33度という暑い日が続いています。
しかし、・・・この暑さによって食欲がなくなるのかと思いきや、なぜか食べ物がおいしく感じられてドンドン口に消えていきます。
これでは、天が人間に与えてくれている聖なるホルモン○○が出ません!
人間はグ〜ッとお腹が鳴った時、すぐに食べずにちょっと我慢すると小腸から‘モチリン’というホルモンが分泌されるのです。
このホルモンは、実にすばらしい働きをしており、体内に溜まった老廃物を体外に排泄しようとします。
そして、人間の70%の免疫を握っている‘小腸’を刺激して、免疫の活性も起こしてくれるのです。
これが、古来より‘断食’などが、不治の病を治してくれるという聖なる力を発揮している秘密なのです。
そして、実は、もうひとつ、すばらしい効果を発揮している箇所があります。
それは、ズバリ‘脳の視床下部’という本能の座に対してなのです。
ここは非常に重要ですので、よく覚えておかれると良いでしょう。
つまり、こうです。
毎日、何不自由なく栄養が入ってきた中で、断食によって急に栄養が入ってこなくなったのです。
すると、脳は、こりゃ〜大変なことだ!!何とか全身の細胞に栄養を運ぶために脂肪、その他の細胞から栄養を再合成しなければ!
と叫びながら、生命を維持するために脳がフル回転してホルモン分泌、体温など、あらゆる機能を統御しはじめるのです。
このことによって、内分泌、自律神経などの機能を上げるすばらしい刺激を与えていくのです。
断食というものが、脳を鍛えることに有効であるといった人を店主は見たり、聞いたりしたことはありませんが、間違いなく確信しています。
断食によってあらゆる疾患に良い影響を持っているという事実は、とりもなおさず‘脳’というすべてを調整しているところに影響を出していると考えたほうが自然だと思うからです。