さて、もう8月の終わりの日となってしまいました。
この8月は、雨もほんとうに多かったですね。
広島などは、台風でもないのに土石流で大変なことになっています。
これも、すべて・・・・‘ 水 ’による被害と言えます。
ただ・・・・
水は、本来、‘ 叡智 ’や ‘ 万物を育む ’代名詞です。
老子も、水はもっとも優れた性質を持つものとして感嘆しました。
どんな容器にもその形を変える柔軟性と、高いところには行かず、低いところに流れる謙虚さを・・・・
人間の中枢の脳もその80%が水でできています。
最近の研究では、老人ほど水を飲んだほうが良く、痴呆をかなり防ぐことができるというデーターもあります。
赤ちゃんから比べると、水の保有率も相当落ちてきています。
ここで、その水を飲むことにおける重要なポイントをおさらいしておきましょう。
一般的に言われる、ただ水を2リットル飲むというのでは‘冷え’を起こしかねません。
そして、体液は常時0.9%濃度で調整されているので、水だけを飲むと血液が薄まり、腎臓の負担すらなります。
そこで、数多くの難病を救った三木一郎博士の飲む作法を以前より紹介しました。
今から10年以上たって初めてその真価がわかるであろうと言われている三木療法は、特に、ガンと糖尿に福音をもたらしました。
なぜなら、健康を維持するために、今でこそ皆が認識し始めた‘糖質制限療法’をかなり前から推奨していたからです。
今、糖尿やガンの疾患がある方は、悪いことは言いません! 三木療法を徹底的に研究し、実践されると良いでしょう。
大学病院や医師会の言うことを素直に聞かれ改善されていれば良いのですが、改善の光は見えてきましたか???
ただ、薬で抑えようとする対処療法では、お話になりませんし、他の臓器を弱らせるしかありません。
ちゃんと改善の実績のある方を徹底的に勉強するのです。
そこには、改善する何かが大当たりしている可能性があります。
そして、筋肉を落とさない工夫も、歳が行けば行くほど求められます。
筋肉こそが体温を起こす発電所と言えますので、冷えを恐るのなら、まず、筋肉をつけるトレーニングをしましょう。
動かず、なにもせずに健康を維持できるほど、甘くはできていないのです。
もし、動かずに健康を維持する方法があるとすれば、それは、‘ 超少食 ’しかありません。
今、芸能界も超少食ブームで、タモリやビートタケシなども‘ 一日一食 ’を実践しているとか・・・
そして、その実践している感想は、異口同音に ‘ 体が軽い!! ’という・・・
そんなこと当たり前ですよね〜!!
何度も言っていますように、アメリカの特殊部隊も、戦地に入れば一日一食にしないと、30kgの重い荷物は毎日持って歩けないし、一度、眠ると起きてこれないと言っています。
言い方を変えると、「思いっきり腹いっぱい食べるから、寝なければ内蔵の疲労が取れないのだ!!」 と。
ガンの方は、昔の精進料理のような、糖質を抑え、カロリーが少なく、一日に2食以内にとどめ、腹6分目に節制すべきです。
秋田大学医学部の小泉教授の実験で、放っておけば100%ガンになる多発性マウスを使った実験でも、
腹8分目と腹5分目のマウスでは、21ヶ月めに腹8分目のマウスが26匹中7匹が悪性リンパ腫になったが、腹5分目のマウスは28匹中1匹もガンになることはなかったといいます。
これが、まず、健康を維持し、病気を改善させるために最初に考えるべきことです。
次に、‘水そのもの’について考えなければなりません。
それは、ガンや難病の発生率ほど、水の汚染度と合致しているという根強いデーターがあるからです。
今、ガンの罹患率が一番高い場所は、大阪と言われていますが、これは、水道水の酸化度も一番悪いと・。
ようするに、他の県の水道水と比べても、同じようにクリップを入れてもサビが早く腐るような酸化(老化)しやすい水になっています。
そして、一般の方々の常識で間違っている最たるものに、‘ トリハロメタン ’に関するものもあります。
発がん物質の代名詞とも言われる‘トリハロメタン’は、お湯でグツグツ沸かせば消えてなくなると思っている人がほとんど。
しかし・・・・
現実はどうなっているかと言えば・・・・・
水道水を100℃に沸騰した瞬間こそ、トリハロメタンの濃度は最高値に達してしまうのです。
トリハロメタンというのは、塩素から生じた3つの化合物の総称で、塩素は消えてもその化合物は熱によって活性してしまうのです。
そして、沸騰させ続けて30分以上経って、徐々にトリハロメタンそのものの濃度もやっと無くなってくるのです。
ということで、‘ 沸騰させれば安全だ! ’ と思い込んでいた人は、またお勉強になりましたね!
水道水でも良いから、せめて、木炭を入れて塩素を除去した2リットルくらいの飲み水用のポットを用意しておきたいものです。
欲を言えば、レモンを入れたレモン水でも作っておけば、さらにグッドです。
さて・・・・・
やっと、今回のテーマをお話できそうになってきましたが、
「 水は絶対腐らない! 」
ということを初めてお聞きになった方は、そんなことありえない!!と絶叫することでしょう。
「だって、賞味期限を過ぎた牛乳だって、なんだって液体物の食品は猛烈な臭を発し、腐っているじゃないか!」
と、叫びたいのでしょうけれど・・・・・
しかし・・・・
店主は、それでも、「 水はどんなことがあっても腐るという現象はありえません! 」
と繰り返すだけです。
この意味をよ〜く考えてください。
皆さんの常識というものが、いかにアテにならない、客観性を持っていないことが多いかをこのコラムでも指摘しています。
もう行が長くなって、これ以上長くすると読んでくれませんので、あえて根拠を言いましょう。
店主・内藤が、「 水は絶対腐らない 」ということを一番わかりやすく説明するとすればこうです。
ここに、牛乳の腐った液が一本あります。
そして、その牛乳の液を0.001ミクロンのミネラルさえ通さない逆浸透膜のフィルターに流し込んだとしましょう。
そして、フィルターを通過した水は、その時、どうなっていると思いますか??
そうです! 通常の浄水器と同様、フィルターを通過した後は、きれいな水が流れ出てきます。
さあ、この時点でわかったでしょう!!
店主が、水は絶対腐ることはないと言っている根拠が・・・・・
エっ! それでも全然わかんないって! それはもうすこし頭を柔軟にする訓練をしなければいけませんね〜!
よろしいですか?
水そのものが本当に腐っているとすれば、フィルターを通過しただけで腐ったものが元に再生することはありませんよね。
つまり、こういうことが言いたいのです。
腐乱臭がする液体というのは、水分子の周りに、タンパク質の腐敗した分子が浮遊しているだけであり、そこをフィルターで腐乱タンパクを除去すれば水だけしか残らなくなるわけです。
ですから、水そのものが腐っているのではないのです。
やっとわかったかな!?
どんなヘドロ水も、熱すれば蒸発して、やがて雨のような水滴として落ちてきます。
もし、水そのものが腐っていれば、腐ったものは元に戻ることはありませんので、落ちてきた水そのものは、やはり、腐った水が落ちてこなければおかしいのです。
このような客観的な事実を把握する観察する眼を養わなければいけません。