店主が、最も注目するイチョウの神秘が今から説明する‘放射能’に関するものです。
1941年、日本に原子爆弾が投下されました。
その想像を絶する破壊力!
その時、アメリカの科学者たちの原子爆弾というものへの最大の関心事が果たして何だったのか?

もちろん、‘爆弾の破壊力’そのものにも関心はありました。
しかし、それ以上に関心があったといっても過言ではないものが・・・・・・
そうです!
原子爆弾による放射能汚染した後の、その土地の‘生態系’だったのです!
科学者たちの推測では、恐らく、草木1本も数年は生えないであろうと考えていました。
しかし、3ヶ月もしないうちに土地から‘芽’を勢いよく吹き出した木が出現したのです。
そうです、科学者たちを驚嘆させた、そのすさまじい生命力を現した木。
これこそ‘
イチョウ’だったのです。
放射能というのは、ご存知のように、活性酸素を最大限にしたようなもので、遺伝子そのものを傷つけ、破壊してしまう、この世で最も恐れられている力です。
この猛烈な活性酸素渦巻く環境で、どうしてイチョウは、自身の芽を‘正常’に出し、奇形ができることなく、すくすくと育つことができたのでしょうか??
この解明には膨大な時間が必要でした・・・。
そして、ついに最近の調査で、‘フラボノイド’や‘テルペン’などの抗酸化の強力な物質が次々と発見され、これらが放射能から身を守る威力を発揮したのではないかと推測されるようになったということです。