本日、ネットのトピックスに、あの世界最高の発明王のドクター中松こと中松義郎さんが、前立腺がんで余命1年半の末期がんであることを自ら公表していました。
中松さんは、‘灯油のポンプ’や‘フロッピー’を考え出した希有な発明家ですが、その中でも健康管理に関してもズバ抜けた知識を持っていました。
このコラムでも紹介したことがありますが、氏は、毎日、‘大便’をつぶさに調べ、もし、内容が悪ければ徹底的に食べたものを調べて、何が便の質を悪くしたかを調べ改善する人だったのです。
ようするに、大便を自分の健康状態を計る‘大きな便り’として活用する知恵をもっていた人なのです。
144歳を目指すというくらい、前人未到の記録すら目標に掲げていた人だったのですが、運命はそんな氏に前立腺がんの末期という現実を与えたのです。
これは、先日、店主も実施した大腸検査でも同じことが言えるわけで、
「大便が黄金色で浮く完璧な便を出していようとも、それで完全に健康体とは言えない」
ということを教えてくれたのです。
もし、大便が完璧であるという理由で、検査もしなければ、ひょっとして大腸がんの末期に一直線でなっていたかもしれないのです。
大腸がんが、必ず出血を伴うとは限らないことも明白です。
それくらい、ガンは自覚症状というものをまったく感じさせずに、静かに進行しているということなのです。
現時点で、男性で1.7人に1人、女性で2.3人に1人の割合まで罹患しています。
40歳を超えた方は、CTなどの新たなガンを作る素因を作る以外の検査法で、3年に1回はチェックしたほうが良い可能性があります。
ガンを血液検査で80%以上判定できる技術も開発されてきており、ドンドン進化していますので、ネットや健康雑誌によく目を通しておくのも大切です。
そして・・・・
いつもお話しますように、ガンが最大に大きくなる要因である‘ブドウ糖’の過剰摂取だけは抑えるように心がけましょう。
ガンの本質を勉強しないで、‘フコイダン’をはじめ、ガンが治ると大手を振って宣伝している健康食品を取るよりも、糖質制限をしなければ、ものすごく効率の悪い極みになることは間違いありません。
このガン対策に関して、浅草講演会では、店主も1週間前まで知らなかった最新の効果的な方法をご紹介してまいります。
通常の病院へ行けば死んでしまう可能性に満ちているところを回避する方法です。
会社を休んでも参加して頂ける方々には、時間とお金をかけた10倍以上の満足でお返しするしかありません。
さて・・・
今回は、今よりももう少し頭を良くするかものしれないある栄養素についてお話したいと思います。
店主の研究項目の中には、‘頭を良くするもの’というテーマもありますが、世界中の研究者のデーターを観察しています。
特に、65歳以上の高齢の方々の痴呆を防いだり、IQの高い人に多い血液組成を調べていると必ず登場するある栄養素が存在しているのです。
知りたいと思いませんか?
これらも本当は講演会でご紹介する予定でしたが、このコラムをご覧になられている御礼として明かします。
その素材とは・・・・実は、なんと‘ビタミンC’だったのです。
エっ! ビタミンCって、なんかありふれ過ぎて拍子がぬけちゃった!! って。
何を言っているのですか??
ビタミンCは、アトピーの改善のためにも紹介しておりますように、あの抗炎症剤として働いているステロイドホルモンの原材料にもなっているし、
あらゆるホルモンに命令する脳下垂体と副腎にもっとも分布しているとてつもない原材料なのですよ!
皆さんは、絶えずストレスを起こし、その都度、粘膜が炎症を起こし、潰瘍を作っているところを修復しようとしている最大級の大切な働きをしているのを知らないのですか?
どこかの健康番組を見て、あまり聞いたことのない‘葉 酸’が重要だと聞けば、「それ〜!!‘葉酸をとらなくっちゃ!」と飛びつく始末ではあるけれど、
葉酸を供給しているほとんどのサプリは化学合成したものであり、逆に、ガンのリスクを上げていることも知らずに、名前だけで買っている方がほとんどといういつものパターン。
知りつくした、聞き飽きた栄養素だから興味が起こらない、というのではお話になりません。
わたしたちの知識など、まったく当てになりませんし、特に、栄養学はコロコロ代わるカメレオンの代名詞でもあるということを知らねばなりません。
鉄分も取らねばウツにもなりやすいということで、濃縮サプリをたくさんまとめてとればOKかと言えば、それこそ、もし、ガンが発生していれば、ブドウ糖と同様、異常な増殖と転移を起こし始めるということを知らないのです。
ガンの最大のエサをもう一度言いますと・・・「ブドウ糖」と「鉄」 なのです。
この2つは、ガン対策においてはずせない2大要素であることを肝に銘じてください。
一般の方(薬剤師の先生方も)は、この鉄ということはあまり知らないと思いますで、このコラムでお勉強して下さい。
失礼かもしれませんが、薬局の先生方の中には、ガンの相談において、1月10万円を超えるサプリを推薦するケースが多々あることが多く、店主はいつも寂しく感じています。
お客様のガンの相談において、「あなたはガンだから通常の量より2.3倍取らねばいけません!」として、その単価も1本2〜4万円以上のもの・・・ばかり。
これは、店主が調査したのではく、相談に来られた方から聞いた内容なのですが・・・・
正直、上記の内容では、ガンになると、家計のほうが先に‘末期がん’になっているケースが多いというのが現状です。
話は脱線しましたが・・
賢くする栄養素に‘ビタミンC’は躍り出てくるということですが、ビタミンCが脳に良いという秘密に、良いものも悪いものも通さない血液脳関門という関所をいとも簡単にすりぬけることができるということがあります。
その血液脳関門を通過すると、脳内に発生した恐ろしい活性酸素を抗酸化物質として消すということをしてくれているのです。
いろんな薬効が論文でもさかんに発表されていますが、ビタミンCくらいいろんな効果が確認されている栄養素もまたありません。
あのノーベル賞を2度受賞した天才中の天才・ライナス・ポーリング博士は、1日2万ミリグラムのビタミンCを取っていたことも有名です。
ちなみに、このビタミンCは、化学的に合成したものでも副作用は報告されていませんので、サプリで取ってもあえて可といえるでしょう。
ということで、痴呆が始まったかもしれない、頭の切れが悪くなってきた、という方には、ぜひ、ビタミンCを補給させてあげて下さい。