きれいな桜の花の開花を今かと待っている、今日この頃ですが、皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
店主自身は、いろんな発見があいついでいるので、非常に有意義な日が続いているのですが、このコラムへの時間が薄くなってきています。
このコラムを書くのにも2時間半くらいはかかっているので、仕事を終えてからの投入は、やはり、集中力もなくなってきています。
ただ、この日本で学んだものは、日本に還元するという心は持っていますので、きちんと還元していきたいと思っていますが・・・
それでは、今回は、皮膚炎というものについてお話をしてまいります。
皮膚炎の代表には、アトピーという症状もあるのですが、特に、かゆみを伴っている場合は、本当に大変です。
そのアトピーの改善方法として、以前からお話をしたことが、
●小腸の粘膜の荒れを修復するために青のりのビタミンUを取る
●自らのステロイドホルモンの原材料であるビタミンCを頻繁に取る
●すべての自然治癒力を向上させるために視床下部を鍛える
というようなことを大まかに説明してまいりました。
視床下部を鍛えるというのは、"寒暖の差を与える"、"逆立ち"、"断食"、1分間の呼吸の数を最小にする"腹式呼吸"などが、その手段となりえるのですが、
当然、脳への酸素量を飛躍的に増やすことができれば、それで脳は活性化します。
そのために、"中指反らし"や"足首"をクルクル動かして、頸椎の上部の筋肉を緩める、というも有効であることもお話をしました。
そして、すべての悪の権現とまで言われている"活性酸素"を消去する最強の体内酵素である"SОD"というものを分泌しやすくするために、
"セレニウム" などのミネラル類は取った方が良いということでした。
そして、今回、強調してお伝えしたいことがあるのです。
それが、ある皮膚科の女医さんが訴えていたことなのです。
それこそ、"亜鉛" というミネラルを取るべきだと・・・・
今までの実績で、これだけきれいになっているのに、なぜ、普及されていないのか??
という、素朴な疑問を投げかけられていたのですが、アトピーからきれいになっている人達の写真と共に掲出されていたのです。
店主は、この "亜鉛" という文字を見た瞬間、なるほど!! と納得したものがあったのです。
それは、以前、資○堂かどこかのシャンプーの宣伝で、
"フケ、かゆみ防止に、ジンクピリチオン配合!!"
と、大々的に宣伝していたコマーシャルを思い浮かべたからなのです。
そうです!! ジンクピリチオンの "ジンク" とは、すなわち、"亜鉛"のことなのですから・・・・
とすると、かゆみ防止の力を大手化粧品メーカーも知り尽くしているのです。
ならば、皮膚病などを患っている方に、どうして亜鉛の成分が入っているものが良い云々・・が何も言われていないのでしょうか?
ステロイドホルモンの原材料が、ビタミンCであるということが、まったく認知されていないと気づいた憤りが蘇ってきます。
とにかく、調べれば調べるほど、真の療法から遠ざかっているようで悲しくなってきます。
健康食品でも、活性酸素の害を防ぐために、このSОD様食品○○、活性酸素によって傷つけられた遺伝子を修復する核酸食品○○をとりましょう!!
と、鼻息を上げてオススメしている人達を見ますが、それらの謳い文句の根源に活性酸素ありきならば、
なぜ、その活性酸素の最大の発生場所である"大腸内腐敗"を最小にしましょう!! ということを実践しようとしないのか?
単に、周りが謳っている文句をそのままオウム返しで言っているだけなのか? あるいは、まったく知らないのか?
このように、とんでもない効率の悪いムダなことをしているのが、健康産業界なのです。
亜鉛というミネラルは、今までクドクド話してきましたように、体内酵素を動かす中でも、マグネシウムと同様、広範囲にわたってカバーしている非常に重要なミネラルなのです。
ここにきて、直接的に皮膚に対しても大いなる働きをするものとしての亜鉛の重要性がクローズアップされてきたのです。
ちなみに・・・・
皮膚科の女医さんは、1日の亜鉛の摂取量を50mgを取らせており、
厚生労働省は、1日15mgまでを目安にしていますが、亜鉛の吸収を阻害させるものが多いというのが実情で、効果を出そうとすると15mgでは追いつかないのが現状のようです。
亜鉛というミネラル自体は、とても安価で販売されているものですので、どこの薬局、健康食品店でも入手できます。
100mgのように取り過ぎると、健康を害する恐れもありますので、そこはご注意下さい。
本当に一番良いのは、いろいろなミネラルが渾然一体となって入っている中に、亜鉛もそこそこ入っている、というのが理想であることは間違いありません。
ミネラルも、一つのミネラルを多く取りすぎると、何かのミネラルの吸収を阻害してしまう、という拮抗作用を必ず伴っています。
この亜鉛に関しても、本当は、もっと深い内容があるのですが、今回はここまでとして、後は皆さんがお勉強する時間です。