さて、7月10日の「 浅草セミナー 」もアっという間に終わってしまいました。
東京以外の多くの地区からわざわざお越し頂いた方々もおられ、厚く御礼申し上げます。
録音も可としていましたので、記録された方は、何度もお聞き頂き、理解を深めて頂ければ幸いです。
今年は、ガンを超早期に発見する方法、糖尿病の意表をつく改善法、脳を活性化するコツなど、最小のコストで最大の効果を上げるための秘策をご紹介しました。
それにしても、一人で多くの偉業を達成した人からは、やはり、たくさんのことが学べます。
セミナーでもお話した‘ダビンチ’などは、
「 4時間働いて15分の睡眠 」
を取っていたということが言われています。
つまり、1日の合計が3時間を切るような睡眠と言われても、本当に効率よく‘段階的’に睡眠を入れて、可能な限りの生産性を高めていたということなのです。
これは、ナポレオンもしかりで、彼も「 昼寝の達人 」と言われていたのですから・・・
この極端に少ない睡眠でもやっていける方法は、わたしたちの生活にも当てはめることができます。
特に、睡眠の極端に少ないマンガ家や‘締め切り’や‘ノルマ’に絶えず追われている人は、‘ダビンチ睡眠’を活かしましょう。
それでは、今回は、「 歯周病の撃退法 」についてお話ししてまいりたいと思います。
前回もお話ししておりましたアメリカ人・トルドーは、あらゆる疾患に「 カンジタ 」というカビが関与しているということを力説していました。
特に、抗生物質を身体に入れた人は、カビだらけという表現をしていたのですが、これは本当のことなのです。
抗生物質は、菌を抑えるために使用しますが、当然、腸内善玉菌は異常に激減し、カンジタだらけにしてしまっています。
これは、新聞の夕刊にも載ってたくらいで、腸内だけの話ではなく、口腔内もカンジタが悪さをしているのです。
っと、このように言うと、
「 わたしは、抗生物質なんてこの数年、数十年飲んでないので関係ないわ!! 」
という方がいるので、店主は、喝を入れなければいけなくなるのです。
皆さんは、抗生物質は、医薬品の商品からしか入って来ない、という思い込みがあるようですが、
残念ながら、毎日食べている食材の「 お 肉 」から、猛烈に抗生物質は入ってきていることを夢にも思っていません。
お肉には、農家の方が、商品が病気になったりすると困るので、成長ホルモンといっしょに抗生物質を動物に与えているのです。
ヨーロッパでは、抗生物質の乱用は、菌が耐性を持つので禁止にしている所が多いのに、国産も野放しで、特に、アメリカ産のものは、異常なくらいの濃度で、制限がないのです。
これが、腸内善玉菌が異常に少なくなり、細菌に耐性をつけさせ、アレルギーを悪化させ、肺炎(結核)などにも侵されやすいという悪循環を生んでいるのです。
ですから、夜の納豆や味噌などの発酵食品は最低でも取っておかねば、腸内細菌たちは悲鳴を上げているということは知っておきましょう。
日本人が、異常なくらいガンの罹患率が多いという原因は、必ず生活の中にあるはずです。
当然、ご飯、スシ、パンをはじめとする炭水化物(ブドウ糖)の過剰摂取が、拍車をかけているのです。
さて、今回は、「 歯周病の撃退法 」についてのお話しでしたので、まず、結論から言いましょう。
「 歯周病の根源にカンジタ 」という共通キーワードがあります。
であるなら、カンジタというカビ対策に活用しなければならない秘密兵器こそ、
「 重 曹 」
という強い味方があります。
お洗濯でも、通常の洗剤よりも「 重 曹 」を重宝するのは、水を汚さない、プラス、カビ対策になっているからです。
これが口腔内でも活用できることを知っている人のなんと少ないことか!!
夜、寝る前に歯茎に重曹成分が当たるように丁寧にうがいをすれば、あら不思議!!
朝、起きた時のネバネバ感も少なく、歯周病菌は激減しているのです。
当然、夜と朝起きた時に重曹水でうがいをすれば、さらにグッドなのは言うまでもありません。
口腔内では、夜から朝にかけて、細菌は600倍に増えると言われていますから・・・・
歯周病から歯槽膿漏までいっている人がいれば、一度、重曹水を使って実験してください。
歯茎からポタポタ血液がにじみ出てくるような重症の方でも、そこそこ改善できるはずです。
市販の有害な成分もいっぱい入っているうがい液よりも、よほど安心して使用できます。
なお、重層は、洗濯用の重曹ではなく、薬局で販売されている「 飲める重曹 」を買われると安心です。
500gで300円前後のめちゃくちゃ安価な価格で販売されているもので十分です。
使用は、200ccの水に中スプーン擦り切れ1杯くらいの量を溶かして、よくうがいするとOKです。
今、歯周病の細菌が、心筋梗塞を起こす原因にもなり、糖尿が治りにくいなど、あらゆる疾患に関与していることが指摘されていますので、口腔内衛生が想像を超える重要さを帯びています。