませんか?


実は、骨の働きは、他にもあり、それが、‘振動を伝えるための働き’があるのです。

骨は硬い、すなわち、例えば、地面を歩くことによる足からの振動エネルギーを受けやすくし、それが細胞間の摩擦熱=ミトコンドリアの発熱現象を生んでいるのです。

外部から振動を与えても、筋肉というやわらかい繊維組織では振動は伝わらないのです。

骨に振動を与える動きは、つまり、骨に近い内部中の内部の細胞の温度を上げるという効果になるのです。


これは、お風呂や外部の加温などでは得られない利点があるのです。


これが、張永祥師の‘プルプル運動’の秘密であり、真髄だと店主は解読したのです。

そして、間脳に送る血液量を増やすことに重要な首の筋肉の硬直を解除する秘訣が、‘足首をやわらかくする’ということを公開したと思いますが、ハイヒールなどの履物は、足先に重心がいっており、絶えず、足首のスジが張っている状態で、これは足首を固くする要因を生んでいます。


歩くときには、骨に振動を伝えるために必ず‘カカト’から大地を踏み、そして、‘足の親指’という脳の視床下部と大腸に直結している所で蹴るということをしなければなりません。

とすれば、やはり、‘下駄’が健康器具となってしまうのです。

休日には、下駄を履く習慣をつけると体も泣いて喜んでいることでしょう。

店主は、その他、毎日履く靴を、ドイツのオートペディー・シューという、その人の重心の位置を整える超優れモノの靴をアレンジしてくれるお店に行って作ってもらおうと計画しています。

幽霊となって大地が踏めない寂しさを味わう前に、生きているうちに、しっかり大地を踏みしめましょう。