店主 内藤
世の矛盾、スジの通らない事に店主・内藤が吠える!
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痛快!店主のひとりごと
店主のひとりごと Vol.193
そんなバナナ!
2011.04.22

今回は、あまりに身近にあって、しかも、免疫向上と大腸内解毒力を高めるすばらしい食品をご紹介してみたいと思います。

実は、その食品も以前よりご紹介したものですが、読者の方々は、いつものように竜宮城にその内容を飛ばされていると思いますので、あえてお話するのです。


では、本題に入ってまいりましょう。

そのすばらしい食品は、ダイエットでも一時ブームになっていたのですが、今は、全く聞かれなくなっています。

その免疫強化力は、臨床で用いられる免疫増強剤に匹敵するパワ−を持ち、がん細胞を殺す力や炎症を抑える白血球の動きを高める作用も、果物の中でもっとも高かったという・・・



さて、その果物とは、一体、何ぞや??

思い出しましたか?

ハイそうです! それこそ、‘バナナ’だったのです。


このバナナ、以前より注目していたものですが、やはり、研究資料を見ているとタダものではありません。

サルたちの大好物の象徴ですが、これは逆に、あのキーキーいつも泣いていて、息が荒く、精神の不安定な病気になりやすい条件を持つ彼らの本能が無意識に食べさせている秘密兵器ともなっているように思えてなりません。

そして・・・

そのバナナには、あの重要な細胞の代謝には欠かせないマグネシウムやカリウムも多く、何より、日本やインドのきちんとした臨床例で

「 バナナを週3回以上食べる人は、週1回だけ食べる人に比べて、大腸がんのリスク が72%も低くなる」

「毎日食べ続けると、高めの血圧や血糖値、コレステロールが下がる可能性が高まる」という。


さらに・・・

人間は、日々老化が進み、腸内の活性化も失われ、善玉菌も少なく、食べた食品のタンパク質も腐敗し、これが猛毒を生みだし体内最大の活性酸素の発生につながっていくところを

バナナは、「酪酸」「酢酸」「プロピオン酸」を生みだし、この酸が有害物質の無毒化に役立つ解毒酵素の活性にもつながっていくと・・・

この大腸内解毒力は、バナナでも特に‘青い色’のものが作用度が強いということが判明しています。

ちなみに、免疫活性力は、日が経った時に生じる黒い斑点がたくさん出てきたモノが最高になるとか・・


そして、糖尿の方々が低血糖に陥った時に、調子よく血糖値を上昇させる最高峰もバナナであると・・・

便秘症の方は、このバナナとリンゴの水溶性の食物繊維を多く含むものを取ると、スムーズに出やすくなります。



オっと!ここで重要なことが潜んでいました。

大便すなわちウンチは、どんな状態が理想だったか覚えていますか?

やまぶき色、臭くない、などありますが、なぎなた一本!とか‘バナナのような太ったウンチ’というのが理想でしたよね!


ということは、理想のウンチを出すために何の食品が良いか?ということを、‘形’で教えてくれていたのです。

‘なぎなた’は、食品ではありませんので、ここではバナナそのもののが当てはまります。

これを‘相似象の法則’と呼びます。



ところで・・・

昨年末に、樹齢900年のセンダンの精霊により教えて頂いた驚異の作用を持つ‘ビタミンD’を最も多く含む‘木耳(きくらげ)’の秘密を紹介しましたが、

これは、耳の形をしている、すなわち、腎臓に良いということを教えてくれていました。


実は、この‘木耳’という文字には、もっともっと深い秘密が隠されているのです。

講演会で少しその秘密を漏らしてしまいましたが、店主には、なぜ、木の耳の‘耳’を、あえて‘くらげ’と読ませるのか?


という謎があったのです。

漢字は、人間では遠く及ばない深遠なる叡智が眠っているのです。

センダンの木は、店主にそのことに気づけよ!と教えているのです。


クラゲの生態に詳しい人は、どれくらいいるでしょうか?

実は、クラゲは、食事を取れない絶食状態に追い込んでいくと、他の生物にはありえないことを起こすのです。


それは・・・・

触手や体の一部が次第に体の中に吸収され、そして‘退化’し、最後には、発生初期の胞子のような細胞の塊に逆分化していくのです。

つまり、究極の若返り現象を起こしてしまうのです。

人間や他の動物でこのような若返りを起こす生物がいるでしょうか?

ミドリムシや粘菌のように、植物や動物に変化するというのとも違っています。

ですから・・・・

恐らく、このクラゲから、将来、究極の若返り物質なりタンパク質、酵素が発見されるであろう、と考えているのです。



話はバナナに戻りますが・・・

このバナナを食べるとき、どうしても気になることをお話しておかなければなりません。

それは、残留農薬、化学物質についてのことです。

バナナはフィリピンなどから輸入されていますが、傷み易いことでも知られ、多量の酸化防止剤、カビ防止剤などが使用されています。

さぞ、中身の実の部分まで農薬や化学物質が浸透しているのでは??

という疑問が皆さんありますよね。


しかし・・・

東京都の研究センターの調査では、皮の部分には検出することがあるが、中身の果肉部分にはほとんど検出されない、という結果であるそうな。


ということで、おいしいのでバナナ単体でも十分毎日食べることができるということが、そのすばらしさなのですが、

‘加熱しても免疫強化力は落ちない’という優れた性質もありますので、砂糖やみりんの変わりにお料理でもドンドン使って頂ければと思います。

独特の甘みがあり、本当に理想に近い食事形態が確保できます。

特に、風邪の引き始めや睡眠不足に陥って体力が落ちている場合には、必須アイテムとなります。