店主 内藤
世の矛盾、スジの通らない事に店主・内藤が吠える!
皆様の知らない情報、健康法満載!
痛快!店主のひとりごと
店主のひとりごと Vol.249
不思議な導き
2012.11.15

さて、前回は、マンモスの‘カカト’をテーマに、平和ボケしているわたしたちへの警告と下半身を鍛える方法についてお話をしました。


実は、カカトには、もうひとつ特効ツボがあり、何のツボかと言えば、それこそ‘不眠症’改善の‘失眠’というツボがあるのでした。


きちんとお勉強する人は、‘カカト’って、本当に下半身に対応しているのかな?? と再確認するでしょうし、今回の不眠症のツボがあることも知ったことでしょう。



何度も言いますように、このコラムは、入り口でありヒントであるので、ドンドン御自身でも確認、発展をして頂くことを願っています。


あまりに専門的になりすぎると、まったく頭に入らないし、実際の生活の場で生かして頂きたいという希望も叶わなくなります。


ですから、実際に効果を生んでいる方法をヒントにして、さらに発展させていくことが私たち後世に生きるものの義務でもあるのです。




孔子は、‘後世恐ろし!’と言いましたが、まさに、過去の人達の実績、業績をきちんと学べば、超短期間で先人の技術を抜いていくということです。


これは、今、話題のミドリムシの大量生産に世界で初めて成功した出雲さんの行動が良い例で、


出雲さんは、日本中のミドリムシの研究者の所に行き、どのようなやり方をして、多量生産に‘失敗’したのかを聞いて回っていたのです。


それは、自分も同じやり方で失敗する時間と手間を大幅に省けるためで、それを研究者たちは有難くも教えてくれたのです。


世には、成功した実例をいっぱい紹介することはあっても、その成功に至る失敗の内容を教えてくれるものが少ないのです。



‘学ぶ’ということは、過去の失敗を学ぶことを中心に、時間と手間の大幅な短縮を計ることでもあり、ただ成功した結果を知るだけではないのです。



ですから、まずは、本という身近で、もっとも有益な内容を網羅しているものに触れてみなければなりません。 


皆さんの近くには‘県立図書館’など立派なものもあるかと思いますので、ドンドン活用して下さい。


店主は強制をすることは極力控えているのですが、大切な人には、図書館の書籍をオススメして、お勉強して下さい! と言う時もあります。

有益な内容のものがたくさんあるのに、実にもったいないという気持ちであり、この日本でしか学べないことがたくさんあるのに! と思っています。




それでは、今回のテーマについてお話していこうと思います。



皆さんは、紀州(和歌山)の南紀白浜に京都の金閣寺と同じ建物があることをご存知でしょうか??


厳密には、紀州霊場第十一番の、その名も‘修心院金閣寺’と呼ばれているものなのですが、この建物ができた背景が、実に面白いのです。


その金閣寺は、中谷浄道さんという方が個人でもともと建てたもので、百億円以上という京都の金閣寺よりもたくさんお金を出して作ったと言われるものなのです。


その中谷さん、もともと大富豪であったかというと、まったく違う身分で、農作業に専心していた奈良の農家の身分でした。


氏は、第二次大戦の終戦間際の8月のこと、畑仕事をしている途中、ふと、自分の将来に漠然とした空虚感をもち、

「俺の人生は、こんな畑仕事をして終わるんだろうか・・・・?!」

と、絶望に似た溜息を吐いた時だったのです。


なんと、目の前に日の丸の鉢巻きをした特攻隊の服装をした兵士が、こつぜんと現れ、突然、衝撃的なことを言ったのでした。



「日本は戦争に負ける! まもなく終戦を迎える!」 と。

「何なんだ、今のは・・・???」 

「一瞬の目の錯覚なのか?? いや、間違いなく、そこにいたはずなのに・・・??」



そして・・・

数日後、今度は、姿は見えなかったが、声が聞こえてきた。

「息を止めろ! 息を止めろ・・・・!!」

「息を止めれば理由がわかる・・・!」


と聞こえるのだが、これは幻覚に違いない! と思い、その場は息を止めることもなく、無視したのだが・・・・



数日後、聞こえてきた声が気になり、好奇心の赴くままに息を止めてみたのでした。 


ガマンできるだけ息を止め、また、繰り返し・・・・と数回息を止めていた時のことでした。


「 そのまま息を止め、わたしの言うとおりにしなさい! 」


という声が聞こえ、鼻をつまみ、息苦しさをガマンしていると、その瞬間、自分の体がフワっと浮く感覚を覚え、下を見ると、自分の体を見ていたのでした。



これぞ、まさに‘幽体離脱’を起こしていたのですが、声の主は、彼の幽体をある場所まで導いていったのでした。


そして、「 今ある土地をすべて売り払い、そのお金でこの下の土地を買いなさい! 」 と。



氏は、その言われたことを身内に話し、ぜひ、声の言うとおりにしたいと説得しようとしたのだが、周りは猛反対!! 

しかし・・・


氏は、声の主の言うとおりに最終的に、言われた土地を買うのでした。

その土地こそ・・・・現在の大阪駅周辺の土地だったのです。

そして、日本は敗戦を迎え、声の言うことが真実となった時、氏は確信するのでした。

「言葉はウソではなく、素直に言うことを聞けば良い!」  と。



そこで、声の主と交流するために必ずしたこと・・・・それこそが、

‘息を止めること’ 

だったのです。


息を止めると、声の主に交信ができ、アドバイスを受けることができたのです。



そして・・・・

大阪駅の土地を売るタイミングまで教えてもらい、当時で50億円という大金を得たのでした。


さらに・・・

その大阪駅周辺の土地売却から得たお金で、今度は、大阪新聞を買収することを指示され、それも素直に実行!

その大阪新聞も売却し、・・・南紀白浜の2万坪もの土地を買い、もともと大好きであった金閣寺そっくりの建物を作ってしまったと・・・。 

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さて・・・・

ここで、この話から、店主が、皆さんに何が言いたいのかわかるでしょうか?



まさか、‘息を止めて見えない声の主を呼びましょう!!’ なんて言いたいのではありませんよ〜!!



そうじゃなくて、 なぜ、息を止めると見えない声の主と交流ができたのか? ということが言いたいのです。


それこそ、脳の深層意識を開く最高の条件であるということなのです。


以前から言っておりますように、‘脳を活性化する最大のものこそ、実は、脳がもっとも恐れることをすることである’ と。


すなわち、酸素の一時遮断こそ、脳がもっとも恐れ、潜在意識を爆発させ得る起爆剤にもなるということなのです。 


これは、つまり、深い腹式呼吸をするということにもつながっていくのです。


そして、最高峰の自律神経強化法でもあるということなのです。


この脳に何とかせねば!! と思わせるあらゆる環境こそが、脳の働きを活発化させ、耐久力のある脳になれるチャンスだと言っているのです。


今から有効と言われる‘乾布摩擦’も、まさか皮膚を鍛えるのではなく、急激な体温低下に体温を調整する視床下部を鍛える手段であるということだと知らねばならないのです。