
さて、2月26日の「 徳島セミナー 」も無事終わり、ホっと一安心しているところです。
毎年、夏に実施している「 浅草セミナー 」とは、また違った緊張感があり、テキスト作りに苦心しています。
このテキストの結論に達する過程がもっとも大切であり、答えだけ知ってもまったく応用が利きません。
答えまで至る背景こそが、一番知って頂きたい内容となっています。
腰痛や肩凝り消滅法においても、なぜ、そのような手技をするようになったのか??
なぜ、海馬の萎縮を改善させるために、その成分や技法に至ったのか??
これを理解すれば、他の問題に対しても応用が利くようになります。
これこそが、肝(キモ)であり、単なる表面だけの知識でなくなります。
例えば、海馬の改善に対してであれば、
その良いとされる成分は、
● きちんと「 血液脳関門 」を通過できるものなのか?
● 料理して熱にも強いのか?
● 摂取した後の持続性はどれくらいあるのか?
などなど、成分単体での抗酸化力だけでなく、人間の身体に入った後の作用度もきちんと考えていかねばなりません。
今回、アルツハイマー型認知症を防ぐために最重要な観点を何点か挙げました。
その中で、店主も驚くしかない、とてつもない抗酸化力を持つある植物の成分が候補になりました。
‘抗酸化力’というと、‘アスタキサンチン’などは、ビタミンEの500倍! は有名です。
しかし・・・・
今回、注目した海馬に対して有効性を発揮するとされるものは・・・
ビタミンEの1000倍をはるかに上回るものだったのです!!
何かの間違いではないのか?? と何度も調べたのですが、間違いなく、5000倍、6000倍もはるかに超えているのです。
恐らく、史上最高レベルのものです。
ということは、ここまで抗酸化力が高かったならば、脳だけの範囲に留まりません。
血管やお肌にも良き効果を発揮しなければウソです。
あとは、どのように取り入れていくのか? という課題だけです。
また・・・・
世に出回っている情報の落とし穴についてもお話しました。
最近では、コロナ、インフルエンザなどのウイルスに対して、糖尿病、アレルギー、ガンに対してして、
「 ビタミンD 」
というものが、とんでもなく有効である、ということがやっと世間で認識され始めるようになってきました。
しかし・・・
このビタミンDを飲んでいても、そのビタミンDの効力を十分発揮できていない人の何と多いことか!!
ユーチューバーの医師の中にも、このビタミンDの重要性を説く人は多いのですが・・・・
2000IUから4000IUという基準値よりもはるかに飲んでいるにも関わらず・・・・!!
なぜだと思いますか??
答えは、「 マグネシウム 」が、‘ 血液中 ’に足りないから・・・なのです。
ビタミンDに「 ビタミンK 」をいっしょに取っていても安心はできないのです。
そして・・・
店主がマグネシウムが足りないとダメだと言えば、皆さんの中には、
「 私はエプソムソルトや塩化マグネシウムのお風呂に入っているから完璧よ!! 」
と心の中で叫んでいる方もおられるでしょう!
なぜって!
皆さんの知識の中に、
「 マグネシウムは経口摂取より、けい皮(皮膚)吸収のようが効率が良いはず!! 」
という思い込みがあるはずだからです。
それって本当ですか???
ユーチューバーの医師の中にも、そのように言っている人が多いですよね!
経口摂取よりけい皮吸収が良い! という意味は、
「 血液中の濃度まで上がるのではなく、筋肉への浸透が良いというレベルではないの?! 」
ということなのです。
お風呂に入れているマグネシウムが、そのまま血液中の濃度まで簡単に上がるはずがないのです。
皮膚には、何層ものフィルターがあり、成分がそんな簡単に通過(透過)現象が起これば大変なことになります!
そんな単純なものであれば、‘高マグネシウム血症’になりかねません。
ですから、けい皮吸収のほうが経口摂取よりも良いというのは、筋肉が柔らかくなったりして、血行がちょっと良くなり、足がつるのや肩凝り、腰痛が緩和されるというレベルだと言えます。
ですから・・・
エプソムソルトや塩化マグネシウムのお風呂で、ビタミンDとの相乗効果が起き得ることも少ないし、
いきなり糖尿や高血圧が良くなるということではないのです。
ということは・・・
マグネシウムのサプリを買えば良いのか? ということですが、
その商品の成分をチラっと見ると・・・
「 酸化マグネシウム 」
と書かれているものもあります。
この酸化マグネシウムと書かれているものであれば、それは単なる
‘ 下 剤 ’
であり、マグネシウムの吸収性は3%あるかないかで、まったく吸収されません。
こんな所にも落とし穴があります。
中身の内容も知らずに、名前だけで買っておられる方が多いように思います。
この辺りもよくお勉強しましょう!
単体ではすごくても、人間の身体に入ると、まったくその効果を発揮しないものが多いのです。
これを研究者たちは嘆きながら苦労しているのです。
高知の土佐清水という所に、有名な丹羽博士という方がおられます。
この方こそが、
「 活性酸素というものが、あらゆる病気の根源を作っている! 」
ということを世に広められた方なのです。
今でこそ当たり前の事実ですが、発表当時は、
「 何! 酸素が病気を作るって! 何をバカなことを言っているんだ!! 」
と医学者も誰も相手にしなかったのです。
しかし、真実は違いました。
まさに、活性酸素こそ、あらゆる病気の根源中の根源だったのです。
真の天才は、最初、ほとんど認められずに非難を受け続けてきたのです。
その丹羽博士が、ず〜と疑問に思っていたこと、それこそが、
ビタミンE一つとっても、シャーレの中での実験では、ものの見事に活性酸素を除去できるのに、
人間の身体の中では、そのままその力をまったく発揮できていない!
ということでした。
幾度の実験と観察を続けていた結果、最終的に作った素材を、
「 焙 煎 」
「 発 酵 」
「 油 剤 化 」
という3工程を経て、やっと効果を発揮するようにさせたのです。
ようするに、硬い細胞壁を破壊して分子量を小さくして吸収しやすくし、病的な細胞ほど脂ぎっているという特性に対して、油で素材を包んで作用度を増した、ということなのです。
ここでようやく見事な効果を発揮させることができるようになったわけです。
このあたりの観察力が非凡であり、天才なのです。
単に良い素材が入っているだけでは、真の効果は出ないということを教えてくれたのです。