さて、今年も9月となり、終盤を迎えようとしています。
歳とともに老眼となり、歯からも出血をし、歯周病が顕著となってまいります。
前回は、莫大な血液を必要とする目のケアーとして、「 合 谷 」という万能のツボを紹介しました。
「 合 谷 」を揉んで、視力検査を実験された方は、どのくらいいるのでしょうか?
全身の血流を一発で上げてしまう秘中の秘の方法は、「 浅草セミナー 」でお話しましたが、この合谷は、いきなり身体が熱くなるという変化はありませんが、きちんと目の血流量も増大することもわかっていますので、ぜひ、実施してください。
さて、・・・・・
今回は、店主が、今、日常生活の中で口腔内の衛生のためにしていることを、紹介したいと思います。
歯を失う可能性が一番高い歯周病に関しては、以前からご紹介しておりますように、
「 重 曹 」
というものが、非常に役立つということですが、これは、今も変わりません。
「 歯周病の根源はカビである 」
という研究からすれば、有効であることは当然です。
洗濯時に、通常の洗剤を使うと、洗濯機の中が「 黒カビ 」だらけになるのに、重曹を使うとカビはまったくつきません。
ですので、口腔内のカビ対策にも「 重 曹 」は必需品となるわけです。
そして・・・・・
さらに、今回は、それに加えた秘密兵器が登場します。
これは、本当はセミナーでコッソリお話しようと思ったのですが、紹介することにしました。
では、その内容とは、一体、何か??
実は、以前のコラムにも、その効果を暗示する内容は盛り込んでいました。
その方法を実施すると、歯茎からの出血頻度も明らかに下がり、口腔内が何ともスッキリするのです。
その方法とは・・・・、ズバリ!!
「 生理食塩水でうがいをする 」
というものでした。
この生理的食塩水でうがいをするということのメリットは、いかなるものか??
これは、前回、生理食塩水の不思議として説明したように、
口内炎ができた時に、醤油を含ませるとメチャクチャ滲みて痛いはずなのに、この生理食塩水を口に含んでも痛くありません。
これぞ、体液の濃度に合わせることのメリットであり、殺菌にもなっています。
そして、最新の研究では、、
「 歯の奧に溜まった細菌の毒素が、生理食塩水で99%除去できる 」
ということもわかったのです。
ここがもっとも重要なところなのです!
そして、さらに、驚くべき秘密兵器があるのです。
それが、「 ココア 」 なのです。
「 エっ! ココアで口の中の何が良くなるの?? 」
「 ココアは甘いイメージがあるから、余計に虫歯や歯周病になるんじゃないの?? 」
と思われる方は、自然な発想です。
しかし・・・・
事実は、小説より奇怪です!
ココアを口の中に入れると、歯周病を起こす細菌の代表である
「 ジンジバリス菌 」
「 フゾバクテリウム菌 」
「 インターメディア菌 」
が激減し、特に、先の2つは壊滅的に減ります。
これは一体どうしたことなのか?
これは、どうも「 ポリフェノール 」のちからのようです。
つまり、カカオを72%を超える濃度で配合されているチョコレートも素晴らしいちからを持っているということになるわけです。
フランス医師会は、高濃度ポリフェノールを含むチョコレートは、心臓疾患を減らすと言っているくらいです。
ですので・・・・・
ネットで、「 無糖の100%カカオ 」を買って、飲み物に混ぜたりすると、それだけで、虫歯、歯周病予防にもなるわけです。
店主は、寝る前、起床時、夜中に起きてしまった時に、生理食塩水でうがいをし、食事時にココアをそのまま口にしたり、ドリンクに混ぜて使用します。
おいしく食事ができて、しかも、歯周病にも良いとなれば最高です。
当然、口臭の度合いも軽減できます。
ただ、口臭の場合は、舌の上の「 舌苔 」がもっとも臭いの素であることも間違いありませんので、舌苔対策をしなくてはなりません。
この舌苔対策は、また後ほど詳しくお話したいと思います。
ちなみに、生理食塩水の作り方ですが、
「 1リットルの水に9gの精製塩 」
でできますし、うがいだけで飲み込まないので、わざわざ‘自然塩’にする必要もありません。