ピクノジェノールとは、スイス・ジュネーブに本社をおくホーファー・リサーチ社が１９７３年に開発したフランス海岸松樹皮エキスのことです。

特許に基づいた抽出方法で抽出された成分で、米国やヨーロッパ諸国、日本をはじめとする９０ヵ国以上で販売されています。

世界中で支持されているピクノジェノールは、その研究も盛んで、これまでに２００以上もの学術論文が発表されています。

ホーファーリサーチ社 アジア学術担当ディレクター
ジェフ・ストロング博士
（2003年 ワシントン州自然治療医学医師免許取得）
【プロフィール】
Jeffry Michael Strong, ND(Naturopathic Doctor 自然療法博士)
1972年　米国ワシントン州シアトル市生まれ
1999年　ワシントン大学日本語言語文学卒業
2003年　バスティユ大学院自然治療医学部卒業
2004年　医療法人社団カレス・アライアンス・ニッコ・ヘルス・システム研究所に客員研究員として入所
2005年　ホーファーリサーチ社入社　アジアパシフィック学術担当ディレクター

抗酸化作用・抗炎症作用・血管拡張作用・コラーゲン保護作用の４つが挙げられます。

抗酸化作用 ビタミンＣの３４０倍、ビタミンＥの１７０倍		抗炎症作用 痛みや炎症のカギを押さえる
	ピクノジェノールの特徴
コラーゲン保護作用 コラーゲン・エラスチンと結合 コラーゲン分解酵素を抑制		血管拡張 一酸化窒素（ＮＯ）の産生促進

肌との関係について教えて下さい

肌はコラーゲンから作られています。
ピクノジェノールは、コラーゲンやエラスチンと結合作用があり、コラーゲンを作り出す手助けをします。
つまり、コラーゲンと同じくらい肌にとって欠かせないものなのです。

さらに、炎症を抑える働きがあり、紫外線によってできてしまったシミを小さく薄くする作用が臨床データで確認されています。

もちろん肌につけてもよい効果があり、日焼けによる炎症を抑え、ニキビや傷の治りを早くします。


相性のいい成分は？

ピクノジェノールには一緒に摂取するとその効果がさらに期待できる成分がいくつかあります。
それは、ビタミンＣ，コエンザイムＱ１０、そしてルテインです。

簡単に説明すると、ビタミンＣは体内の滞留時間が非常に短く、摂取してから約３〜４時間でほとんど排出されてしまうのですが、ピクノジェノールにはビタミンＣの滞留時間を延ばす働きがあります。

ピクノジェノールの抗酸化力がコエンザイムＱ１０やルテインの働きによって高まることもホーファーリサーチ社では確認しています。


安全性はどのように管理されていますか？

農薬や除草剤などは一切使用されていません。
なぜなら、ピクノジェノールの原料となるフランス海岸松は、フランス政府が管理しているからです。

伐採後は再び苗木を植林し、原料となるフランス海岸松が枯渇しないようフランス政府によって厳しく管理されています。
さらに、ピクノジェノールは、ホーファーリサーチ社提携のＧＭＰ認定抽出工場で、鮮度を保つために伐採されてから２４時間以内に抽出工程に移り、全てオートマチックで抽出されます。

原料の受け入れ時、抽出工程、そして最終的な品質検査まで、自社で規格した品質をクリアした原料だけが商品として出荷されます。

もちろん原料の製品化後に残留農薬の検査も行っています。
また、最も大切な安全性データを取得しているので、自信を持ってお勧めできます。

●急性毒性試験 ●亜急性毒性試験 ●慢性毒性試験

●催奇原性試験 ●変異原性試験 ●生殖毒性試験

●感作性試験 ●眼粘膜刺激性試験 ●ヒトパッチ試験

なぜ、フランスの海岸の松が良いのですか？

様々な種類の松を検討した結果、有効成分と判断されるフラボノイド類や有機酸が一番高濃度で溜まるのがフランス海岸松だったのです。

理由は、フランス南西の特別な地域とその環境にあります。

この地域はよく晴れていて、年間３２０日以上毎日のように非常に強い紫外線に晒され、夜と昼の温度差も大きいので、植物にとってかなり厳しい環境です。

この厳しい環境の中で自分の身を守るために樹皮に抗酸化力の高いフラボノイド類や有機酸をたくさん生産し、樹皮を分厚くすると言われています。

海岸松抽出物は、いくつかのメーカーから販売されていますが、ピクノジェノールは製法特許に基づいた抽出方法で抽出されているので、たとえ同じ海岸松であっても構成されている成分は独自に規格化されています。