店主 内藤
世の矛盾、スジの通らない事に店主・内藤が吠える!
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痛快!店主のひとりごと
店主のひとりごと Vol.221
落とし穴
2012.01.28

今週は、重たい症状に見舞われた方々の相談が集中しました。

41歳で膵臓癌に糖尿のめちゃくちゃな数値、46歳で脳溢血、大変お世話になった方が68歳で肝臓がんで腹水がたまっている・・・・

というように、比較的若い方々に重たい症状が現れてきていることがおわかりになるかと思います。


40歳代というのは、まだまだ働きざかりで、少々の無理をしたり、ちょっと健康診断の数値が悪くても何とかなっていますが、

いかんせん、この場合は、ひとつ間違えると命を取られてしまうような恐ろしい疾患が進行しているのです。


また、68歳の方は、この5,6年は先に脳梗塞になられて、ず〜と病院のお世話になっていたのです。

当然、適度に健康診断もされていたにも関わらず、腹水がたまるような末期のガンまでまったく野放しの状態だったのです。

2年前からの血液検査の数値を見ても、異常はすでに出ていました。

なぜ、医師は詳しく調べようとしなかったのだろう・・・・・???!!


店主は、予防医学の大切さを身にしみて感じています。

読者のみなさんも、45歳を超えたくらいから、少なくとも家庭の医学くらいは目を通す機会を持たねばなりません。

その家庭の医学で、真っ先に見る所は、疾患が重たくなる前の前ぶれとも言うべき‘前兆’というものを把握しておくことです。

例えば、糖尿なら‘喉が渇く頻度が高くなる’、大腸がんなら‘血便やねっとりとした粘液性の大便が出る’など・・・・


また、肝臓疾患なら、肝硬変になり始めたら‘血小板の数値が下がり始める’というように、日常生活や通常の健康診断でもわかる範囲はあります。



ただ・・・・

ことガンの場合は、健康診断では、まずわかりませんので、以前より強調しております‘P53抗体’の血液検査をすみやかに実施することをオススメするのです。

通常の健康診断でガンが本当に早期発見できるのであれば、毎年32万人の方がなくなることはありえないからです。

ですから、ガンの早期発見に関する手段は、家庭医学上でも優先順位はトップにならなければなりません。

しかし・・・・


本当にわずかな医師しか、早期発見法と再発可能性の手段に‘P53抗体’を利用していないというのは、残念なことです。

みなさんの中で、ガンであることが確定した人の中で、この‘P−53抗体’が基準値以下の方がおられたら教えて欲しいのです。

‘P−53抗体’は、ほとんどのガンに対応しており、通常の腫瘍マーカーの血液検査よりも感度が高く、ガンの初期の段階から反応している場合が多いのです。

ただ、ほとんどのガンに対応しているということは、この抗体の数値が異常と出ても、どこのガンかは特定できない、という欠点もあります。


でも、店主は、どこのガンかなどまったく関係なく、‘ガンは全身病’ととらえていますので、ガンの種類に関係なくやることは決まっているので問題になりません。

これが西洋医学でしたら、大腸がんなら○○の抗がん剤、肺がんなら○○の抗がん剤というようにすべて‘分けて’投与していくのですが・・・・



と、ここでひとつ大切なことを言っておかねばなりません。

もし、ガンになってしまった時に、抗がん剤や放射線のような強烈な副作用も少なく、消滅できる可能性の高い‘重粒子線治療’ができるものであれば・・・・

2つの大切なことを知っておかねばなりません。



@ガン保険に入っている場合は、‘高度先進医療’が受けられる内容にしておくこと。

A重粒子線治療は、○○をした人は受けられないということを知ること。



それでは、まず@から説明をしていきましょう。

‘重粒子線’という最先端治療の設備を利用するには、今のところ保険が効かない状況にあり、その費用が300万円を超える高額なものとなっています。

そこで、生命保険やガン保険で、この高額な費用を補てんするというわけですが、最近のガン保険にはプラス200円前後でこの高度先進治療を受けることができるようになっているので、今、自分の加入している保険が高度先進医療を受けれる状況になっているかは、絶対確認しておかねばなりません。

もし、加入できていない場合は、担当の保険外交員の方に相談して下さい。


Aについては、特に重要で、このAを知るのと知らないのとでは、命に直接かかわってきますので頭の中に焼き付けておいて下さい。


よろしいですか! 店主は、先に高度先進医療の保険に加入しておけば300万円以上のお金の負担は軽減できると言いました。   

すでに重粒子線治療を知って、この高度先進医療保険に入っているからと安心しておられる方は、全国でも数万人はおられるでしょう。

しかし・・・

しかし・・・・

    しかし・・・・

ここに、ほとんどの方々が知らない大きな落とし穴があるのです。

それは、この重粒子線治療が受けられる人という条件が存在しており、その中に・・・・・・


     ‘放射線治療を受けたことがない人’


という規定があるのです。

この意味するところの恐ろしさがわかるのでしょうか??


重粒子線治療の施設は、全国でも数か所しかありません。

もし、あなたが、ガンになって治療をする際には、まず、手術、抗がん剤、放射線治療の選択肢しかありません。

その中で、放射線治療の対象のガンの場合は、当然、医師はそのまま放射線治療をしましょう!! と言ってきます。

患者さんの中でも、県外の病院にわざわざ重粒子線治療にいきなりいこうとする人も少ないでしょう。


しかし・・・・

今のガン治癒の実績を見てもわかるように、放射線治療をしても、まず、完璧によくならないのは目に見えています。

そこで、患者さんは、はじめて重粒子線の可能性を模索し始め、その施設のある病院に相談に行くというパタ−ンとなるのです。

ところが・・・・


いざ、その施設に行けば、医師からこう言われるのです。

「この重粒子線治療は、一度、放射線治療をした個所には、実施できない原則になっているので、あなたの場合は、すでに実施されているのでできません!」と。


ここで、患者さんたちは、晴天の霹靂のように、頭の中が真っ白になって帰ってくるしかなくなるのです。

その他、転移を起こしているガンも受け付けられなくなっているので、転移を起こる前に重粒子線をしておけば・・・・・

ガンになって、その重粒子線を受けることができる可能性があるということを、その施設がない病院の医師が、わざわざ推薦したり、保険に入っているか?などということは、問うことはないでしょう。

また、保険外交員の方々の中でも、高度先進医療の加入を提案しても、このことをきちんと説明している人はいるでしょうか?

店主の周りには、少なくともいませんでしたし、外交員自身が、まず知らないのがほとんどでした。



このような落とし穴ともいうべきものが、ガン保険そのものにも、まだまだ存在しているということを、一般の方々は夢にも思っていないのです。

その一部は、昨年の講演会でも漏らしましたが、まず、見抜けない恐ろしいものです。

保険会社は、払うべきものを払っていない面も大きくあるのです。(特に選ばれている保険ほど・・・)

ということで・・・


皆さんも、生命保険なり、ガン保険に入っているから安心!とせずに、もう一度、じっくり吟味する時間を持ちましょう。

※重粒子線治療のすばらしい実績については、‘重粒子医科学センター病院’のHPをご覧になられると良いでしょう。