世の中は、ゴールデンウイークのど真ん中です。
店主には、ゴールデンウイークなどなく、今もなぜかこのコラムを書かねばという義務感とともに粛々と書いているわけです。
さて・・・・前回は、胃痛を瞬時に消滅させる
「 手の甲刺激 」
をお伝えしておりますが、実際、胃の痛みが出てしまった方が、この手法をしても効果がイマイチだった可能性もあります。
なぜか?
これは理屈抜きで、手の甲を同じように刺激しているようでも、店主がするのと皆さんがするのとでは違っているのです。
自分で刺激するのは、やはり、甘く、ちょっとした角度などの違いが出ていることは否めません。
効果が出ないということで、すぐ諦める人がほとんどですが、しかし、今まで実践を積んできている店主は確信している手法なのです。
これが、本やユーチューブの動画を見て、見よう見まねで自分でするのと、出来る人に実際に刺激してもらうことの違いです。
直接会うことの尊さは、計り知れません。
直接会う貴重さは、お金と時間をかける十分な価値があります。
ところで・・・
最近、店主も歳のせいか、若い時ほどオシッコの勢いがなくなってきた感があります。
男の宿命の「 前立腺肥大 」の症状も出てきているのかもしれませんし、腎臓の機能も落ちてきているのかも・・・!
ということで、先日、泌尿器科の病院に行って、一番気にしているある検査もしてもらうこともしたのです。
その検査とは・・・・
これから男がダントツ一番になるガンとされる
「 前立腺がん 」
の検査です。
通常は、ガンというのは血液検査では、ほとんどわからないのですが、この前立腺ガンだけは、血液検査でもある程度確率良く発見されるガンなのです。
その血液検査こそ、
「 P S A ]
という腫瘍マーカーと呼ばれるものです。
このPSAは、基準値は4以下ですが、ガンとなると10を超えてきます。
もし、検査で6〜9辺りで出ていると、かなり早期の発見となり、転移の恐れも極小になりますので、十分手を打てます。
しかし、一旦、他に転移されてしまうと、予後も非常に悪くなり、生命の危機に陥ります。
店主の好きな俳優の西郷輝彦さんは、この前立腺ガンで命を奪われてしまいました。
オーストラリアなどで最先端の医療を受けられていましたが、ガンの勢いを止められませんでした。
また、自分の大便をつぶさに観察し、もし、状態が悪ければ1週間まで遡って調べて改善させていた世界一の発明王の中松義郎さんも前立腺ガンになられて、余命が下っていましたが、かの天才は、自分でそのガンを克服されました。
この中松さんの経緯も観察して、店主も便の状態が良いからといって、それで安心してはならない! と戒めているのです。
ですから、前立腺ガンを甘く見ることなく、自分でできる範囲で小さな変化も見過ごすこともなきように努力をしています。
「 P S A 」は、西洋医学でしか測ることができないので、そこはきちんと活用しています。
で、その検査結果は・・・・・
「 1.1 」
と基準値に入っていたので、思わず胸をなでおろした次第です。
ということで、50歳を超えてきた男性には必須のものとなると考えています。
今、欧米から入ってきているお肉には、信じられないほどの成長ホルモンや抗生物質が混入しています。
このようなものを常食していると、間違いなく、ホルモンが狂わされ、ホルモン系のガンが激増するのは当然です。
日本は、世界一基準の甘い国ですので、他の国が輸入禁止になっているものも、規制緩和までして入れているのです。
かといって、国産が安全ということもまったく無いのですが・・・・
話は戻って・・・、
尿の出が悪くなってきたということで、その改善ポイントは何か?
ということですが、ノコギリヤシやペポカボチャなどのサプリを飲まなければダメか??
となりますが、そんなことはないのです。
これは、店主が畏敬する医師である徳永先生の文献にもあるのですが、改善策としては、
「 股関節を柔らかくする 」
ということが、手っ取り早い方法となります。
前立腺肥大を起こしている人、女性の尿失禁にも当然有効です。
健康雑誌では、「 骨盤底筋 」を鍛えろ! ということが言われていますが、まずは、股関節の柔軟性が重要です。
尿のトラブルを持っている人の多くは、
「 前屈ができにくい人 」
が多い傾向があります。
つまり、腰椎神経の硬さが根本にあるという人です。
ですので、下半身に何らかのトラブルがあるという人は、まずは、股関節の柔軟性を付けてみることです。
股関節を柔軟にする方法は、ユーチューブでいろんな人が提案しているので、自分にとってやりやすい方法を選択してみましょう。
ただ、いきなり、「 股 割 」を短期間にできるようになるための・・・という極端な手法は避けてください。
腰を痛める結果となる場合が多いですので。
まずは、「 前 屈 」ができるようになることを優先しましょう。
そうすると、尿のトラブルも軽減でき、腰痛も起こりにくくなります。
また、尿を作る「 腎 臓 」の機能低下も最近では著しく、成人の8人に1人が慢性腎炎を持つようになってきています。
腎臓は、血液のPHも調整している最重要臓器であり、ガンにはなりにくい
「 7.4のPH 」
を保ってくれるところです。
それが、毎日の食事の中には、「 無機リン 」という腎臓を破壊する成分が多すぎるのです。
塩分の控えが腎臓に良いということは言われますが、まだまだ、この「 無機リン 」の悪害は知られていません。
加工食品に多く混入されている成分です。
また、水分の補給が少ない人も、腎臓のダメージを加速させます。
‘喉が乾いた’と感じるようでは、すでに脱水状態といえますので、小まめにチョコチョコと水分を絶えず補給するのがコツです。
緑茶などのカフェインが多い飲料水は、利尿作用も大きいので、水分を補給しているつもりでも脱水になりやすく注意が必要です。
特に、寝起きの朝一番の水は非常に大切ですので、コップ2杯くらいの水の補給は心がけましょう!