店主のおすすめ健康法 |
Vol.2・・・寝る方向で健康運は変わる!
さて、今回のおすすめ健康法は、‘寝る方向’についてです。 何!? 寝る方向で、体の調子が変わる? そんなバカな〜!と、あなたは思ったでしょう。 しかし・・・しかし、‘真実は小説より奇なり’です。 実は、頭を向ける方角によって、‘脳波’に変化があることを知ったら、どうします? はい、そうです!こういうテーマである以上、明らかな違いがあることが判明しているから、あえて説明しているのであります。 では、気になる「最も良い方角」はどこ? そんなに早く答えを教えたらもったいないじゃないですか!とい言いたいところですが、結論を言ってしまうと 「頭を北向き」にする寝方なのでした。 えっ?‘北向き’ということは、ようするに、あの死んだ人が向けられる‘北枕’のこと? Yes! その通り!! 頭がパニクってきたかもしれないから、少し説明を始めましょうか! ことの始まりは、ある整体師のチームが、ある病院で患者さんに目隠して、何回かぐるぐる回らせて、どの方向に向いているかわからなくしてベッドに寝てもらい、頭を‘真北’`真西’`真東’`真南’に向けて、どの方角が‘脳波が安定するか’を計測したのです。 ちなみに、その実験をしているとき、横で見ていたお医者様も、「頭の向きで脳波が変わるなんて、そんなバカなことがあるわけないだろう!」と冷やかな目で笑っていたとか! そして、何人かの人がその実験をするうち、ひとつの傾向性が確定しようとしはじめました。 そうです。どの患者さんも‘北’に頭を向けたときが、一番脳波が‘安定’したのです。 なぜ??? ここで、店主が解説をさせていただくと、こうなります。 昔から、健康の極意は‘頭寒足熱’といいますよね。 ようするに、頭は冷たく、足が温いのが健康によい状態だ、ということならば、北と南はどちらが寒くて、どちらが暖かいかということを考えたら、それで答えは一瞬で出ます! もちろん、北は寒く、南が暖かいに決まっています。(北半球のみ) この単純な原理からいっても、頭が北となりますが、古来から北の方角を‘上’とか‘尊い’というように祀ってきた歴史があります。 中国の故事にも‘北陣出難’という有名な言葉があり、北に向かって戦いをするのは絶対的に‘不利’であるから、極力避けるというように言われてきたし、実際、ある歴史学者が、過去にあった大きな戦いで、北から南へ攻めた場合と、南から北へ攻めた場合とでは、どちらの勝敗が多いかを研究した結果、圧倒的に北から南へ攻めた戦いが勝っていたのだという・・・。 また、神社も本来は、北から南へ向いているし・・・。 このように、歴史も‘北’は、優位な位置であり、尊い人やお世話になった人に足を向けて眠れない、という言葉通り、やはり、北に向かっては足を向けられない、すなわち、‘北枕’になってしまうのだ。 最近では、気功師たちが、北に向いて寝ると、‘気’が、スムーズに流れている、ということを書いた本をよく見かける・・・。 もちろん、現実的な説明をしようと思えば、‘磁気’の影響なのであろうが・・・! では、昔の人は、なぜ、死んだ人を北枕にしたのだろうか? これは、気功師も書いていたことだが、ようは、死んだ人をもっと安らかにぐっすり眠ってもらいたいから北枕にしていたものが、いつのまにか、‘死んだ人の寝る方位’となってしまったのだろうと! ところで、この北枕の真理を知っていたのか、いないのかわからないが、明治以前の大きな旅館は、ある程度、‘北枕’にちゃんとなっていたそうである。 ということで、‘北枕’が、すばらしい健康法にもなるということがご理解できたかな? あとは、あなたの‘常識の固定観念’と相談してください。 |
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