今回は、あまりに身近にあって、その薬効がそこまで?と知らない食品について紹介したいと思います。
その食品は
●匂いを嗅ぐだけでカゼを引きにくくするといわれるもの・・・
●口臭予防にもすばらしい効果を発揮する・・・
●糖尿病にもすばらしい効果がある・・・
●殺菌、解毒作用があり、ヨーロッパでは伝染病予防や疲労回復薬として使用されてきた・・・
●血栓を作りにくくする成分もある・・・
●白内障や水晶球の濁りにも有効・・・
などなど上記以外にすばらしい効果を持っており、これから寒くなっていく季節には、ぜひ、摂って頂きたいものなのです。
では、その食品とは何ぞや??
といえば、これがありふれた名前の‘ネギ’というものなのでした。
つまり、‘タマネギ’、‘ネギ’のネギという名前に秘密があるのです。
えっ、そんなものが?? ??と疑問を持たれるかもしれませんが、研究資料を見れば見るほど、食べなくちゃ〜と痛感したものなのです。
もともとこのネギというものに関心を持ったのが、山岳地帯を過酷なほど踏破している山伏たちが、体力が尽き、もうダメだ!と絶叫した時、タマネギの皮を煎じて飲んでいた、という記録があったからです。
その極限近くで体力が無くなってきたとき、経験的に摂っていたものは、まず、間違いなくすばらしい効果を発揮したのだろうと察しがつきます。
これは、以前、紹介した‘黒ゴマ’と同じです。
そして、神道においても神に仕える神職を総称して禰宜(ネギ)という名前(音)を使用し、苦労を癒すという意味でも‘ネギ’らう、という言葉を使用します。
果ては、‘鴨がネギしょってやってくる’という、本当に都合の良いことの象徴でも使っています。
単なるお鍋が鴨とネギでできるという意味の他に暗示があるのです。
ところで、話は全く余談ですが・・・
近くのあるうどん屋で出されるカレーうどんが店主にとっては今のところ日本一のおいしいカレーうどんなのです。
では、なぜ、そのカレーうどんが美味しいんだろうとよく見てみると、とにかくタマネギをこれでもか!といわんばかりにたくさん入れているのです。
タマネギを入れると独特の甘みを醸し出しますが、これがどうも店主を喜ばせているようで、体が求めているようでもあります。
ということで・・・‘ネギ’にはまだまだ隠された秘密があると店主の直観は唸っているのです。