店主 内藤
世の矛盾、スジの通らない事に店主・内藤が吠える!
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痛快!店主のひとりごと
店主のひとりごと Vol.318
偉大なる叡智
2015.11.26

久々のコラムとなってしまいましたが、今回は、店主・内藤が常日頃思っていることを少しお話したいと思います。


わたしたち人間は、すべて、皆、 「 観 音 」にならなければいけないというテーマがあります。


観音というのは、ただ拝む対象ではなく、自分自らが観音にならなければならない、とお話してきました。

観音というのは、「 自分を観察したるに優れたる者 」 という意味です。

つまり‘ 客 観 視 ’できる人をさし、人を活かす人でもあります。


ちょっとした周りの環境で、精神状態が大いに揺れているようでは、到底、観音にはなれません。


その客観視というジャンルで言えば、一番実践出来ている人とは一体誰でしょうか??

まさか、宗教者であるはずもなく、宗教者ほど真理から遠ざかっている人もいません。



ではなく・・・・

ちょっと考えてみればわかりますが、それこそ・・・「 物理学者 」たちなのです。


彼らは、完全なる客観性の世界に生きています。

ようするに、誰からみても同じ現象を捉えられるように脳が思考しています。


公式を導き出すことは、その特徴と言えます。


その客観性に生きている中でも、特に大物が、かのアインシュタインでもあるわけです。

そのアインシュタインが言った言葉の中に、



「 同じことを繰り返して、別の結果を求める人、この人は気が狂っていると思います。」



この言わんとする意味は、はなはだ深く、あらゆる人に当てはまります。

わたしたちは、常日頃、こんなことを思っています。


「 あ〜、なんかおもしろいことないかな〜! 」

「 あ〜、昨年よりももっと売上が上がらないかな〜! 」

「 あ〜、かっこいい彼氏に会えないかな〜! 」


と、口癖のように言っているのですが、・・・・・・


まさか、今までと違う方法、アプローチを試して、その結果を待つというのでもなく、


同じ生活、仕事をして、自分にとって都合の良い結果を待っているのです。

客観的に見ても、ありえないことを期待しているわけです。



手相を見てもらって、その占い師から、


「 3ヶ月後に素晴らしい彼氏が現れるでしょう!! 」 


と言われ、夢見る思いで、ひたすら3ヶ月間待ちわびて、そして、4、5ヶ月後に、占い師の所に行って、


「 あの〜先生!! 3ヶ月で彼氏が現れると言ったじゃないですか!??」

「 しかし、3ヶ月待っても、誰も現れずに、4ヶ月も経っているじゃないですか??!! 」


と、95%以上の人が、このような文句を言っていることでしょう。

皆さんには、店主が言いたいことがわかるでしょうか?


つまり、この場合は、具体的な行動もいっさい取ることなく、ただ、家と会社だけを行き来し、女友達でウインドウショッピングして、具体的に異性に遭うという場を全く設けることなく、星の王子様がどこからかナンパでもするように目の前に現れてくれるのを待っていただけなのです。


日頃の生活の中の延長線で、そのような奇跡は起こらないわけです。

あるとすれば、職場恋愛、友人からの紹介などに限られてくるわけです。

恋愛運の高まりは当然あり、その時、具体的な行動を取れば素晴らしい彼氏をゲットできた可能性は高かったのです。




そして、もうひとりの偉大なる人物の言葉。



「わたしは、今まで失敗をしたことがありません。」

「Aのやり方で、できないということがわかりました。」

「次に、Bをして、できないことを知りました。」

「次に、Cをしても、できないことを知りました。」



つまり、1万回失敗しても、それぞれのやり方でできないということを知り、同じ失敗は繰り返さないということになったわけです。

これは、発明王のエジソンの言葉です。


これを店主も心に刻んでいるのです。


NASAもできなかった、あのミドリムシの大量生産を世界で始めて成功した東大出身の出雲さんが取った行動は、

日本に100人いるというミドリムシの研究者たちに会いに行き、

「 どのようなやり方をして失敗したのですか?? 」


と一人一人に尋ねて、同じ失敗をせず、最短の時間でできるようにしたのです。



あなたは、同じことを繰り返して、違う結果を求めていませんか??



もし、そうしていると、アインシュタインから気が狂っていると思われていますよ!

これが、結局、人間にとってもっとも尊い‘ 進 化 ’なのです。



この2週間、いろんなお客様からの質問から、素晴らしい発見をしました。

あとは、それをどうやってもっと一般化し、効率をよくするか? です。


まったくバラバラな質問だったものが、すべてひとつの答えを導くためのヒントであったのです。

もっと極めて、大いなる福音となるように研究しますので、楽しみにしていてください。