ここ最近は、夜中まで見ているテレビ画面に映し出したユーチューブの見過ぎで、視力がかなり低下したように感じています。
ユーチューブは、情報の宝庫であり、店主の観察の場です。
健康法においても、間違いなく、真反対の意見もたくさんあり、どちらが正しい? ということも多々あります。
しかし、どちらもそれなりの根拠を持っています。
では、どう考えたら良いのか?
ここに、一番重要な考え方である
「 バランス 」
というものが必要となっています。
つまり、過少でもいけないし、過大でもダメなわけですので、どこが、「 中 庸 」を取っているかを見極める力が必要です。
そして、整体法を学んで非常に重要なことだと悟ったこと。
それこそが、
「 痛みや疾患の出ている場所には、真の根本原因はない 」
ということです。
ここのところ、あまりに重要すぎて、これだけで6時間以上話しそうになります。
このあたりのことは、通常の医学ではまったく太刀打ちできない難病を改善している治療家を観察していると否応なしに気づかされます。
抽象的なことを言っても始まらないので、具体的に示せば・・・・・
エステでも指圧というのがありますが、これらは基本的には、
「 皮膚に対して垂直な刺激を与える 」
ということをしています。
しかし、この方法では、血流の改善は元より、効果の持続性と難治性の疾患にはあまり期待できないという結論があります。
昨年の「 浅草セミナー 」でも資料で示したように、皮膚に対して垂直に圧した時の血流とその後の体表温度はすぐに元に戻ってしまうのに対して・・・・
「 皮膚に対して上に引っ張る 」
というまるで真逆の刺激を加えることによって、血流の改善と表面温度の持続性は数倍違っているのです。
つまり、圧すという刺激ではダメなのです。(足揉みは例外として)
この皮膚に対して垂直に下に圧すという刺激を、詳しくは、「 陽 圧 」と言います。
その逆を「 陰 圧 」と言います。
もし、整体法を詳しく知りたい、学びたい、自分で痛みを消したい! という方は、このことを知ってよく観察してください。
5分以内に、腰痛、肩凝り、ひざ痛を改善している神技と思えるような手技をしている人に、この「 陰 圧 」を活用している人がいます。
ただ、ボ〜と映像を見ているだけではダメです。
このような大いなる効果を出す人々と一般の整体師との比較をしてみるのです。
何度も繰り返しますが、5分以内に症状を改善する人は、「 陰 圧 」や症状の出ている所そのものを原因とみなしていないのです。
なぜ、そこに疾患が生まれたのか? の流れを知っているのです。
ひざ痛も、膝そのものにはまったく原因がなく、足首のねじれ(厳密には距骨の変異)やO脚になろうとする股関節の変異などが原因で、膝近辺の筋肉のねじれがすべての原因となっていたのです。
ですから、整形や整体で、電気を直接患部に当てて治るということは、最初から根治しようのない対処療法をしているだけなのです。
あっそうそう!
すべての痛みを3分で取るぞ! と言っているある優秀な治療家の動画を見ていると、生徒さんから、
「 先生、免疫を高めるにはどうしたら良いのでしょうか?? 」
という質問に対して、
「 胸腺を刺激すれば良い!! 」
と瞬時に答えを返していましたが、店主は、この的確な答えに感心していました。
さすがに、3分であらゆる痛みを取り除こうとする力量がある人の答えは違います。
このような人に付いてお勉強すれば、最短で素晴らしい治療家になれるだろうということです。
残念なことに、このような人は、大抵、東京、大阪の大都市に集中しているという地方の人間には羨ましい限りです。
ですから、ユーチューブで出てくる少しのヒントも無駄にはしないように観察しているのです。
今回は、本来、セミナーくらいでしか出さない貴重な動画を一つ紹介したいと思います。
この動画を、なぜ、紹介するのか?
それは、人間最大のリンパの詰まり場所である
「 鎖骨近辺の筋肉の硬結 」
を解除しなくてはならないからです。
この重要性は、想像を絶します。
乳がんや肺がんの最大級の原因となっているものこそ、このリンパの詰まりなのですから・・・
女性が、鎖骨の上に指を食い込ませようとした時、非常に痛がるし、パンパンに張っているのです。
そして、もう一か所。
その個所こそが、肩凝りの最大の原因を作っていると言っても過言ではない
「 脇 下 」
の筋肉をいかに緩めるか? です。
この2か所の筋肉をフニャフニャにして、店主は店舗に来られて施術したお客様に重要性を強調しているのです。
ということで、まずは、鎖骨近辺の筋肉を柔らかくする方法を実施されると良いでしょう。
ユーチューブで、
「 寂 動 整 体 」
と検索されるとご覧になれます。
この「 寂動整体 」を創始された上村さんという方は、数百枚のレントゲンを観察してきて、幾多の疾患、難病などが
「 鎖骨の変異 」
にあるということを気付かれた天才です。
偶然発見した動画ですが、この内容を見た時、非常に喜びました。
簡単ではあるけれど、コツを掴んでいます。
店主の数百時間の観察の中でも、他人ではなく、自分でできる手技の中でもトップクラスに重要な内容だと思っているものです。
このような内容を無料で公開して頂いていることに感謝するしかありません。