店主 内藤
世の矛盾、スジの通らない事に店主・内藤が吠える!
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痛快!店主のひとりごと
店主のひとりごと Vol.433
溝を攻めよ!
2020.12.04

さて、前回は、首のコリを解消するための「 手の甲 」を使った秘策をご紹介しました。


この「 手の甲 」の刺激の有益性を発見された方は、ご自身の右足首の骨折をした際に、手の甲のある場所がむず痒いという反応があり、そこをさすったり、圧していると完全に痛みが消滅してしまった、ということが発端となっています。


東洋医学的なツボ名もなく、本当に独自な画期的な発見でした。



で、この背景を見て、鋭い人は気づいたはずです。



「 手の甲 」の刺激で痛みが消滅するのであれば、ひょとして



「 足の甲 」



への刺激でも同じような効果があるのではないか??


どうですか?


その感覚は、非常に重要ですし、言われたことしかしない治療家の先生にも必要なものです。


はい、間違いなく、「 足の甲 」だけでも痛みを改善する力があります。



実は・・・・



今回の手や足の指の間の‘ 溝 ’への刺激とは、



「 リンパ 」



を流しやすくなる秘訣でもあるのです。


首のコリを解消するめの


「 手の小指と薬指の間の溝 」


への刺激は、首のリンパを流しやすくするものです。



店主も徹底的にいろんな療法を観察していますが、プロの足裏揉みたちは、ガンの人であれば、



「 足の甲 」



も揉んでいるのです。



通常、足裏揉みというのは、足の裏だけを揉むものではないのです。


ガン治しのプロの言葉を借りれば、


「 足指と足指の溝がハッキリ出るまで、骨を砕くくらいの強さで揉め!! 」


と言っているくらいなのです。



ここに難病治癒の秘訣があります。



リンパを全身にくまなく流すための最大の障害になっている



「 鎖骨下のリンパの詰まり 」



を直接に鎖骨をさすっても良いし、これがなんと‘足の甲’からでもできるということなのです。



ちなみに、プロは、足指の溝でも、特に、


「 親指と人差し指の間の溝 」


をしごき通します。



足の甲の真ん中付近に、細い毛細血管がやたら浮き出ているときは、乳癌や肺がんの疑いもあります。 



また、足の甲に明らかなむくみがあり、いくら上から揉んでもすぐに膨らんでくるようでしたら、一度、病院で調べてもらう必要性もでてきます。




このように、疾患というのは、身体のどこかに表象しているので、その危険性を察知するものとして知らねばならない智慧も必要です。



実践を積んできた人たちの体験は、本当に貴重であり、縁がなければ知る由もありません。


ですから、とにかく学ぶという姿勢は必要であり、インターネットという現代の利器も活用しなければいけません。




それで・・・・


今回は、「 足の甲 」ということがテーマになっているので、さらに絞り込んだ内容として、



「 ひざ痛を改善するポイント 」 



に焦点を当ててみましょう。



よく正座もできないくらい膝が痛い、という人も多いのですが、そのひざ痛の改善には、



「 足の甲の中指と薬指の間の溝 」 



が刺激ポイントなっています。



この位置は、「 冷えの改善 」にも使われるポイントです。


ですので、溝がハッキリ出るまで、親指を使って溝の幅を広げるように努力してください。



この刺激だけで、正座ができるようになる人が続出するとまで言われています。


膝が痛くて、この中指と薬指の溝刺激が痛くないのであれば、圧し方が生緩いということです。



足指と足指の間は、本来、スキマがあるのが健康であり、理想です。



病的になればなるほど、足指間のスキマもなくなってきます。



足指の薬指と小指の間の溝への刺激は、腎臓や視力に直結しています。



店主のお店に来店された人には、時々、この足の甲や手の甲の刺激をしているのですが、どちらも


「 薬指と小指の溝 」


を刺激したときに、激痛を感じる人が多いのが特徴となっています。


これは、腎気の低下と目の疲れを象徴していると考えています。



ということで、今回、お勉強してほしいことは、



「 指と指の間の溝を攻めよ!! 」



ということです。



どの溝がどこの臓器、関節、骨に対応しているか? など覚える必要もありません。


揉んで痛いところがあれば、その弱っている所が反応しているだけですから、とにかく理屈抜きで揉めば良いのです。


身体はあらゆる個所から治療できるようになっているのです。


痛いところ、疾患の個所だけが治療点ではないのです。



もし、ムチウチなどをして、患部が炎症して直接触れられない場合もあるのです。



そんなときに、別の位置から治療できるように、創造主は精巧に人間の身体を作っているのです。



対処療法には限界がある、ということは知っておいたほうが良いでしょう。