店主 内藤
世の矛盾、スジの通らない事に店主・内藤が吠える!
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痛快!店主のひとりごと
店主のひとりごと Vol.171
ガンと胎児の共通点
2010.10.26

前回までガンに関するお話をしてきたわけですが、今回はガンそのものの発生に関する店主が気づいたことをお話してみたいと思います。

ガストン・ネサンは、ガンにそのエサである‘窒素’を与えて、ガン毒素を出させず、ガンの治癒を果たしていました。

では、そのガンという生命体は、どのような過程で発生しているのか? を皆さんにお勉強して頂きたいと思うのです。


今まで、店主は、‘酸欠’がガンの発生に大きく関与している、と言い続けてまいりました。

では、その根拠は一体どこにあるのか??


となると、過去のコラムも思い出して頂きたいのですが、和歌山県のキコリのお話を覚えていますか?

この事実はとても重要で、ほとんどの医学関係者も知らないので知っておく価値があります。



今から50年以上も前に、和歌山県のキコリに‘胃がん’が非常に多かった事実があるのです。

これだけを聞いて、「あれっ!  それって変よね!」と思えた方は、何人いるでしょうか? 

そうです!  この事実だけで、今、はやりの「体温が高くなればどんな病気もなくなる」と、もてはやされている医学博士の説が絶対性もなく、ほんの一部の真理でしかないということが理解できるのです。

なぜ、キコリというものすごく体力があり、運動をしていて‘体温が高い人達’にがんが多かったのか?


その秘密はこうです。


これは、ちょうど日本が高度成長期で,家もたくさん建っていた時で、作っても作っても売れていく中で、その材料である木を扱うキコリたちもそれは忙しいまっただ中で、休憩時間もまともに取らず、おにぎりを口の中に入れたままの状態で斧を一生懸命に振っていたのでした。

すると・・・・

斧を振るのに膨大な酸素と栄養が筋肉を使うことに消費され、胃の中に酸素が入ってこない酸欠状態に追い込まれ、酵素の生成もままならず、入ってきた食べ物をまともに消化、分解できなくなるうえに、消化液そのものが粘膜を傷つけ、潰瘍を生じたり、酸素がなくても生きていけるガンの発生を促してしまったのでした。

その証拠に、実際、このキコリに発生していた胃がんも、ある時期よりピタッと終息しだしたのでした。

それが、‘チェンソー’の使用が境になったのはいうまでもありません。


そうそう、そういえば、・・・以前より、「食事の後すぐにお風呂に入るとガンになる」と言っていた人もいたのですが、これで皆さんもこの言葉の意味に正統性があることをご理解できることと思います。


つまり、食後いきなり熱いお湯に入ると、全身に血液がくまなく行きわたり、酸素もめぐること自体は良いのですが、胃に酸素を集中したいときに全身に酸素が分散することは、ある意味、斧を振っている時と同じ内容ということなのです。


ですから、食後はせめて30分くらい待ってお風呂に入ると胃が喜びます。



そして・・・・

店主がガンのことをず〜と考えていたある日、「ガンの原因ははやり酸欠からだ!」 と飛び上がらんばかりに喜んだ気づきが‘腫瘍マーカー’の意味を考えていた時のことでした。


‘腫瘍マーカー’とは、ガンになった時に血液中に増えるタンパク質などの数値のことで、大腸がんや子宮がん、肺がんなど、たくさんのガンに対応してる腫瘍マーカーがあるのです。

その代表的存在が、‘CEA’というもので、この名前の解説には、‘ガン胎児性たんぱく質’という言葉が載っているのです。



ここで、皆さんは‘ガンと胎児’に何の関係があるのか? と思われることでしょう。

しかし・・・・

ここに、ガンというものの本質を見抜く答えが隠されていたのです。


ところで、・・・・

ここで皆さんに一つ質問してみたいことがあります。

出産直前まで胎児はお母さんのおなかの羊水の中で眠っていたのですが、その時、胎児を生かすためにその栄養や酸素は一体どこから補給していたのでしょうか?

さあ、よ〜く考えて下さいね。

やはり、ほとんどの人が、‘へその緒’ とお答えになるでしょうか。


では・・・・

栄養というモノは、当然、血液から送られてくると思いますので、お母さんの血液が胎児の中に入っているということですよね。

しかし・・・・

もし、胎児の血液型が‘A型’で、お母さんの血液型が‘B型’だったらどうするんですか?

このようなケースは、ものすごい確率で起こりますよね!

お父さんが‘A型’であればありえるのですから・・・・

でも、A型の胎児に、B型の血が入ってしまったら、即死ではないのですか!!?? 


この秘密を考えて下さい!


そして・・・


出産直前で生まれてくる4000gくらいの胎児は、すでに大きな脳と肺も完成していますし、酸素消費量も莫大なはず・・・・

では、お母さんは、その胎児の莫大な酸素を自分が必要な酸素とは別に余分に空気を吸っているか?

そんなことは全くしていませんよね。


そうです!実は、胎児は、羊水の中にいるときは酸素を必要とせず、‘ある特殊なたんぱく質’を生きる起爆剤にしていたのです。


この酸素がなくても生きていける特殊なたんぱく質が、なぜか、ガンが発生したとき、妊娠を経験したことのない男でも血液中に増えているのです。

これこそ、以前から紹介している暴飲、暴食、ストレス、そして、・・・・いつか詳しく説明しなければならない‘体内静電気’によって、肝臓肥大、心臓肥大、膵臓肥大のように腫れはじめた臓器によって血管が押しつぶされた結果・・・

血流が悪くなって酸素が入ってこなくなったときに、酸素がなくても生きていけるというガン細胞に生まれ変わろうとした正常な細胞たちのなれの果ての姿があると言っている理由なのです。


ちなみに、肝臓がんに必ず反応する‘AFP’という腫瘍マーカーも、‘アルファ・フェト・プロテイン’の略で、このフェトという意味が‘胎児’のことなのです。

先のガンを早期に発見する‘P53抗体’とともに、本当は、腫瘍マーカーも健康診断の時に測ればよいものを、医師はガンになった時からでしか決して測ってくれません。

その理由として、「腫瘍マーカーが反応した時はもう末期だよ!」とか「あまり検査、検査としていろんな項目を測ると上からうるさく言われるのでね!」と返事が返ってきます。


しかし・・・・

一度、ガンになってしまったら、患者さんは手術や抗がん剤、放射線治療に100万円を軽く超える請求書がくるのは当然で、医療保険制度の3割負担でその請求金額ということは、病院は国に対して、一体いくらの請求をしていると思いますか?


そうです! 残り7割を請求しているのです。

今年も33兆円を超える支出と、毎年1兆円を超えるペースで増え続けている医療費の根源は一体何のかを、わたしたちはもっと考えていかねばならない時期にきているのではないでしょうか?