店主 内藤
世の矛盾、スジの通らない事に店主・内藤が吠える!
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痛快!店主のひとりごと
店主のひとりごと Vol.284
お肌をきれいに
2014.05.27

さて、本日は、3年に1回、自分に義務付けしている‘大腸の内視鏡検査’に行ってまいりました。

3年にもなると、いつ前回したのかハッキリ覚えていないのですが、先週の水曜日あたりに、かかりつけの病院の前を横切ろうとした瞬間、‘大腸検査をしなきゃ!’という思いが湧き起ったのです。

不思議な感覚でしたが、医師のカルテには2011年の日付が前回の記録として残っていたのでドンピシャリのタイミングでした。


それで、今回の検査の結果は、・・・・・結論から言えば、前回よりも悪い、という内容だったのです。


毎日出している大便は、黄金色の浮く便ですので、周りの方々よりも良質の大便のはずだったのですが、大腸の粘膜の一部に血管の薄くなった荒れがちょこちょこ見えました。

また、1mm〜2,5mmくらいの白く膨れたポリープの前駆体のようなものも何点か見られました。



この結果を受けて、「う〜ん!! これからもっと糖質を減らし、夕方18時以降の酸化しきったコロッケなどの揚げ物はやめないといけないなあ」と反省しました。

店主のように、毎日完璧に近い大便を出している者でこの内容ですから、便秘で甘党で3、4日で大便がでない御婦人方は、一体、どんな大腸をしているのだろうか??と他人事ながら心配してしまいます。


糖質の多い食事に便秘だと、それはそれはもう大腸内は、‘カンジタ’というカビからバイ菌の巣となっており、善玉菌はほとんどいない環境であることは想像するまでもありません。


‘大腸がん’が女性の死因のNO1であることを、このコラムでくどくど言っていますが、自覚症状もまったくなく、症状が出るようでは遅すぎる面もあり、50歳を過ぎた方は、特に注意が必要なのですが!


まっ、これもその人の自己責任ですし、どんなに正しいことでも強制がもっともいけないこと、とお聞きしていますので、あとはおまかせです。




それでは、今回の本題のお話をしてまいりますが、前回もそうですが、色療法のお話もかつてしていた内容なのですが、皆さんは99%以上忘れているか、活用していない内容だと思われるので書いたわけです。

そして、今回は、西洋医学の医師でありながら対処療法をせずに、根本的に症状を改善していた名医の記録を調べていて、今までコラムでお話をしている内容に重なる部分が多々あったので強調したいと思ったわけです。


その第一の内容が、お肌をきれいにするために・・・・なのです。


慶応大学医学部を卒業され、西洋医学の医師でありながら根本的にたくさんの症状を改善してきたその方が、特に強調して実践していたのは、


ズバリ! 「 脊髄の異常を矯正すること 」  だったのです。


例えば、胃潰瘍というポピュラーな病気がありますが、食事療法によってある程度は改善しても、何回も再発を繰り返したり、潰瘍そのものが巨大化する場合も多々あり、医師たちは首をかしげるばかりでさっぱり原因がわからず、お手上げの状態が多いものです。



しかし・・・・


その医師は徹底的に体に現れているあらゆる異常を見つけようと努力している時、ついに発見したのです!


それこそ、胃潰瘍なら、100人なら100人とも「 胸椎4〜6番 」がゆがんでいると・・・・

糖尿病なら、例外なく 「 胸椎11番 」がゆがんでいると・・・・

腎臓疾患なら、例外なく 「 腰椎2、3番 」がゆがんでいると・・・・



というように、脊髄のゆがみによって神経が圧迫されていることによって、その対応する臓器に酸素や栄養がまもともに行き渡れない環境があるということが根本の問題なのです。


ですから、‘ 内臓の疾患はすべて背骨に異常が現れている ’ ということが言えそうなのです。


そして・・・・

その医師が強調していたことこそ、

  「 背骨をそらす運動 」

だったのです。


よろしいですか??


今回のテーマである‘ お肌をきれいにする‘ ということでも、
その医師は指摘します。




「ホルモン分泌が鈍くなってもお肌は汚くなり、特に内臓では‘膵臓’が関係しているのです」

「では、その膵臓の働きを活発にするための方法とは、胸椎11番あたりに両手をあて、後ろにグ〜と反らすようにするのです」

「これ以上反らせないというくらい反らして、その姿勢をできるだけ長く保って、そして息を吐きながら元の姿勢に戻します」

「この運動によって、ニキビや吹き出物もきれいに治ります!」


「そして、この運動とともに‘甲状腺’を刺激すると、お肌の代謝機能がアップして、ハリ、ツヤ、潤いの三つを同時に達成できます!」

「新陳代謝で皮膚からの分泌物が多すぎても、少なすぎてもダメで、それを司る甲状腺ホルモンを調整するためには・・・・」

「まず、アゴを出しながら喉仏をグ〜と思いっきり前に出し、首が震えるくらいアゴを出すようにして息を抜くことを1日15回くらいして下さい」

「すると、お肌がきれいになるだけでなく、目までがうるんできます!」



というような、簡単明瞭シンプルな運動できれいなお肌をゲットできるというのですから、しない手はありません。



また、鼻の通りが悪い人には、鼻の粘膜を支配している胃経のツボラインを刺激すると良くなるとして、胃経のツボである足の三里に灸をすれば一発で通るようになるというのですが、

灸を使わない方法として、胃経を刺激する運動を紹介されたのが・・・


「まず正座をして、スネを外側に出し、そのまま体をずっと後ろに倒して下さい」

「こうすると、足のモモの前面や膝の下がギューと引っ張られて、その場所こそ胃経がシッカリ刺激されているのです!!」


などなど、本当にコツを掴みきった、どこでも、誰でもできるすばらしい療法を編み出しておられたのです。


と、ここまで、お話をするとカンの鋭い方は気づかれていると思いますが、

ようするに、あらゆる不調というのは、どうも、日頃の姿勢の逆をすれば治る可能性が出てくるということなのです。

おじいちゃんやおばあちゃんの姿勢を見ても、歳がいけばいくほど前かがみになってきて、それがあらゆる内臓にも圧迫を強い、その機能を完全にまっとうできない状態に追いやっているのです。

ですから、その逆をやれば良いのです。


その極端が‘ 逆立ち ’ でもあったのですが、逆立ちの場合は、極端すぎて、脳の本能までが揺り動かされ、潜在意識をも活性化してしまうヨガの最高のポーズでもあったとお話しました。


ヨガ最高のポーズ

ということで、このコラムで何度も強調しますが、背骨を反らす運動はぜひとも実践して下さい。

便秘の方は、出ないのに便座で10分以上きばるよりも、3分しても出なければ、一度、うつぶせになって背中を後ろに反らすことをしたほうガスもが出やすくなると専門医も言うくらいですから。