山越義雄さん
日本最高の強運男‘山越義雄’物語

日本最高の強運男‘山越義雄’物語 Vol.5
強運第5弾は、山越さんの体に起こった奇跡について紹介したいと思います。

実は、強運である山越さんにも、一つ悩みの種があった。

というのは、山越さんは長年来‘糖尿病’を患っており、もともと100kgを超えていたというほどどっしりした体格も‘スリム’になり、種類もインシュリン依存型で、インシュリンを35年以上打たれている方は、日本中にも10人もいないという、ある意味では‘強運’なのだが、とにかく、糖尿の不便な症状と戦っていたのであった。

そして、その糖尿が悪化し、左目もほとんど見えない状態まで追い込まれるようになっていたあるとき・・・。

たまたま、近くの氏神の八幡様に参ったとき、神社の境内を見渡すと、普通、神社の境内によくある‘神馬(しんめ)’がいないことに、ふと気づいたのであった・・・。

その時、山越さんは、心の中で
「う〜ん、神さんも馬の乗り物がなければ、遠くへ行くのに不敏でかわいそうじゃのう〜!」
との思いが沸き立ち、何と、その場で馬の像を作ることを決心したのであった。

意を決して‘神馬’の制作にとりかかった山越さんは、協力者として弟さんを選び、そして、なぜかは聞かなかったが、その神馬が作り終える日を‘満月の日’にしたそうである。(希望が満ちるということか?)

そして、神馬の制作の進行も、一進一退を繰り返しながらも数ヶ月が経ち、やっと待ちに待った念願の‘神馬’が完成したのであった!

神馬の完成を心から喜んでいた山越さんであったが、その時、ある異変に気づく・・・。

な、なんと糖尿で、ほとんど見えなくなっていた左目が見えはじめているではないか!?
「一体、どうしたことだ!なんで目が見えるのか???・・・」
頭の中は、すでにパニック状態。

しかし、目に光が戻ってきたことが、うれしくないわけがない。
心の中で絶叫しながらも、うれしさで満たされていく充実感・・・。

まさに、天空に浮かんだ満月も祝福するかのように、月光が煌々と照らしていく・・・。
これが、山越さんに起こった何度目かの‘奇跡’であった。

ところで、山越さんは八幡様に「どうか視力が戻りますように!」などというお願い事などは一切していなかった。
きっと、八幡様は、山越さんの私心のない純粋な誠を受け取られて、ご褒美に視力の復活を与えてくださったのに違いない!

奇跡の舞台の八幡神社
ここが奇跡の舞台の八幡神社

山越さん作成の‘神馬’(右)
山越さん作成の‘神馬’
これが、八幡様の乗り物として、山越さんが弟さんと一緒に作った神馬‘義昌号’である。

「義」は山越さんの名前の一字、「昌」は弟さんの名前の一字だそうである。
(写真右下版参照)

この神馬作りによって、また一つ‘奇跡’が起ころうとは・・・。



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