店主 内藤
世の矛盾、スジの通らない事に店主・内藤が吠える!
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痛快!店主のひとりごと
店主のひとりごと Vol.182
汗の神秘
2011.01.19

前回まで、病気、シミ、シワの根源に、静電気の恐ろしさがあるということを強調してまいりました。

この静電気のことについては、まだまだ深いものがたくさんあり、今回はある驚くべき秘密についてご紹介していきましょう。


まず、ここで一つ質問です。

皆さんは、冬でも、夜、寝ておられる時に、たくさんの汗をかいていることはご存知ですよね。

では、その汗の成分はどのようなものがあるか知っていますか?

「う〜ん! 汗は舐めるとショッパいから、塩も入っているのだろう??」 


と、予想されると思いますが、その通りで、成分的には、ズバリ、水と1%弱の‘NaCl'でほとんどを占めています。



で,ここからが本題です。

では、その汗の成分に、なぜ、NaClという‘ミネラル’が含まれているのか、ということを今までに考えたことがあるでしょうか?


さあ、ここに非常に重要な秘密が隠されているので、じっくり考えて下さい。

皆さんの中には、汗というものが、‘排毒’や‘温度調整’のために存在していると思っている方もおられることでしょう・・・・。



しかし、・・・・

もし、それだけなら、何も ‘NaCl' など出さなくても、水分だけで十分ではないのですか?

現代人は、ただでさえミネラル不足なのに、なぜ、貴重なミネラルを汗として出してしまうのでしょうか?


こんなことを店主は考えていたのです。



それでは、ここで店主の考えを紹介させて頂きましょう。

昨年暮れ、‘気流測定機’という100万円を超える計測器をお持ちの方に来て頂き、店主のいろいろな臓器に対応するツボに電気的な刺激を与えて、どのくらい電気伝導度があるか?  を測定して頂いた時のことでした。

肝経、腎経、自律神経系など、いろんな対応のツボに電気を流して、臓器の活性度を測定し終えた時、その測定者がボツっと次の言葉を発したのでした。


「人間は調子が悪くなってくると、その臓器に対応するツボが皮膚表面に浮き出てきているんだよな〜!」 と。


それを聞いた瞬間、ハっ!として、‘とてつもない人間の秘密を知ってしまった!!’ と心の中で叫んでいたのです。



疲れてきた臓器に対応するツボを押すと ‘痛い!!’ と叫んだ経験が誰もがしていることでもおわかりなると思いますが、それが疲れた臓器のツボが表面に浮き出ているということはわかるのですが・・・

ビックリしたその気づきはこうなのです。

今まで何度も説明してきたように、病的な細胞、臓器は必ずプラスイオンで覆われており、そのプラスイオンである‘静電気’を何とか中和もしくは放電したいと脳は考えているのです。

そして、そのことを実行するために、臓器に溜まっている静電気を‘ツボ’という電気の流れる経絡を通して体表から出すために、

ツボそのものも肌表面近くに浮き出させ、水よりもはるかに放電しやすい‘塩水’にツボを触れさせて自分の体を守ろうとしているのだ!! と気づいたのです。

要するに、汗というのは、病的になってきた細胞、臓器に帯電している静電気を抜くためのウルトラCだということなのです。



そこで、もう一つ質問ですが・・・

この汗というものは、一体どこが一番多く'汗腺'という汗を出す通路が多いのかご存知ですか?


それは、・・・ズバリ! 1番が、‘手のひら’、2番が‘足裏’、3番‘額’という順なのです。


では、なぜ、この順位なのか、少し考えてみて欲しいのです。

もし、排毒や体温調整のための汗なら、腕や足裏以外の足、背中でもよいのではないでしょうか?


ここに、‘静電気を抜くための汗’という推測を確信している内容があるのです。



手のひらや足裏に最も多い秘密は、何かに最も触れる機会がある位置ということであり、これは‘アース’できるという可能性が高い順位だと考えられるでしょう。

そして、額は、眉間の奥の本能の座である重要な‘間脳視床下部’を守るための汗による放電ということが推測され、汗というすばらしい防御反応を感謝せねばならなくなるのです。



ここまで読まれた方の中には、この静電気の放電という視点からも、いかに脂肪を溜めることが恐ろしいかも理解できたことでしょう。

‘脂肪’は、体脂肪計の計測の原理でもわかるように、体重が重くても筋肉の多い人は数値が低く、脂肪の多い人は高いというように、脂肪は電気を通さない‘絶縁体’そのものなのです。

これが、太ることの恐ろしさなのです。



ところで・・・・

汗の成分が、Na,Cl以外のミネラル、例えば、マグネシウムやカリウムが、なぜ、ないのでしょうか?

ひょっとして、現代人が過剰なまでに有害な人工の精製塩(NaCl)を取りすぎることを脳は知っており、そこで余分なNaClを出すようになっていったのか?

でも、江戸時代以前の人工の精製塩のなかった時から、やはり、汗の成分は今の成分とまったく変わっていないような気もしますし・・・??

あるいは、海という母なる存在から最も簡単に手に入るということを知っていたのでしょうか?


まあ、静電気を抜くためには、体内にミネラルをドンドン送りこんで、電気の流れも良くしなければならない、ということも超重要であることは変わりませんが・・・



最後に余談ですが、・・・・

センター入試も終わり、これから2次試験、私立の試験などが行われますが、

まず、落ち着くための秘策として、左薬指の爪の辺りを右手の親指と人差し指でよくもんだり、こすたっりしてみると良いでしょう。


これだけで、不思議に脈拍数もドンドン下がり、リラックスできる状況になりますし、当然、息を吐き切るという腹式呼吸も絶対のちからを発揮します。

また、脳への血流を20%近く上げる秘策が、以前、紹介した‘中指そらし’ですので、実施されると良いでしょう。


あっ、そうそう!  物事の本質をつかむ力を与えてくれる秘中の秘の食べ物 ‘モヤシ’ を受験生は、ドンドン食べることを忘れずに・・・・