さて、今まで‘静電気の恐ろしさ’ということで、幾度かご紹介してきました。
汗の秘密などでは、皆さんの中には、‘針治療’の効果の秘密も悟った鋭い方もいたかもしれません。
すなわち・・・・
針をツボに打つことによって、それは単なる刺激ではなく、実は、体内に溜まっている静電気を針を通して放出しているということも・・・
針は先っぽが鋭角になっており、静電気を放電しやすくなっているし、もし、ゴム状の素材では効果は半減以下になることでしょう。
もっというなら、もし、針治療士が素手で針を打ち、足が裸足か下駄でなく、通常のゴム底の靴を履いているならば、その治療士は危ないのです。
なぜなら、患者の静電気を自分がモロに浴びてしまうからなのです・・・!
このことに気づいている治療士は、まずいないでしょうから、教えて上げて下さい。
ちなみに・・・
店主が、もし、重たい病気になった時には、真っ先に‘泥風呂’を作り、そこに入る予定です。
その泥風呂の素材は、死海の泥、もしくは、潮干狩りに行った時に、ズボっと足がめり込むような細かい粘土層の土にある秘密の土を混ぜたものです。
その秘密の土というのは、・・・・
動物たちが病気をした時に食べにくるという不思議な土で、鳥たちも空から舞い降りてきて羽をバタバタとその土に触れさせようとするものなのです。
‘土を食べる??’ということに驚かれる方は、動物たちの生態系をまったくご存知無いのかもしれません。
犬を飼った経験がある方は、犬が土を食べている光景を見たことがありませんか?
何のために犬は、土なんかを食べたりするのでしょうか?
これは、ご自身で調べてみて下さい。
そして、店主が採用しようとしてる土ですが、その土の特徴は・・・・
土そのものが、‘マイナスイオン’で帯電しており、炎症している個所のプラスイオンを中和し、癒す力が抜群なのです。
実は、宇宙飛行士を救った土なのですが、また、いつか紹介しましょう。
その泥風呂の土を45度くらい温めて、からだ全体をドップリとつかりながら、次の4つのことを同時に成し遂げるのです。
●土に含まれる豊富なミネラルを皮膚から吸収させる。
●土を温めることによって発生する遠赤外線の力で、白血球を活発にする。
●体内の化学物質、老廃物を排出させ、肝臓、腎臓の解毒器官の働きをパワーアップさせる。
●体内静電気を抜き、炎症している個所、血液をドロドロにする要素を解除させる。
ということを達成するのです。
薬やサプリメントで改善させようとした場合とは比較にならないほど、短期間に体は軽くなり、生命の質が向上することは間違いないでしょう。
この泥風呂は、寝たきり老人用の介護風呂というゴムを膨らませてできる簡易なものを利用すれば可能ですので、3か月に1回は実施したいものです。
それでは、今回のテーマの‘眠りの質’についてお話をしていきたいと思います。
最近、不眠症の方が激増しているのですが、ストレス、無呼吸症候群、寝相などいろんな理由があります。
9時間寝てても、まったく疲れが取れていない人、逆に、4時間しか寝ていなくてもスッキリ疲れが取れているという人・・・・・
ようするに、睡眠というのは‘質’の問題が問われるわけで、睡眠時間そのものではなく、いかに深い睡眠ができるか?ということが究極の課題になるわけです。
では、深い睡眠を達成するのは、何が必要なのか? ということですが・・・
まず、睡眠とは一体何をしているのか? ということも考えておいたほうが良いかもしれません。
睡眠直後からは‘成長ホルモン’を分泌し、これは若い人はそのものズバリ成長のための働きがあり、成人では細胞の修復を促しています。
夜明けに近づくと、体脂肪を分解してブドウ糖を作り、血糖値を上げて朝の目覚めプラス運動に備え始めるのです。
そして、次の脳への働きかけこそ、‘睡眠の質’を決定する重要なポイントとなるといわれているのです。
つまり、睡眠直後2〜3時間の‘ノンレム睡眠’と言われている、この時間こそ疲労度の回復や寝た感覚を決定するとされるのです。
では、その‘ノンレム睡眠’を深くするために最も有効なモノ、あるいは、手段は、一体何なのか?
音楽、それとも、アロマの匂い、枕、ベッド、はたまた・・・彼氏(彼女)の一言なのか・・・・!??
さあ、皆さんは一体何だと思いますか??
実は・・・・・
最新の研究によると、その答えとして提唱されているのが、な、なんと・・・・
‘朝の太陽光’だというのです。
「な〜んだ! そんなことなの?!!」
と軽視することなかれ!! これが最新の睡眠の研究における一つの結論なのですから・・・
この答えを簡単に解説するとこういうことになります。
睡眠というサイクルの中で、最も重要なこと、それこそが、体に‘今が朝’‘今が夜’という区別をきちんとつけさせることだったのです。
これが区別できていない体(脳)は、グッスリ眠れない状態に陥るというのです。
ですから・・・・
朝起きた時には、体全体に朝日を浴び、起きて活動するということを認識させ、夜は、あまりまぶしい光に当たらずに寝る、ということが‘ノンレム睡眠’の深さを整える最高の手段になりえるのだということです。
海外での‘時差ぼけ’の最短解消法も、この朝日を体全体で浴び、そして、夜は照度の低い光しか当たらず、すみやかに寝る、ということなのです。
ということで・・・
前回のビタミンDの健康効果に引き続き、睡眠の質までもが、‘太陽の光’による影響が絶大だということで、今年は、木と太陽の恩恵を徹底的に学べそうです。
最後に、余談ですが・・・・・
‘足が冷たくてよく眠れません’という方は、以前紹介した冷え改善法も実施して頂きたいところですが、以下のことも実施してみると良いでしょう。
まず、布団に入っている時、あお向けの状態で、つま先を15秒間自分の方にグっと寄せ、一度元戻して、次に15秒足の甲をできる限り伸ばしてみる。
この一連の運動を7〜8回してみると、それだけで足首から先への血流が10倍以上になってきますので、それだけでポカポカ温くなってきます。
この足首の運動は、首の筋肉にも連動しており、脳への血流を上げる効果も発揮していますので、やらない手はありません。
‘首’の文字がつく個所はすべて人間の急所でもあり、いかなる場合でも柔らかくしておくと大病から免れるということを知る人は少ないのです。