前回は、物事を逆から見ると‘常識’という壁によって見失われている真実が浮き彫りになる可能性があるということを書きました。
そして、以前、腰痛を根本から消滅する可能性のある運動を紹介したわけですが、調べていくと外国の方も偶然発見した腰痛消滅運動というのがあり、同じ原理であるということが判明しました。
すなわち、日本において、腰痛の方にはしてはいけない禁忌とされている‘後屈’という運動が劇的に腰痛を改善するということが・・・
これも、今までの常識を覆す画期的な療法だったのですが、なぜか一般にはほとんど知られていません。
詳しくは、‘マッケンジー体操’で検索されると、より詳しく解説されています。
ところで・・・
今回は、再びガンの相談が多くなってきていますので、家庭内でもできる早期発見法についてご紹介したいと思います。
今から紹介する方法は、民間療法の範疇ではなく、医学的根拠がしっかりしているもので、かなり信頼のおける方法で、ガンの早期発見には大いにお役に立てるものと思います。
では、その内容を説明しますと・・・
今回のガンを早期に発見する原理とは、正常な細胞がガン化する直前に出すといわれる特殊なたんぱく質の量を分析するというものです。
通常のレントゲンに映ったり、腫瘍マーカーといわれる血液検査で陽性反応する時というのは、ある意味、ガンがすでに大きくなってしまっている状態でどうしようもないというジレンマがあるのですが・・・
ズバリ、この検査のすばらしいところは、その大きくなる前の前ガン状態でも反応してくれる可能性が高いということにあります。
実際は、‘P53遺伝子’というガンに深く関わっている細胞からたんぱく質を多く放出し始めるときの量を計測するのですが、これは消化器系のガンや呼吸器系のガンほか泌尿器系のガンにも対応しているとされ、非常に有益です。
この早期発見法の担い手が‘がんリスクチェッカー’と呼ばれる検査キットなのです。(価格は10,290円税込)
乳がん、大腸がん、食道がんなどの腫瘍マーカーとしても厚生労働省が2007年保険適用の認可したものとなっています。
このキットは、インターネットでも簡単に入手することができますので、50歳を超えている方、過去にガンを経験し、再発を心配されている方などはオススメです。
ただ、・・・このように紹介しても・・・
「もし、結果が陽性で反応したらどうしよう!!」という不安感から実施できない声も多くあるのが現状で、それを恐れていては、痛みが出たり、レントゲンで大きく写るほどどうしようもないほど進行したときでしか発見できず、それこそ存亡の危機に陥ります。
乳がんに鋭敏に反応する‘NCC−ST−439’という腫瘍マーカーも紹介しましたが、実際、活用した方は限りなくゼロだと思います。
あと、・・・・・‘ガン保険’は入っておいたほうが良いのではと店主は思っています。
健康の大家といわれている人やガン治療はわたしにまかせなさい!という医師までがことごとくガンになっている現状を見てきています。
読者の方で、‘わたしはガンにはならない!’という確信がどこまであるでしょうか?